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初期公開日:2025年5月22日更新日:2025年5月22日
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神奈川県と神奈川県立病院機構(足柄上病院、循環器呼吸器病センター)は、未病の改善を推進する取組の一つとして、令和4~6年度に「未病コンディショニングセンター機能実証事業」を行いました。
県では、「未病(ME-BYO)」コンセプトを導入し、全ての県民が健康を自分こととして考え、病気と診断されてから行動するのではなく、病気になる前から健康づくりに取り組んでもらうこと(未病改善)を推進しています※。本実証事業では、未病改善の新たなアプローチとして、医療機関に受診して、積極的な治療の必要性がないと診断された軽度の有症者に対して、医療専門職等が適切な生活指導を実施し、生活習慣の改善を促すことで、重症化や要介護状態を防ぐことはできないか検証しました。実証の結果として、軽度の有症者に対する医療専門職等による生活指導は、症状の改善や運動機能の改善に効果があることが認められました。
実施期間:令和4年4月~令和6年7月
対象者:整形外科の領域において軽度の症状を有する者(ロコモティブシンドローム、サルコペニア・フレイル、骨関節症、骨粗しょう症等の軽症者)で、整形外科医の診療の結果、服薬ではなく、生活習慣改善が処方の中心となる者
(2) 神奈川県立循環器呼吸器病センター
実施期間:令和4年7月~令和6年10月
対象者:心肺機能低下(息切れ)等の有症状者のうち、医師の判断により服薬ではなく生活習慣改善が処方の中心となる者または、服薬者であっても生活習慣改善が処方の中心となる者
未病コンディショニングセンター機能実証事業報告書(令和7年3月)(PDF:4,470KB)