ソーラーシェアリングの魅力

掲載日:2018年12月13日

新着

2018年12月13日 ソーラーシェアリングのワンストップサービスを開始しました。新着

ソーラーシェアリングの魅力

県では、再生可能エネルギーの普及やエネルギーの地産池消を目指し、営農を続けながら太陽光発電等を行うことができる「ソーラーシェアリング(営農型発電)」の普及拡大を進めています。
このページでは、農業と太陽光発電等を組み合わせた新たな発電事業である「ソーラーシェアリング」について紹介します。

ソーラーシェアリングってなに?

ソーラーシェアリングとは、農地に支柱等を立てて、その上部に設置した太陽光パネルを使って日射量を調節し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取組をいいます。
営農を続けながら、農地の上部空間を有効活用することにより発電収入を得ることができますので、農業経営をサポートするというメリットがあります。
さらに最近では、増加する荒廃農地の有効活用という観点でも、活用が期待されています。

俯瞰図下から見たソーラーシェアリング

ソーラーシェアリングを始めるための手続

ソーラーシェアリングは、2018年5月15日に農水省から公表された「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについて」に基づき、農地一時転用の許可申請等の手続が必要となります。

なお、農地一時転用の許可を申請する際には、事前に太陽光発電事業を開始するための手続(経済産業省の「事業計画認定の申請」及び電力会社との「電力受給契約の申込み」)を行っておく必要があります。

〔ソーラーシェアリングを実施するまでの流れ〕

ソーラーシェアリングを実施するまでの流れ

農地一時転用許可の手続について

ソーラーシェアリングは営農の継続を前提とするため、営農に支障を与えないこと(※)が求められます。

※ 農地における単収が、同じ年の地域の平均的な単収と比較して概ね2割以上減少しないこと、農作物の品質に著しい劣化が生じないこと等。

そのため、市町村の農業委員会に、農地転用の申請書に加え添付資料として

(1) 営農型発電設備の設計図

(2) 営農計画書

(3) 営農への影響の見込みおよびその根拠となるデータ 

等を提出する必要があります。(なお、一時転用は10年又は3年ごとに継続審査を受けることとなります)

また、営農開始後は農作物の状況について毎年の報告等も必要となります。

>>詳しくはこちらをご覧ください。(農林水産省ホームページ)

太陽光発電事業のための手続について

ソーラーシェアリングで作った電気を固定買取価格制度を利用して売電する場合は、経済産業省や電力会社に対して様々な手続などが必要となります。

>>詳しくはこちらをご覧ください。(資源エネルギー庁ホームページ)

ソーラーシェアリングのワンストップサービスについて

県内農業者や県民の方々に対し、ソーラーシェアリングに必要な手続から発電設備の設置工事等までを、民間事業者が一貫して支援するサービス(ワンストップサービス)のプランを募集し、所定の要件を満たしたプランを公表しています。

>>ワンストップサービスプランはこちらで公表しています。

>>ワンストップサービスプランの募集についてはこちらをご覧ください。

(注)第一回の募集は終了しました。

どれくらい普及しているの?

全国で約1,200件(平成29年3月末時点)が農地一時転用の許可を得ています。

営農型発電設備の設置に係る許可実績(平成29年3月末現在)都道府県別(PDF:53KB)(出典:農林水産省)

営農型発電施設の県内事例(農地課ホームページ)

どんな作物が向いているの?

太陽光パネルが日光を遮ってしまうので、あまり日光を必要としない「光飽和点(植物の成長を促すのに必要な光の強さの限界)」が低い作物が栽培に向いているといわれています。

具体的には次の作物がソーラーシェアリングに適していると考えられます。

お茶、稲、さといも、サツマイモ、キャベツ、白菜、レタス、みつば、ブドウ、もも、梨、いちご、ねぎ、アスパラ、ナス、エンドウ、ミョウガ等

どんな導入事例があるの?

県外 お茶、稲、ぶどう、梨、サツマイモ等多くの導入事例があります。

導入事例(一般社団法人全国営農型発電協会ホームページ)

県内 栽培を開始しているものとしては「お茶、椎茸、みかん、玉竜(園芸)」等です。

導入事例

小田原市事例(小田原市エネルギー政策推進課ホームページ)

 

小田原市立芦子小学校のみなさん(4年生)がソーラーシェアリングを体験学習しました!!ソーラーシェアリングについて説明を受ける様子ソーラーシェアリングについて質問する様子

ソーラーシェアリングについて説明を受ける様子 みんな興味津々、多くの質問がありました

小学生がお茶摘みをする様子機械によるお茶摘みの様子

初めてのお茶摘み体験 機械でのお茶摘みの様子

太陽光パネルの下でお茶が育つ様子小学生が収穫したお茶の様子

太陽光パネルの下でもこんなに育ちます たくさんお茶が取れました

セミナーを開催しました

県では、県内農業者等にソーラーシェアリングの理解を深めてもらうために、スマートエネルギーセミナーを開催しました。
識者の方による講演をつうじ、ソーラーシェアリングの概要・手続き・導入事例などを紹介し、ソーラーシェアリングについて理解を深めていただきました。

平成30年度スマートエネルギーセミナー~かながわで知る ソーラーシェアリングの魅力~

日時:平成30年10月25日(木曜日)17時30分から19時00分
会場:あつぎ市民交流プラザ ミュージックルーム2(厚木市中町2丁目12番15号 アミューあつぎ7F)

ソーラーシェアリングセミナー

【講演内容】

<第一部>
・基調講演
千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役 馬上丈司氏
「ソーラーシェアリングの概要・手続き・導入事例等について」

・トークセッション
千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役 馬上丈司氏
農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課再生可能エネルギー室長 鎌田知也氏
「ソーラーシェアリングの魅力について」

<第二部>
厚木市農業協同組合
「融資について」

平成29年度スマートエネルギーセミナー

日時:平成29年10月12日(木曜日)17時00分から18時40分
会場:おだわら市民交流センターUMECO1階1・2会議室(小田原市栄町一丁目1番27号)

スマートエネルギーセミナー風景

【講演内容】

一般社団法人営農型発電協会理事 尾村 豊氏
「ソーラーシェアリングの概要・手続き・導入事例等について」

守屋茶園 守屋 栄治氏
「ソーラーシェアリングの魅力について」

農林水産省 食料産業局 バイオマス循環資源課 再生可能エネルギー室課長補佐 速見 基弘氏
「再生可能エネルギーシェアリングモデルシステム構築事業について」

関連リンク

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