住まいのアレルギーについて

掲載日:2018年5月1日

アレルギーについて

アレルギーとは

人間のからだに細菌やウイルスなどの異物(抗原)が侵入すると、その異物に対抗する物質(抗体=免疫)が作られます。

これが体を守る免疫反応で、免疫は普段外的からほどよく身を守り、自分の体に有利に働くものですが、過敏に反応しすぎると喘息やじん麻疹などの不快な症状を起こすことになります。

この、からだにとって不利益な反応を起こすことをアレルギーと言います。

アレルゲンとは

アレルギーを起こす原因となる物質をアレルゲンと呼びます。

アレルゲンには、食物性とそれ以外のものがあります。

住宅内のアレルゲン

  • ハウスダスト(家の中のほこり)
  • ダニ(死骸・抜け殻・糞・虫体
  • カビ
  • ペット(犬・猫・鳥等の上皮・垢・排泄物・毛等
  • 花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサ・カモガヤ等
  • その他(羊毛・絹・そば殻・昆虫等

アレルゲン以外で発症の要因になるもの

たばこ、大気汚染、食事、食品添加物、アルコール、呼吸器感染(かぜ)、運動、気象変化、ストレス、不規則な生活、化学物質等

アレルギー疾患について

アレルギー性の疾患の原因は、アレルゲンによって症状が出るアレルギー体質を持っていることです。

しかし、アレルギー体質であっても、アレルゲンに触れなければ症状はでません。

まず、身近にアレルゲンがあり、体調が崩れているとき(ストレスが溜まっていたり、風邪を引いている等)に発症しやすくなります。

日ごろから、アレルゲンになる物質を住宅内から減らすことは、症状を軽くすることだけでなく、予防として重要です。

アレルギー性の疾患を持つ人は増加しており、小中学生の約40%は、何らかのアレルギー性の疾患を持っているといわれています。

これは、住居の気密性が増したことや、住まい方の様式(エアコンや絨毯の使用など)が従来と変わっていることに関係があります。

アトピー性皮膚炎等、アレルゲン対策と共にスキンケアなど他の対策が重要なアレルギー疾患も多く、発症した場合には、早めに医師に相談することが重要です。

 
疾患名 症状 アレルゲン(原因・要因になるもの)
アトピー性皮膚炎 皮膚のかゆみ・湿疹 チリダニ・食物・化学物質
気管支喘息 喘鳴・呼吸困難 ハウスダスト・ダニ・動物の毛・食物・化学物質
アレルギー性鼻炎 鼻水・鼻づまり・くしゃみ 花粉・ハウスダスト・ダニ・カビ・化学物質・その他
アレルギー性結膜炎 眼のかゆみ・充血等 花粉・化学物質・その他
アレルギー性胃腸炎 腹痛・下痢 食物・薬物・化学物質
じんましん 皮膚や粘膜の発疹 食物・植物・薬物・化学物質
花粉症 鼻・眼・皮膚・耳の症状 花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサ等)・化学物質