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更新日:2023年10月23日

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神奈川県内の太陽光発電設備設置事例集

神奈川県内の太陽光発電設備の設置事例の紹介と公募

No.1 三菱電機ロジスティクス株式会社 関東ロジスティクスセンター1号棟(座間市小松原)

関東ロジティスクセンター

三菱電機株式会社製太陽電池 容量:319.9kW(屋根302.4kW、壁面17.5kW) システム内容:三相高圧連系

倉庫内全灯LED照明(自動調光機能付き)採用、屋根緑化も併せて実施しています。屋上への太陽光発電パネルの設置、屋上緑化及び屋根の二重化を実施したことで、倉庫内暑熱対策効果が実現し、一層の省エネ効果を得られました。

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No.2 株式会社フジタ フジタ技術センター(厚木市小野) 

三菱電機株式会社製太陽光電池 容量:10.0kW システム内容:通常連系

  • コンクリート製置き基礎(テクノマテリアル製ソーラーベース)

1設置場所を選ばない、2工期短縮が可能、3アンカーを打たないので既存屋上設置の場合、既存防水層を傷めないといったメリットが認められました。

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フジタ技術センター

No.3 日本発条株式会社 横浜事業所研究開発棟(横浜市金沢区) 

日本発条株式会社

株式会社カネカ製太陽電池 容量:100.0kW システム内容:三相高圧連系

  • 薄膜型多接合太陽電池

アモルファスシリコン層と薄膜多結晶シリコン層及び前記層間の中間層より構成されており、二層による発電により高効率化を図っています。

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No.4-1 横浜冷凍株式会社 伊勢原物流センター(伊勢原市歌川)

ヨコレイ伊勢原

パナソニック(三洋電機株式会社)製太陽電池 容量:100.0kW システム内容:三相高圧連系
横浜冷凍株式会社伊勢原物流センターでは、冷蔵倉庫の冷媒にオゾン層を破壊するフロンではなく、自然冷媒であるアンモニアを使用しています。また、建造物の強度上の問題で太陽光パネルを設置できない箇所には、薄層屋上緑化システムを678平方メートル配し、冷却効率を向上させて電力使用量の削減を図っています。

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No.4-2 横浜冷凍株式会社 横浜物流センター(横浜市鶴見区)

ヨコレイ横浜物流センター

パナソニック(三洋電機株式会社)製太陽電池 容量:100.0kW システム内容:三相高圧連系
横浜冷凍株式会社横浜物流センターでは、冷蔵倉庫の冷媒にオゾン層を破壊するフロンではなく、自然冷媒であるアンモニアを使用しています。

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No.5 株式会社リコーテクノロジーセンターC棟(海老名市下今泉)

リコーテクノロジーセンターC棟

パナソニック環境エンジニアリング株式会社製太陽電池 容量:90kW システム内容:高圧連系
南西壁面の窓部に結晶薄膜シースルー建材一体型太陽電池40kW、腰壁部に結晶系ライトスルー建材一体型太陽電池モジュール50kWの合計90kWの太陽電池モジュールを設置。結晶薄膜シースルー建材は窓部に使用して、直射日光を適度にカットし、太陽光の一部が透過、室内を明るく保ちながらエネルギーを創り出します。
結晶系ライトスルー建材一体型は、これまでの太陽電池のように屋根材や壁材の上に取り付けるのではなく、屋根材や壁材など建材としての機能を持ち、日除けとしての役目をしながらエネルギーを創り出します。さらに、二酸化炭素の削減効果もあり、環境にも配慮しています。
リコーテクノロジーセンターは、リコーの中で環境配慮型製品の開発や、グリーン調達などを実践する事業所です。リコーグループとして推進している省エネ、温暖化防止、資源有効活用、生物多様性保全などの実現に向けて、事業所運営における環境保全活動にも様々な形で取り組んでおり、太陽光発電設備の導入もそのひとつです。

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No.6 株式会社イトーヨーカ堂 アリオ橋本

アリオ橋本

パナソニック電工株式会社製太陽電池 容量:200kW システム内容:三相高圧連系

太陽光発電パネルは、店舗南側壁面、店舗2階庇上、店舗4階塔屋に設置、1階駅側にあるECO&UD;コーナーでディスプレイを使い発電量をリアルタイムに表示。また、店舗南側に風力&太陽光発電付外灯を10基設置、外灯下で発電量をリアルタイムに表示しています。
LED照明器具をショッピングセンター全体で13,056台約7割導入、売場毎に調光器具や高効率器具、階段等での人感センサースイッチの採用、外構のインターロッキング型ソーラー付LED照明の設置、建物の壁面や屋上駐車場に緑化システムの導入によるCO2削減に取り組んでいます。

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No.7 株式会社タカラレーベン レーべンバーレ横濱鶴ヶ峰ヒルズ

