第6回地域医療構想調整部会 会議結果

掲載日:2018年3月17日

様式3

会議結果

次の会議等を下記のとおり開催した。

会議等名称

第6回三浦半島地区地域医療構想調整専門部会

開催日時

平成28年9月21日(水曜日) 13時30分から14時30分

開催場所

県横須賀合同庁舎 5階大会議室

出席者(部会長、副部会長)

遠藤千洋(部会長)

横須賀市医師会長

井口和幸(副部会長)

鎌倉市医師会長

池上晃子

逗葉医師会会長

飯島康司(副部会長)

三浦市医師会長

増沢成幸

神奈川県医師会理事

松本好史

横須賀市歯科医師会長

堀内章

逗葉歯科医師会長

沼田裕一

三浦半島病院会副会長

峰野元明

鎌倉市医師会病院会長

長堀薫

神奈川県病院協会常任理事

小澤幸弘

三浦市立病院総病院長

小宮賢一

鎌倉市薬剤師会長

中村長三郎

逗葉薬剤師会長

山下秀樹

全国健康保険協会神奈川支部
業務改革・サービス推進グループ長

田中克彦

健康保険組合連合会神奈川連合会常任理事

宇治橋俊美

神奈川県看護協会横須賀支部

川名理恵子

横須賀市健康部地域医療推進課長(惣田委員代理)

廣末治

逗子市福祉部国保健康課長(須藤委員代理)

立石克久

三浦市保健福祉部健康づくり課長(中嶋委員代理)

小林利彰

横須賀市保健所長

八ッ橋良三

鎌倉保健福祉事務所長

小枝恵美子

鎌倉保健福祉事務所三崎センター所長

次回開催予定日

未定

問い合わせ先

企画調整課、担当者名 佐々木
電話番号 0467-24-3900ファックス番号 0467-24-4379
鎌倉保健福祉事務所フォームメール(問い合わせフォームがご利用いただけます。)
鎌倉保健福祉事務所のページ

下欄に掲載するもの

議事概要

議事概要とした理由

部会での了解事項

会議経過

<議事経過>

出席状況及び会議公開の確認を行った。(傍聴者入場)

議題1 横須賀・三浦構想区域の将来の医療提供体制に関する構想(案)について

事務局より資料に基づき、

神奈川県地域医療構想(素案)に関するパブリックコメントの結果概要

(素案)からの主な修正点 ・神奈川県地域医療構想(案)

地域医療構想策定後のスケジュール(案)

(地域医療構想の一部である)「横須賀・三浦構想区域」(素案)に係るパブリックコメント結果とパブリックコメントに基づく(素案)からの修正点

横須賀・三浦構想区域の将来の医療提供体制に関する構想(案)について説明した後、質疑応答・意見交換を行った。

(長堀委員)

県地域医療構想(案)について、緻密に練っていただいたことは良く解るが、残念ながら肝心なところが抜けているのではないかと思っている。

ひとつは、地域医療構想が一般開業医の先生や病院職員等にまだあまり知られていないという点である。(そのため)三浦半島病院会では、論点を明確にしようと、武藤正樹教授を招いて基調講演とパネルディスカッションを実施した。遠藤横須賀市医師会長や惣田横須賀市健康部長にパネラーをお願いし、3市1町の首長や県・市の行政職員、圏域の病院長やメディアなど150人くらいの参加だった。地域医療構想についての知識はかなり浸透したかなと思っている。

もうひとつは、この講演会の前に会員病院にアンケートを行ったところ、急性期とは何かなどの定義が明確になっていないという意見、機能分化と連携は良く理解できたが、問題は、いつまでに、どのように機能分化したら良いのか、それぞれの病院が回復期と慢性期、急性期の機能を担っている、それをどのようにまとめていったら良いのか、今のままで良いのか、変えなくてはいけないのかというのが分からない、分からないまま摺り合わせを求められているところで戸惑いを感じるというのが共通の意見だったと思う。

