ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 愛名やまゆり園元職員による利用者への虐待について

初期公開日:2024年3月1日更新日:2024年3月1日

ここから本文です。

愛名やまゆり園元職員による利用者への虐待について

2024年03月01日
記者発表資料
(県政・厚木記者クラブ同時発表)

県立障害者支援施設「愛名やまゆり園」(指定管理者:社会福祉法人かながわ共同会)の元職員(以下「当該職員」という。)による3件の虐待が疑われる事案を確認しました。この3件について、利用者に係る支援給付費の支給を決定した自治体(以下「支給決定自治体」という。)から園に対して虐待認定がされたことが伝えられました。障がいのある方が安心安全に過ごす施設として絶対にあってはならない行為であり、県と指定管理者は、引き続き再発防止に全力で取り組んでまいります。

1概要

  • 令和5年11月2日に発生した利用者への暴行事案を受け、園と県で、他に不適切な支援がないか見守りカメラにより点検した結果、当該職員(30代男性)による3件の虐待が疑われる事案を確認しました。

事案1 令和5年5月19日、トイレから廊下に出た利用者A(20代男性)を押さえ込み、トイレに連れ込んだ。(通報日:令和5年11月13日 虐待認定伝達日:令和6年2月6日)

事案2 令和5年6月26日、床に座っていた利用者B(50代男性)を足等で身体を強く押した。また、利用者Bの身体を足で強く押し続けた。さらに、利用者Bの臀部を蹴った。(通報日:令和5年11月28日 虐待認定伝達日:令和6年1月24日)

事案3 令和5年10月28日、立ち上がる利用者C(30代男性)をソファーに押し付けるなどした。さらに、居室に戻ろうとした利用者Cの顎を叩き、その反動でドア枠に右目尻をぶつけ、裂傷を負わせた。(通報日:令和5年11月29日 虐待認定伝達日:令和6年2月6日)

  • 園は、各事案について、各利用者の支給決定自治体に障害者虐待防止法に基づき、通報しました。
  • 各支給決定自治体は、それぞれの事案について、身体的虐待にあたると判断し、同園に対して虐待認定したことを伝えました。
  • なお、横浜地方検察庁は、昨年11月の暴行事案に加え、これら3件も追加で起訴しています。

2改善に向けた対応

(1)かながわ共同会

次の取組を進めている。

  • 法人全職員に対する支援の振り返り調査の実施
  • 振り返り調査の結果をもとに幹部職員と現場職員との面接
  • 職員間の状況共有や応援調整を迅速に行うためのインカム導入
  • 理事長自らによる現場職員との意見交換
  • 外部有識者らによる第三者委員会を設置しての検証

(2)県

  • 職員の暴言等の心理的虐待も確認できるよう、愛名やまゆり園をはじめ、各園の見守りカメラに音声録音機能を順次追加する。
  • 令和5年11月6日以降、愛名やまゆり園に対して、障害者総合支援法に基づく特別監査及び指定管理基本協定に基づく随時モニタリングを実施しており、今後、改善に向けて必要な指導等を行っていく。

(注記)愛名やまゆり園について

【施設の概要】主として、知的障害のある方に対する支援を行う障害者支援施設

【所在地】厚木市愛名1000【定員】入所120名(うち短期入所20名)

問合せ先

神奈川県福祉子どもみらい局福祉部障害サービス課

課長 髙橋
電話 045-210-4702

運営指導グループ 岸岡
電話 045-210-4705

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部障害サービス課です。