レーヴェンバーレ横浜鶴ヶ峰ヒルズ

パナソニック株式会社製太陽電池 容量:127.71kW(全体)1.29kW(戸別) システム内容:単相三線低圧連系

  • 日本初の戸別蓄電池付き売電可能太陽光発電マンション

マンションの屋上には1戸あたり6枚のソーラーパネルが設置され、太陽光発電による電力が直接各家庭に供給されます。また、余剰の電力は電力会社に売却することが可能です。
さらに、蓄電と供給が両立可能で、災害時など停電が続く場合、太陽光発電から蓄電池に直接充電ができ、繰り返し電力を使用することができます。
「戸別太陽光発電」と「蓄電池」を組み合わせた当システムは、株式会社不動産経済研究所の調査により日本初と認定され、「実用新案」にも登録されております(実用新案登録第3171633号)。

  • 上側写真:太陽の丘プロジェクト竣工航空写真

戸別蓄電池付き太陽光発電マンション2棟、戸建の総戸数約200戸規模の複合街づくりプラン
(1棟目:レーベンリヴァーレ横濱鶴ヶ峰ヒルズ99戸(奥)、2棟目:レーベン横濱鶴ヶ峰テラス59戸(手前))

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No.8 JA全農青果センター株式会社 神奈川センター(平塚市)

JA全農青果センター

京セラ株式会社製太陽電池 容量:889kW システム内容:三相高圧連系
農業関連施設を利用した太陽光発電支援事業は、太陽光発電設備の投資・運営をJAMCソーラーエナジー合同会社が行います。そのため、JA全農青果センター株式会社神奈川センターは初期投資がなく太陽光発電事業に参加することができ、エネルギーの地産地消・自給率向上を促し、地域の活性化に貢献します。

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No.9 日本物流センター株式会社 東京事業所(川崎市川崎区)

日本物流センター東京事業所

シャープ株式会社製太陽電池 容量:1,000kW システム内容:三相高圧連系
日本一の冷蔵冷凍倉庫保管規模を有する日本物流センター株式会社東京事業所の屋上空スペースに、1メガワット(最大出力1,034.88kW)の太陽光発電設備を設置しました。
倉庫棟屋上は特殊な防熱構造の陸屋根であったため、太陽光パネルを設置する架台の取付方法を種々検討のうえ、耐荷重及び耐風圧などの条件を十分クリアできるアンカー施工により設置しました。また、冷凍機は自然冷媒のアンモニアを採用し、倉庫内照明はLED化を進めるなど、地球環境に配慮した設備の導入を進めています。さらに、1階荷捌場(西面)には、デシカント(乾燥剤)除湿設備を設置し、少ないエネルギーで、湿度と温度を個別に管理できるよう配慮しています。

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No.10 森の里ベルフォーレ管理組合 森の里ベルフォーレ(厚木市)

森の里ベルフォーレ

ソーラーフロンティア株式会社 容量:48.7kW(パネル枚数291枚)
(1号棟22.0kW、2号棟11.0kW、3号棟15.7kW)
システム内容:単相3線低圧連系

  • 設置のねらいやメリット

マンション(築24年、RC3階建)内で発電し、全量売電を行い、エネルギーの地産地消に貢献しています。ソーラーパネル設置により夏場の屋根からの熱貫流を抑制し、空調費を削減できます。長時間停電時はパワーコンディショナーの自立運転機能により電源確保ができます。

  • その他

大規模修繕工事に合わせて設置することで、足場などの設置コストを抑制するとともに、傾斜屋根を金属屋根へ改修し、ソーラーパネルの設置に配慮しました。設置費用は修繕維持積立金を利用し、管理組合で設置費用をまかない、売電収入で回収することとしています。さらに、この売電収入については、管理組合の収益事業と位置付け、運営を行います。また、設置にあたっては、組合員の知識(部品・電気・建築・法規・経理)を活用しています。その他、モールライトの水銀灯を廃止し無電極蛍光灯に変更するなど、省エネにも十分配慮しています。

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No.1 株式会社加瀬倉庫 トランクルーム(川崎市幸区小倉)

株式会社エクソルによる接着剤工法

カナディアン・ソーラー社製太陽電池 容量:14.4kW システム内容:低圧連系

  • 本物件は株式会社エクソルの特許技術「XSOL接着剤工法」を用いて施工されています。

【雨漏りの改善について】
セメダイン社との共同開発による接着剤を使用し、工場や倉庫の屋根に多く使用されている折板屋根やコンテナ倉庫の屋根に、穴を開けずに太陽電池モジュールを設置する新工法です。

【コストダウンについて】
簡単な施工で工期を短縮でき、人件費圧縮を実現。初期費用が抑えられ早い投資回収が見込めます。専用金具を接着剤で取り付けた後、太陽電池モジュールを金具とビスで固定すれば完成です。(但し、本工法は折板屋根に限ります)

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No.2-1 太平洋不動産株式会社 川越倉庫(※)

※ 本物件は県内に所在していませんが、神奈川県内に本店(横浜市鶴見区)を有する株式会社エーアンドエーマテリアルによる先進的な設置事例のため特に掲載をいたします。

太平洋不動産株式会社

フジプレアム株式会社製太陽電池 容量:123kW システム内容:三相高圧連系

  • 超軽量単結晶太陽電池モジュールを使用した太陽光発電システム

【波型スレート屋根への設置について】
一般的な太陽電池では、重量的制約から設置を断念していた波型スレート屋根に設置したものです。

【独自の施工技術】
株式会社エーアンドエーマテリアルが100年にわたり培った波型スレート技術を応用し、波型スレートに新たな穴をあけない施工技術を採用しています。

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No.2-2 丸栄工業株式会社 上尾センター(※)

