毒キノコによる食中毒の発生に伴う注意喚起について

掲載日:2018年10月5日
2018年10月05日
記者発表資料
(県政・平塚記者クラブ同時発表)

 10月2日(火曜日)、中郡大磯町内の消防機関から、「本日、キノコを喫食して意識消失、血圧低下等の症状を呈した患者を救急搬送した。」旨の連絡が平塚保健福祉事務所にありました。
 当保健福祉事務所で調査を行ったところ、患者が自宅の庭でキノコを採取し、自宅で調理して喫食したことが判明しました。
 当保健福祉事務所では、同一採取場所で採取したキノコについて調べたところ、ニセショウロ属のキノコと確認されたこと、患者の症状がこのキノコの中毒症状と一致していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、このキノコを原因とする食中毒と決定しました。
 本事例は、家庭での調理に伴う食中毒ですが、広く注意喚起を行うために公表するものです。

1 摂食者数

2名(男性:1名 女性:1名)

2 患者数

1名(男性:1名)

3 入院者数

1名(男性:1名)10月4日(木曜日)に退院しています。

4 症状

意識消失、血圧低下、徐脈、神経症状

5 原因施設

家庭

6 原因食品

キノコ(ニセショウロ属)
※自宅でこのキノコをミョウガと炒めたもの

7 病因物質

植物性自然毒


県民の皆さんへ

ニセショウロ属のキノコとは

・夏から秋に特に多く、森林内、公園などの地上に発生します。

・食用キノコのショウロ、セイヨウショウロ(トリュフ)に外見が似ているので注意が必要です。

・ニセショウロ属のキノコは有毒で食用にできません。喫食することにより、消化器症状や神経症状を呈する可能性があります。

【患者自宅に自生していたニセショウロ属のキノコの写真】
左:キノコ断面
右:キノコ外観
nisesyouro
撮影:折原貴道(神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員)

毒キノコによる食中毒に注意しましょう

 毒キノコによる食中毒防止のために、次のことに十分注意してください。

  • 食用と確実に判断できないキノコは、絶対に「採らない!」「食べない!」「売らない!」「人にあげない!」
  • 誤った言い伝えや迷信を信じない。(茎が縦に裂けるキノコは食べられる、ナスと煮れば毒が消える等)
  • キノコは発生場所や発生時期により、図鑑の写真と色や形態が異なる場合も多いため、安易に判断しない。

リーフレット「毒キノコに要注意」(厚生労働省)(PDF:622KB)

関連リンク

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含む)

 

 

件 数

患 者 数

死 者 数

平成30年1月1日から10月5日 10時

79件

 802名

0名

平成29年同期

49件

 391名

0名

平成29年(1月から12月)

 63件

444名

0名

 

(問合せ先)

神奈川県平塚保健福祉事務所
食品衛生課長 白石 電話 0463-32-0130 内線230
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 加藤 電話 045-210-4930
食品衛生グループ 松永 電話 045-210-4940

 

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