住まいの中のダニについて

掲載日:2018年5月1日

住まいの中で人に被害をもたらす主なダニ

種類 生息場所 形態及びその他の特徴
人を刺すダニ ツメダニ類 住居内 体長0.2mmから1.0mmで蝕師肢が大きく、末端の爪が巨大

吸血はしない

夏から秋に多数発生することがある

小さな虫や他のダニを補食しているので、それらが増えると本種も増加する

イエダニ ネズミに寄生 体長0.5mmから1.0mmで淡い褐色

吸血する

被害は6から9月に多い

トリサシダニ

スズメサシダニ

ワクモ

鳥類に寄生 体長0.7mm

吸血する

被害は4月から7月及び9月に集中する

アレルギーの原因となるダニ チリダニ類

(コナヒョウヒダニ、
ヤケヒョウヒダニ)

住居内 体長0.2mmから1.0mmで蝕師肢が大きく、末端の爪が巨大

吸血はしない

夏から秋に多数発生することがある

小さな虫や他のダニを補食しているので、それらが増えると本種も増加する

皮膚疾患の原因となるダニ ヒゼンダニ 人の皮膚に寄生 体長0.4mm程度で半透明の円盤状

痒みの強い皮膚疾患(疥癬)を起こす

接触により人から人へ感染する

食品害虫としてのダニ コナダニ類

ニクダニ類

貯蔵食品 体長0.4mmから0.8mmで乳白色または半透明

食品のほか、新しい畳などに大発生することがある

 

発生条件

次のような条件がそろうとダニは増加しやすい
温度 20℃から30℃
湿度 60%から80%
食物 フケ、食べかす、カビ、ハウスダスト等
 

対策

ダニの発生条件をなくす(減らす)こと
種類 対策
人を刺すダニ ツメダニ類 生息場所や繁殖条件はチリダニ類と同様なので、具体的対策は次項「アレルギーの原因となるダニ」の項を参照
イエダニ ネズミに寄生するので、対策はネズミ駆除
トリサシダニ

スズメサシダニ

ワクモ

主に被害は、野鳥の雛が巣立った後起きるので、戸袋や換気扇孔などに巣を造らないようにし、造られてしまった場合には速やかに、巣立ち後の巣を撤去する
アレルギーの原因となるダニ チリダニ類

(コナヒョウヒダニ、
ヤケヒョウヒダニ)

環境対策 じゅうたんは極力敷かないでフローリングにする

布製ソファーやぬいぐるみなども極力使用しない

寝具は、高密度繊維のカバーなど掛けダニの侵入を防ぐ

畳は、化学畳を使用する

室内に日常使わない者は置かず、整理整頓しハウスダストがたまりにくい環境にする

清掃 はたきやほうきはほこりやダニが舞い上がるので、掃除機または雑巾を使用する

寝室や居間はできれば毎日掃除機をかける(1分/1畳程度)

じゅうたんはクリーニングに出すのが最も効果的

温・湿度対策 布団類は、晴天の日にできるだけ天日干しを行い、干した後は必ず雑巾をかける

天日干しの際に、黒い布をかけると温度が上がり効果的

布団カバーはこまめに洗濯する

布団乾燥機は殺ダニ効果があるので、週1回程度使用し、終了後掃除機をかける

可能であれば畳は時々天日干しを行い、含水量を減らす

換気や冷暖房器具、除湿気等の有効活用により、室の湿度を60%以下にする

皮膚疾患の原因
となるダニ
ヒゼンダニ 感染してしまった場合には、早めに医師の診断・治療を受ける

シーツや布団カバー、下着、寝間着などを洗濯する

布団を干す

掃除機による清掃の実施

食品害虫としての
ダニ
コナダニ類

ニクダニ類

開封後の長期保存で水分の含有の増した貯蔵食品の水分管理を含め、室内の湿度を下げる