ホーム > 電子県庁・県政運営・県勢 > 地方分権・自治・外交 > 選挙 > 神奈川県選挙管理委員会 > 令和7年度かながわ選挙カレッジ活動報告
初期公開日:2025年5月29日更新日:2025年10月29日
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令和7年度かながわ選挙カレッジの活動内容について、カレッジ実習生や選挙管理委員会職員による報告を掲載しています。
5月3日の神奈川県庁本庁舎公開において、模擬投票コーナーを出展しました。
かながわ選挙カレッジ実習生によるブース概要の説明を聞いていただき、模擬投票を行いました。投票には、架空の候補者を見立てた選挙公報を用いたほか、投票の秘密を守るため投票記載台にしきりを用意するなど、本来の投票に近い形で実施しました。架空の候補者が掲げる政策は、お子さんにも親しみやすい内容にしたため、ブースに掲示していた選挙公報をじっくりと見て、誰に投票するか考えている若い方々の表情が印象的でした。
今回、投票していただいた方を含め、投票に行くことの重要さと、政治や選挙は難しいという考えの払拭に少しでも役立てていただければ幸いです。


5月29日、任命書交付式が行われ、令和7年度の「かながわ選挙カレッジ実習生」が正式に任命されました。
今年度は9大学から過去最多の計24名がカレッジ実習生として活動していきます※。
任命書交付後、神奈川県明るい選挙推進協議会委員及び神奈川県選挙管理委員会委員の方々と、個人でのこれまでの活動実績や選挙制度などについて、意見交換会を実施いたしました。
この1年間、昨年度のカレッジ実習生が出した企画の実施や出前事業などを通して、若年層を中心に、投票の流れや大切さについて発信していきます。
より良い活動ができるよう誠心誠意努めてまいります。よろしくお願いいたします。


7月3日は参議院議員通常選挙の公示日でした。カレッジ実習生は、本庁舎大会議場で、各候補者陣営が参議院神奈川県選出議員選挙の立候補の届出をしている様子を見学させていただきました。
届出受理の事務は厳正に行われ、緊張感のある雰囲気に包まれていました。
まさに、選挙の裏側を知ることができたので、今後もこういった機会があれば、発信していきたいと思います。


7月7日、県立三浦初声高校に、神奈川県内で初めて高校に期日前投票所が設置され、カレッジ実習生も運営の補助を行いました。
実際に投票をされた生徒の方も、高校に期日前投票所が設置されたことを前向きにとらえていたのが印象的でした。
今後も似たような事例が増えていき、有権者の方にとって投票環境が向上していくとよいと思います。


7月9日~7月11日まで県立伊志田高校に、期日前投票所が設置され、カレッジ実習生も運営の補助を行いました。
伊志田高校の期日前投票所には、学校の関係者の方だけではなく一般の有権者の方もお越しになっていました。
カレッジ実習生の中でも、どのようにすれば投票率は向上するのか、考えていきたいと思います。

9月26日、本庁舎大会議場にて、令和7年度明るい選挙啓発ポスターコンクールの神奈川県審査員として作品を審査させていただきました。
今年度は県内市区町村より計2,199点の応募があり、入賞作品を70点選出、更にその中から全国審査に提出する県審査優秀作品を23点選出させていただきました。
趣向を凝らした素晴らしい作品ばかりで、カレッジ実習生一同、非常に悩みながらも、厳正に審査させていただきました。



9月29日、神奈川大学附属高校で高校3年生を対象とした出前事業を行わせていただきました。
選挙管理委員会職員による選挙についての講義の後、かながわ選挙カレッジ実習生が候補者役として行った演説を聞いていただき、模擬投票を行いました。投票には、実際の選挙で使われるものと同じ材質の投票用紙を用いるなど、本来の投票により近い形で体験していただきました。
架空の候補者が掲げる政策は、生徒さんの年代である10代後半の若者に影響するものも含まれるため、事前にお配りした採点表を活用しながらじっくりと考え、演説を聞いてくださった皆さんの真剣な表情が印象的でした。
今回、受講してくださった生徒さんの中にはすでに選挙権を得ている方も多くいらっしゃったのではないかと思います。この出前事業を通じて、投票に行くことの重要さと、政治を“自分ごと“として捉えることの必要性を少しでも感じていただけたら幸いです。




10月1日、県立平塚中等教育学校で中学2年生を対象とした出前事業を行わせていただきました。当日は最初に選挙管理委員会職員から政治と選挙についてと、年代ごと、特に若年層の投票率についての説明がありました。その後数人ずつのグループに分かれ、グループごとに複数の政策テーマから一つを選び、テーマについて各世代のロールプレイングを交えつつ投票のシミュレーションを行いました。
生徒の方もテーマに対して自分がロールプレイングしている年代はどうするだろうと考えながら話し合いをしてくださいました。
テーマの中には13歳からの投票を認めるかというものもあり、それぞれの年代としての考えだけではなく自分たちはどう思うかも聞かせていただきました。生徒の方も賛成、反対とそれぞれの理由を出してくださり、この出前事業を通して生徒の方々が今後の選挙についても身近に感じてくれたのではと思います。


10月10日、横浜市若者選挙啓発団体の「横浜市イコットプロジェクト」の方々と意見交換を行いました。
若年層の投票率向上について、自身の選挙に関する経験を踏まえた話題を中心に様々な議論を行うことができました。カレッジ実習生と世代が近いイコットプロジェクトの方々とお話をする中で、カレッジ実習生の間だけでは出ないような考えを知る良い機会になりました。
今後も、様々な団体と意見交換を行って、若年層を含めた投票率の向上について考え続けていきたいと思います。

10月19日、横浜市役所で行われた秋祭りに、横浜市選挙管理委員会が出展した「投票用紙deピッタリチャレンジ」ブースの運営を横浜市イコットプロジェクトの方々と協力して行いました。
当日は多くのお子さんがブースに訪れ、ご自身で候補者を選び投票するという、選挙の流れを楽しんでいる姿が印象に残りました。
今後も様々な啓発事業に参加し、若年層をはじめとした投票意識の向上に取り組んでいきたいと思います。


10月23日、鎌倉女学院高校で高校2年生を対象とした出前事業を行わせていただきました。
授業の前半には、東京地方税理士会の税理士の方による税金に関する講義を拝聴しました。
授業の後半では、選挙管理委員会職員による選挙についての講義の後、かながわ選挙カレッジ実習生が候補者役として行った演説を聞いていただき、模擬投票を行いました。
架空の候補者が掲げる政策は、生徒さんの年代である10代後半の若者に影響するものも含まれおり、学生の皆様の間で、選挙公約について真剣に考えている様子が印象的でした。
今回の税金、政治、選挙に関する講義を通じて少しでも関心を持つ方が増えればと思いました。




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