「食中毒警報」を解除しました
掲載日:2020年10月28日
神奈川県では、8月18日に発令した食中毒警報を、10月28日に解除しました。
食品取扱い営業者への注意事項
食中毒警報は解除されましたが、食品の取扱いが悪ければ食中毒は発生します。
今後も、食中毒予防の三原則「清潔」、「冷蔵・迅速」、「殺菌」を守って、自主管理を徹底し、食中毒の発生を防止しましょう。
食中毒予防の三原則
「清潔」:食品に食中毒菌をつけない
- 調理前には、食材や手指をよく洗いましょう
- ねずみ、ゴキブリなどの駆除をしましょう
「冷蔵・迅速」:食品中で食中毒菌を増やさない
- 食品は、10℃以下で保存しましょう
- 調理したものは早く食べましょう
- 長時間の室温放置は避けましょう
「殺菌」:食中毒菌を生かさない
- 中心まで十分に加熱しましょう
- まな板、ふきんは殺菌し、よく乾燥させましょう
県民の皆さんへ
食中毒警報は解除されましたが、食品の取扱いが悪ければ食中毒は発生します。
特に秋の行楽シーズンを迎え、旅行、ハイキング等でお弁当をつくる機会も多くなると思いますが、必ず当日に調理し、食べるまでの温度管理に注意しましょう。
また、できるだけ早めに食べ、食べ残したものを長時間置いてから食べることは避けましょう。
今年も毒キノコによる食中毒が発生していますので、食用のキノコと確実に判断できないキノコは、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ことを守りましょう。
フグの素人料理は食中毒の原因となりますので、絶対にしないでください。
肉類は生食を避けて、中心部まで十分に加熱して食べましょう。
食中毒を予防するには、食中毒予防の三原則「清潔」、「冷蔵・迅速」、「殺菌」を守ることが重要です。
日頃から手洗いの習慣をつけ、食品は衛生的に取り扱うよう心がけましょう。
冬期には、例年ノロウイルスによる食中毒が多発します。
二枚貝(カキなど)の生食が原因となる場合がありますので、二枚貝は十分に加熱調理して食べましょう。