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更新日:2025年11月19日

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食中毒の発生について

2025年11月19日
記者発表資料
(県政・秦野記者クラブ同時発表)

秦野市内の飲食店を原因とする食中毒が発生し、平塚保健福祉事務所秦野センターは令和7年11月19日(水曜日)に、飲食店の営業者に対し、営業禁止処分を行いましたのでお知らせします。

1 概要 

令和7年11月14日(金曜日)、秦野市内の飲食店を利用した人から「11月12日(水曜日)に飲食店で食事をしたところ、複数名が嘔吐、下痢等の症状を呈した。」旨の連絡が平塚保健福祉事務所秦野センターにありました。
当センターが調査を行った結果、11月11日(火曜日)及び11月12日(水曜日)にこの飲食店を利用した複数の利用者が同様の症状を呈していることが判明し、次の理由から、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。

  • 食中毒様症状を呈している人の共通の食事がこの飲食店が提供した食事だけであること
  • 患者の症状及び潜伏期間が共通していること
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があったこと

2 発症状況

摂食者数

9名(男性:2名、女性:7名)(調査中)

患者数 5名(男性:1名、女性:4名)(調査中)
入院者数 0名(入院者はおらず、快方に向かっています。)
初発日時 令和7年11月12日(水曜日) 2時00分頃(調査中)
主な症状 嘔吐、下痢等

3 原因施設

名称 レストラン ぴーぷる
営業者 渋谷 國夫(しぶや くにお)
業種 飲食店定業
所在地

神奈川県秦野市柳町2-4-6

4 原因と措置

原因食品

調査中

11月11日(火曜日)及び12日(水曜日)に提供された主なメニュー

さわらのカルパッチョ、豚肩ロース肉のグリエ、クロダイパートフィロ包み焼き、仔羊と野菜のトマト煮込みクスクス等

病因物質 調査中
措置

原因施設に対して、11月19日(水曜日)から営業禁止

(なお、同施設は11月18日(火曜日)14時から営業を自粛しています。)

5 検査状況(11月19日(水曜日)12時現在)

患者便

ノロウイルス4検体(4検体陰性)

従事者便

ノロウイルス3検体(3検体陰性)

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含まない)

 

件 数

患 者 数

死 者 数

令和7年1月1日から11月18日

80件

1,048名

0名

令和6年同期

77件

917名

0名

令和6年(1月から12月)

 84件

951名

0名

県民の皆さんへ

食品に「食中毒菌」が付着しても肉眼では分からない上、食品中で「食中毒菌」が増えても、臭いや味、色などが変わらないことが多いので、食品の取扱いにあたっては、次のことに注意して、予防対策を万全にしましょう。

食中毒予防の3原則

原則1 つけない

  • 調理の前、生の魚や肉をさわった後は、手をよく洗いましょう。
  • 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用などに分けて使いましょう。
  • 生の肉や魚を保存するときは、他の食品にふれたり、ドリップなどが他の食品を汚染しないよう、ラップなどに包んで保存しましょう。

原則2 増やさない

  • 傷みやすい食品は室温で放置せず、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。
  • 調理した食品は早めに食べましょう。

原則3 やっつける

  • 加熱調理をする食品は中心までよく火を通し、特に肉類は生で食べないようにしましょう。
  • ふきんやまな板などの調理器具はよく洗い、消毒しましょう。

 

問合せ先

神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター
食品衛生課長 青山 電話 0463-82-1428 内線260
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 宮崎 電話 045-210-4930
食品監視グループ 藤嶋 電話 045-285-0741

このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。