※ 本物件は県内に所在していませんが、神奈川県内に本店(横浜市鶴見区)を有する株式会社エーアンドエーマテリアルによる先進的な設置事例のため特に掲載をいたします。

丸栄工業株式会社

フジプレアム株式会社製太陽電池 容量:36kW システム内容:低圧連系

  • 超軽量単結晶太陽電池モジュールを使用した太陽光発電システム

【重量物が搭載不可能な建屋への設置について】
建物の構造躯体による制約から重量物を搭載できない建屋に設置をしたものです。

【独自の施工技術】
一般的な太陽電池取付治具がない金属波板屋根に対し、株式会社エーアンドエーマテリアルが開発した治具にて施工しています。

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No.3 相模原市役所別館(※)

※ 本物件は、神奈川県内に本店(相模原市緑区)を有する城山工業株式会社による先進的な設置事例のため特に掲載をいたします。

相模原市役所別館

富士電機システムズ株式会社製太陽電池 容量:3kW システム内容:低圧連系

  • 軽量・高剛性のトラスコアパネルを活用し、フィルムタイプのソーラーセルを組合せて軽量(6kg/平方メートル)のソーラーパネルを実現しました。

【トラスコアパネルについて】
「折紙工学」から発想した軽量・高剛性パネルで、三角錐を千鳥状に並べた形状が特徴です。このパネルは、重量比較で一般的な波型鋼板の3倍の剛性を持っており、経済産業省やNEDOの補助金等を受けて開発を進め、生産技術を確立したものです。

【その他】
この事例はアモルファスタイプのセルですが、より発電効率の良い結晶タイプのガラス製セルでも同様の構造での実験確認が完了しており、8kg/平方メートルまでの軽量化が実現しています。さらに、裏面のトラスコアパネルを活かした設置架台構造の合理化も可能と見込まれます。

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No.1 森田 昌宏 氏 エスポワール海老名(海老名市今里)

エスポワール海老名

施設所有者(賃貸人):森田 昌宏 氏
発電事業者(賃借人):株式会社太陽住建
HYUNDAI製太陽電池 容量:24kW システム内容:低圧連系

低圧太陽光発電システムの設置は高圧に比べ、大きなシステムになりませんので、コンパクトな設置スペースで設置が可能です。また、太陽光発電設備の設置に先立ち、屋上防水工事を行い、雨漏り対策を確実にしています。この屋上防水工事については、株式会社太陽住建が実施し、その費用を屋根の賃料と相殺しています。

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No.2 株式会社坂井ビル ワールドレジデンス港北

ワールドレジデンス港北

施設所有者(賃貸人):株式会社坂井ビル
発電事業者(賃借人):株式会社太陽住建
ハンファソーラー製太陽電池 容量:49kW システム内容:低圧連系

低圧太陽光発電システムの最大容量49kWを1棟のマンションの屋根に効率よく設置しました。また、太陽光発電設備の設置に先立ち、屋根防水工事を行い、雨漏り対策を確実にしています。この屋根防水工事については、株式会社太陽住建が実施し、その費用を屋根の賃料と相殺しています。

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複数住宅太陽光発電モデル事業による設置事例・・・綾瀬市早川城山住宅地(モデル事業実施地域)

複数住宅太陽光発電モデル事業

設置者・発電事業者:株式会社横浜環境デザイン
京セラ製太陽電池 容量:2.5kW システム内容:低圧連系

複数住宅の「屋根貸し」による太陽光発電事業が、ビジネスモデルとして成立することを検証するため、県が実施した補助事業により設置されたものです(この他全28件が設置予定となっています)。

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掲載を希望する事例を、随時、募集しております。

  1. 目的:県内における太陽光発電設備の設置実例を紹介することにより、多くの事業者の皆様に設置を検討していただき、普及促進を図る。
  2. 対象:
    (1)太陽電池の容量が50kWを超える発電設備
    (2)その他、県が適当と認めたもの。
  3. 掲載内容:
    太陽電池が写っている写真(設置場所の建築物等を含む)
    設置主体(企業名)及び設置箇所の建物等の名称
    設置場所(町名まで)
    太陽電池メーカー名
    太陽電池容量及びシステム内容
    設置のねらい及びメリット
  4. 掲載方法:本県ホームページ中の「神奈川県内の太陽光発電設備設置事例」ページに掲載

掲載を希望される方は、以下まで、フォームメールにより、ご連絡ください。

<連絡先>
神奈川県 環境農政局 脱炭素戦略本部室 事業者脱炭素グループ
電話番号 045-210-4090(平日8時30分-17時15分)
フォームメール(以下をクリックすると問い合わせフォームがご利用いただけます。)
環境農政局 脱炭素戦略本部室 お問い合わせフォーム

なお、フォームメール送付の際は、「太陽光発電設備設置事例集掲載希望」と明記してください。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。