さらに、高度急性期、急性期の病院と比べ、慢性期、回復期の病院に、特に医局からの医師の派遣が厳しくなっているという現状がある。その対応をどうするのかが切実だという意見、そして、在宅医療に関しては、療養病床の区分1の70%を在宅に移行するというのは本当に可能なのか、特に介護で人材が確保されるのかということへの不安があるようだ。

(医療課 高橋副課長)

ひとつめの地域医療構想が知られていないという点、貴重な助言をいただいた。やはり県としてもっとPRしなければいけないと考えている。一例だが、10月28日の県病院協会主催の研修での説明や、併せてセミナーの開催など、病院管理部門の方を含めてさらに普及していきたいと思っている。

それから機能分化、連携をどこまでやるのか、特に高度急性期・急性期について再三指摘があったが、病床機能報告の定義が抽象的ではっきりしないという点、これは、2025年に向けて、状況をみながら動いていかざるを得ないと思っている。はっきりしているのは、国の推計ツールで今後の人口推計をみたときに、回復期の需要が相当でてくるという状況である。そうした中、高度急性期、急性期の医療というものは、地域にとって重要なものである。今後、地域医療構想策定後も地域で継続的に検討していきながら、医療機関自らあるいは、病院同士での考えの擦り合わせなどが必要と思っている。

それから、三浦半島地区でも中小の病院における医師の確保は切実な問題と受けとめている。今年度4月以降、新専門医制度の関係で厚生労働省から都道府県に実態把握等の要請があり、急遽、全病院にアンケートを実施した。新専門医制度については(導入が)1年延期ということで、県としても現在はその様子を見ているところである。また、県の地域医療支援センター運営委員会でも、今後の医師確保については協議をしている。県では、地域枠として横浜市大などに修学資金貸し付け行っているが、卒後の配置の仕方など、ご意見を伺いながら検討しているところだと思う。

在宅医療については、増沢先生から報告いただいた医師会調査もあるが、療養病床の区分1の7割を在宅にということが現実にできるのか、介護の受け皿がしっかりしていなければいけないが、医療と同様に介護の人材不足という問題もある。市町村は地域支援事業など、平成30年4月までに地域包括ケアシステムの構築に尽力いただいている。来年度は、医療計画の改定と高齢者保健福祉計画の改定となるが、(医療と介護)縦割りにならずにお互いに情報交換しながら進めさせていただきたいと思っている。

(小澤委員)

この地域医療構想での将来的に病床として必要な機能や数字については、推計値としてはある程度、的確な数字がだされ、それに対して病床機能をそれぞれ変えていかなければならないというような方向性は間違ってはいないと思う。が、もう一つの視点、長堀委員からも話しがあったが、三浦半島地区で、実際に医師をはじめとして医療従事者を本当に確保できるのかどうか、そちらの視点が先に必要な気がする。医療従事者の養成を考えないと、機能分化の絵を描いても、それを担う人材が確保できなければ、何も動かない。いわゆる中小等の急性期から回復期、慢性期に繋がるようなところに対応する病院の医療従事者の確保が問題になってくる。私自身も地域医療支援センター運営委員会の委員だが、制度的に医師が専門分化していけば、高度急性期、急性期の病院を目指していく中で、回復期、慢性期的なところを担おう、そこに医師としてやりがいがあるというような方向性をより作っていかないと担う医師が育たない、そこが(地域医療構想に)欠けている視点、大きな問題だと思っている。そこを何とかしないと医療全体の下支えと言うか、絵が描けたけれども、結局は人材が偏ってしまって、(地域医療が)上手く進んでいかないのではないかと思っている。

(医療課 高橋副課長)

医師の確保については、皆様の意見を伺いながら取り組んでいかなければならないと思っている。県で修学資金の貸し付けをしている4つの医科大学の学生に、まず地域医療についての魅力、関心を持ってもらう、理解してもらうという取り組みを考えている。が、地域医療にはいろんな分野が必要だが、その辺についての踏み込んだ取り組みはまだない。学生に将来について聞くと、回復期より急性期、専門医を目指したいという希望が多いようだ。修学資金を貸し付けていても、本人の希望とか意思を無視して配置することはできないので、それをどうやって調整していくかは今後の課題と考えている。

