食中毒の発生について

掲載日:2019年6月12日
2019年06月12日
記者発表資料
(県政・横須賀市政記者クラブ・鎌倉市広報メディアセンター同時発表)

 6月7日(金曜日)、鎌倉市内の医療機関から、「6月1日(土曜日)に鎌倉市内の飲食店を利用して下痢、発熱等の症状を呈する患者を複数名診察した。」旨の連絡が鎌倉保健福祉事務所にありました。
 鎌倉保健福祉事務所で調査を行ったところ、原因と考えられた食品は当該飲食店が提供した食事だけであること、症状が共通していること、患者の便からカンピロバクターが検出されたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数

4名(女性:4名)(調査中)

2 患者数

4名(女性:4名)(調査中)

3 入院者数

0名

4 主な症状

下痢、腹痛、頭痛、発熱など

5 原因施設

名 称 九州酒場 福(きゅうしゅうさかば ふく)
営業者 福山 忠晃(ふくやま ただあき)
業 種 飲食店営業
所在地 鎌倉市常盤155-1

6 原因食品

調査中
6月1日(土曜日)に提供された主なメニュー
地鶏白レバ刺し、特製もつ鍋、地鶏ももタタキ、ガーリックポテト、ガーリック唐揚げ、霜降り馬刺し、チキン南蛮、手羽先ぎょうざ、ちゃんぽん麺など
※提供された食事には、加熱不十分な鶏肉が含まれています。

7 病因物質

カンピロバクター・ジェジュニ

8 措置

原因施設に対して、6月12日(水曜日)から営業禁止

6月15日(土曜日)営業禁止解除

本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。


県民の皆さんへ

カンピロバクターによる食中毒とは

 カンピロバクターは細菌の一種で、ジェジュニやコリなどの菌種があり、鶏、牛、豚、ペット、野生動物などの消化管内に生息しています。
 食中毒の事例では、鶏肉やレバー等の生食や加熱不足によるものがあります。

 潜伏時間:2~7日

 主な症状:腹痛、下痢、発熱、倦怠感、頭痛、吐き気など

カンピロバクター食中毒予防のポイント

1 食肉は十分加熱し、生食を避けましょう。

2 生肉を取り扱った後の手指、調理器具は十分に洗浄・消毒しましょう。

3 生肉を冷蔵庫で保存するときは他の食品を汚染しないようにしましょう。

4 井戸水や沢水は動物の糞等で汚染されている場合があるので、塩素消毒をするか、沸かしてから飲みましょう。

食品に「食中毒菌」が付着しても肉眼では分からない上、食品中で「食中毒菌」が増えても、臭いや味、色などが変わらないことが多いので、食品の取扱いにあたっては、次のことに注意して、予防対策を万全にしましょう。

食中毒予防の3原則

原則1 つけない

  • 調理の前、生の魚や肉をさわった後は、手をよく洗いましょう。
  • 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用などに分けて使いましょう。
  • 生の肉や魚を保存するときは、他の食品にふれたり、ドリップなどが他の食品を汚染しないよう、ラップなどに包んで保存しましょう。

原則2 増やさない

  • 傷みやすい食品は室温で放置せず、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。
  • 調理した食品は早めに食べましょう。

原則3 やっつける

  • 加熱調理をする食品は中心までよく火を通し、特に肉類は生で食べないようにしましょう。
  • ふきんやまな板などの調理器具はよく洗い、消毒しましょう。

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含む)

 

 

件 数

患 者 数

死 者 数

平成31年1月1日から令和元年6月12日 10時

29件

 212名

0名

平成30年同期

43件

 501名

0名

平成30年(1月から12月)

 97件

944名

0名

 

(問合せ先)

神奈川県鎌倉保健福祉事務所
食品衛生課長 諸角 電話 0467-24-3900 内線270、271
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 小笠原 電話 045-210-4930
食品衛生グループ 青山 電話 045-210-4940