もう一つは、都道府県がどこまで関与できるか、あるいはすべきか分からないが、新しい専門医の制度を地域医療に支障がないような形で組立ててほしいという要望は、県としても国等にしているところである。

(飯島委員)

これは医師会長としてではなくて、一開業医としての意見だが、一番気になる点は、地域医療構想(案)P7の「図 神奈川の将来のめざすすがた(イメージ)」、左の(点線のなかの)「入院が必要」の際、高度急性期病床や急性期病床へ向かう矢印の部分である。果たして、この地域医療構想の病床数で、入院が必要な患者さんを高度急性期病院に矢印どおり本当に搬送できるのかどうかというところである。地域医療構想の数値では、ここが上手く図の矢印どおりには行かないのではないかという危惧を抱かざるを得ない。

私が20年前に開業した当初は、三浦半島の救急受入体制はあまり良好ではなく、横浜とか鎌倉の病院に苦労してお願いして搬送せざるを得なかったケースも多かった。ところが10年くらい前から病床数が増えたわけではないが、救急受入体制が大変良くなった。これは、うわまち病院の沼田先生が院長になり、うわまち病院の救急受入れが良好となった事と無関係ではないと思う。それに対応するように、横須賀共済病院の救急受入れ態勢も長堀先生の御努力により良好となっている。従って、現在の三浦半島の良好な救急医療体制を堅持していきたいというのが、三浦市に住む一開業医としての私の意見である。

(医療課 一柳GL)

今いただいたご意見は、おそらくこの地域で前々からご指摘いただいている点とも繋がるのではないかと思う。これまでと同じお話になってしまうが、県として、少なくとも数字合わせで、この機能を何床にしなさい、この機能を何床にしなさいという進め方をするつもりはない。救急の維持というのは重要なことだと思っていて、その体制がきちんと維持できているかといったことを毎年データで見ながら皆様と一緒に考えていければと思っている。

(遠藤部会長)

確か、三浦半島地域の中で、どのくらい搬送に時間がかかるかということで、西部とか三浦の方が、北と東に比べてかなり時間がかかるという、そういうデータがあったと思う。

(長堀委員)

国立がんセンターの石川ベンジャミン光一先生がオープンデータで示していて、(三浦半島の)西部の方で疾患によってアクセスに時間がかかるというデータがある。子供の重傷とか骨盤骨折というような産婦人科系とか、大動脈瘤とか、(横須賀・三浦の)西の方、横須賀市の西部、三浦、逗葉の一部が該当すると思う。

(遠藤部会長)

先ほど医師も含めて人材確保が大事ということがあったが、それとともに病床機能分化、これを今後どのように調整していくのかが大事だと思う。自然に(収斂するのに)任せるのかあるいは行政の方が何らかの調整をしていくのか。

この前、川名医療課長にお会いした時、秘策ではないけれど何か考えているとのお話があったが、それは、今後、来年度くらいからということか。

(医療課 一柳GL)

(今ここで)川名課長の発言の真意はわからないが、例えば、地域医療介護総合確保基金、病床機能分化連携のために28年度は20億円が県の方に配分されている。回復期病床の転換等に使う計画となっているが、具体的にどういったことに使っていくかということは、ご意見を伺いながら考えていかねばいけないことだと思っている。

(遠藤部会長)

そのほかにはよろしいでしょうか。(※特に意見なし)

それでは資料6の横須賀・三浦構想区域の構想(案)については、新たに変更しなくても、このままということでよろしいですか。(※一同了承)

それでは、資料6を横須賀・三浦構想区域の構想(案)とさせていただく。

事務局から今後の県としての地域医療構想策定にかかるスケジュール等を説明。また、次回第7回は来年3月に開催予定(日程未定)とすることが了承された。

また、次回第7回は来年3月に開催予定(日程未定)とすることが了承された。

(以上)

会議資料

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa