審議結果(平成22年度第1回)

掲載日:2018年2月27日

次の審議会等を下記のとおり開催した。

様式3-2
審議会等名称第1回 神奈川県たばこ対策推進検討会
開催日時平成23年2月18日(金曜) 13時30分から15時25分 
開催場所神奈川自治会館 7階 会議室
(役職名)出席者

望月 友美子 (国立がん研究センター研究所たばこ政策研究・教育分野 分野長)
曽根 智史(国立保健医療科学院公衆衛生政策部長)
玉巻 弘光 (東海大学法学部教授)
山本 佳世子 (電気通信大学大学院情報システム学研究科准教授)
金井 正志郎 (県商工会議所連合会専務理事)
川上 彰久 (県中小企業団体中央会副会長)
鍛代 英雄 (県都市衛生行政協議会(伊勢原市保健福祉部長))
芳賀 喜久雄(県町村保健衛生連絡協議会(湯河原町福祉健康部保健センター所長))
高原 ななゑ (相模原市健康づくり普及員連絡会会長)

次回開催予定日未定
問い合わせ先

保健福祉局 保健医療部 健康増進課 たばこ対策グループ
電話番号 045-210-5025
ファックス番号 045-210-8857

下欄に掲載するもの

議事録全文

要約した理由
審議経過

【内容】

(井出たばこ対策課長)
ただいまから、平成22年度第1回神奈川県たばこ対策推進検討会を始めさせていただきます。よろしくお願いします。開会に先立ちまして、お時間を頂戴します。
まず、県の組織が改正されまして、昨年4月から私どもの組織は、「たばこ対策室」から「たばこ対策課」に変わっておりますので報告いたします。
それでは、検討会開催にあたりまして、保健福祉局保健医療部長である中沢より御挨拶申し上げます。

(中沢保健医療部長)
皆様こんにちは、保健医療部長の中沢でございます。本日は、この神奈川県たばこ対策推進検討会に御出席いただきまして誠にありがとうございます。大変お忙しい中、また、天候不順の中お越しいただきまして、本当にありがとうございます。
県の組織が昨年の4月から変わりまして、いわゆる局部制という形になりました。保健福祉局の中に保健医療部ができ、その下にたばこ対策課という形になっております。本来ですと中島保健福祉局長が、御挨拶申し上げるところでございますが、他に所用がございまして、私が代わりに一言、御挨拶申し上げる次第でございます。
受動喫煙による健康への悪影響から県民の皆様の健康を守ることを目的として制定いたしました受動喫煙防止条例も昨年4月に施行され、ようやく1年が経過するところでございます。また、今年4月からは、飲食店等の第2種施設への罰則も適用されるということで、いよいよ本格的に施行になるという形になっております。県といたしましては、条例がしっかり県内隅々まで行き届くように、積極的に周知や普及啓発に取り組んでおります。そうした中、今月6日には、県民ホールにおきまして県民フォーラムを開き、玉巻先生には、パネルディスカッションのコーディネーターをお引き受けいただき、誠にありがとうございます。また、当日御来場いただきました委員のみなさまも、お忙しい中、ありがとうございます。
本日は、県の取組について、これから説明させていただき、その取組状況について、いろいろな角度から御意見をいただき、この条例が益々良いものになるようにと考えております。また、いわゆるたばこ対策ということで、卒煙塾というものを今年度から開いておりますので、こういった取組も併せて御説明させていただいた後、神奈川県のたばこ対策全体について御議論いただければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

(井出たばこ対策課長)
引き続き、出席しております県の職員を紹介いたします。まず、前日本医師会の常任理事で現在、県の参与を務めております内田参与でございます。企画広報グループの大池グループリーダーです。相談支援グループの小泉グループリーダーです。その他、事務局といたしまして、たばこ対策課の職員が出席しております。
それでは次に、傍聴者の報告をさせていただきます。本日は、一般傍聴者6名で報道関係は0名となっております。それから会議録の公開の関係でございますが、本検討会の議事の内容につきましては議事録を作成し、発言者のお名前とともに公開いたしますことを、予め御報告させていただきます。
それでは、本日の流れでございます。机上の次第を御覧ください。この後、次第2『神奈川県たばこ対策推進検討会について』ということで、要綱の変更、委員の交代を報告させていただきます。引き続き、次第3といたしまして、『「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」について』ということで、今年度の条例施行状況について、報告をさせていただきます。次第の4といたしましては、『卒煙支援・未成年者への喫煙防止教育について』ということで、県の取組状況の報告をさせていただきます。資料といたしまして、資料番号を振ってございますが、資料1~資料8を机上に配布させていただいておりますので御確認ください。
なお、事前に御提供した資料についてですが、資料2が差替えになっております。御留意いただきたく存じます。併せまして、参考資料が5点、「県のたより・12月特集号」、「県民フォーラム資料」、後ほど、高原委員より御報告いただきます「相模原市健康づくり普及員連絡会の事業報告」、「未成年向けちらし」、「がんへの挑戦・10か年戦略取組状況」以上5点をお配りしております。よろしいでしょうか。
それから、本日、机上に条例関係資料のファイルを配布させていただきました。昨年度のファイルをお持ちの方は、時点修正しておりますので昨年度のものは御返却いただきたいと存じます。それではこれよりの進行は、座長の玉巻委員にお願いしたいと思います。

(玉巻座長)
それでは、次第に移ることにいたします。本日は、お忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。皆さん、本当に忙しくてなかなか日程が決まらないという状況で、昨年の夏から調整して、ようやくこの日を迎えたという状況であります。どうもありがとうございます。本日は、事前に欠席の御連絡を飯塚委員からいただいております。何名かの委員については、遅れておりますが、現在11名のうち6名の委員が出席ということで過半数は出ているということであります。
それでは、次第に従いまして、「2たばこ対策推進検討会について」ということで、資料1・2に基づいて事務局より御報告いただけますか。 

事務局から資料1、2説明

(玉巻座長)
ありがとうございます。単なる形式的な報告です。久しぶりということもありますので、皆様から、簡単に御挨拶いただけますでしょうか。

(曽根委員)
国立保健医療科学院の公衆衛生政策部長の曽根と申します。実は、私はこの場に来るのは初めてで、いつも欠席で申し訳ありません。今日は、先進的な取組をしている神奈川県の状況を拝聴いたします。よろしくお願いいたします。

(金井委員)
藤沢商工会議所から県商工会議所連合会という立場で出ております金井と申します。最初から委員を仰せつかっており、いろいろな議論が展開される中で、県当局の皆さんの御努力で順調にきているのかなと思います。資料を見ると、条例の設置を知っているという県民の割合も確実に上がっておりますし、その他、いろいろな取組をされているなぁと感じます。とりわけ、私どもが存在します湘南地域におきましては、本年度、海岸における禁煙の対策を、果敢に幟旗を持ちながら県の皆さんが御努力されている姿を何度も拝見させていただく度に、こうした取組がこの条例の推進につながるのかなぁと、いつも思っておりました。これからも、こうした取組が県民全体に伝わればと思っております。また、併せて、商工会議所の立場でありますので、小規模商店街、飲食店の御指導、御支援もよろしくお願いしたいと思います。

(高原委員)
相模原市健康づくり普及員連絡会会長の高原と申します。昨年度この委員になりまして、たばこ対策について非常に関心を持ち、私の団体は、昨年度から学習を進め、皆さん大変に大きな意識を持って相模原市全域で普及啓発活動を行いました。後ほど詳細については、お知らせしたいと思いますが、非常に意欲を持って学習された成果を、市民の立場で市民に伝えるという、草の根的で効果が出ているのではないかと考えております。
ただ残念なことに、相模原市は横浜から50キロ以上も離れた場所にありまして、スワンゾウのポスターもほとんど見かけませんし、もう少し、私がパイプ役になって伝えていかなければと思っております。

(芳賀委員)
神奈川県の町村衛生連絡協議会を代表して、湯河原町の保健センターの所長の芳賀と申します。最初から、この会に出させていただき、施行後1年になろうとしていて、今、いい方向に動いているのではないかと思っています。今後とも、一生懸命みていきたいと思っているので、よろしくお願いします。

(川上委員)
神奈川県中小企業団体中央会の副会長を仰せつかっており、神奈川県印刷工業組合の理事長もやっております。私も長いこと、何故か分からないが、県の審議会の委員をやっております。
今はこの検討会の他、行政システム改革審議会、ネーミングライツ、産業教育審議会などいろいろやってますが、このたばこの会議ほど緊張するものはありませんでした。条例も決まり、委員も、もういいだろうと思っていましたが、玉巻座長が続けられるということで私も継続しております。
条例が施行されて1年ということで浸透していると思いますし、全国的にも神奈川が発信して、どんどん進んでいる。先日も新聞で、事業所内も禁煙にしようかという記事が出ていました。こういう方向に向けた最初の矢を投げられたということで、それに携われたことが、私の人生で良かったなぁと最後に思えるといいと考えております。今後とも、よろしくお願いします。

(玉巻座長)
東海大学で行政法を教えております玉巻でございます。ネット上では、私は、反動勢力、足を引っ張る者として禁煙推進派の方からは、抵抗勢力のように扱われております。ただし、先日のフォーラムでも、お話いたしましたが、神奈川県内の飲食店に行きますと、たばこを吸わない私にとっては、非常に快適な環境が東京都と比べて実現してきているという事実があるわけです。それは、条例そのものというより、ひとえにこの条例の検討を進めてきた成果といえるのではないかと思っています。ただし、逆に言えば、かつて私が居心地が悪かったのと同じように、たばこを吸う方の居心地が非常に悪くなってきているのだろうなぁと思います。そういう部分で、たばこを吸わない人の環境を阻害しない形で、たばこを吸う人も快適な環境が実現する社会とは、どのようなものだろうかというスタンスで、条例の検討会の段階でも考えてきました。どうも世の中では、たばこを吸う人は極悪非道だというような扱いが多いが、それでは、まずいだろうと思っておりまして、うまく調和のある社会を実現していくために、皆さんのお知恵を、この場に出していただいて、神奈川県の政策に反映していけばベストだろうと思っておりますので、今後とも、どうぞよろしくお願いします。

(望月委員)
遅れまして申し訳ありません。昨年の4月から独立行政法人になりました国立がん研究センターの研究所から参りました。
この条例が県の内外に対して大きなインパクトを与えたということは、期待以上の反響であったと思います。これにつられて、国もいろいろな形で動き出しておりますし、他の都道府県、都はまだですが、何らかの形で都も飲食店におけるたばこ対策に乗り出しており、こうした水平方向の動きも出てきています。
こうした中で、この第2ラウンドの検討会に参加させていただいて、どのくらい先を見据えて検討するのか。過去は過去として、現状は、たばこを吸う人も吸わない人もいるが、ただ、その比率は随分変わってきていて、喫煙者を極悪非道とまでは言わないけれども、そのように感じているかもしれませんね。
今後、世の中がたばこ離れしていく中で、今の喫煙率が平均で20%位で、今後これが10%位になった時の社会では、今までの価値観などが変わってくるのではないかと思っていますので、未来にむけて神奈川県の対策が進められるようなビジョンを共有できる会になるといいなぁと思います。
先日、ある事業者の方と対談させていただいて、10年先では遠すぎる、しかし3年では近すぎる。5年であれば、業界団体の方もそれに向けて準備ができるということで、そのくらいのスパンで我々が何を描き、築くことができるのかについても、議論できればいいと思っております。

(鍛代委員)
遅れまして申し訳ありません。伊勢原市の保健福祉部の部長をしております鍛代と申します。本検討会の任につきましては、県の都市衛生行政協議会という枠で出席させていただいております。是非、よろしくお願いいたします。

(玉巻座長)
それでは、次の次第に進みたいと思います。「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例の施行状況について」事務局から御報告願います。

事務局から資料3から6説明、高原委員から参考資料の説明

(玉巻座長)
ありがとうございます。事務局から資料6まで、高原委員からの参考資料の御案内も含めて説明がありましたが、その中身について、どのような内容でも構いませんので順不同で皆様から、御意見、御質問等がありましたら御発言願います。

(川上委員)
資料5のところで、条例応援団の御説明をいただいたのですが、これは具体的にどのような制度なのか。この応援団同士でいろいろな情報交換をしたりするものでしょうか。

(事務局)
情報交換という形では、行っておりません。条例の趣旨に賛同いただいた企業や団体を条例応援団と位置付けており、県の取組をサポートしていただいております。先ほど4月1日のスタートイベントを紹介しましたが、京浜急行さんも、この条例応援団になっておりまして、会場の提供であるとか、一緒にチラシを配布していただいたりして、この条例をサポートしていただく形になっております。
基本的には条例応援団宣言という形で宣言をしていただきまして、通常の事業活動の中で、例えば企業のリーフレットの中に条例の内容を入れていただくとか、そのような形で条例の応援をしていただくという仕組みになっております。

(川上委員)
どのくらいの方が入っているのでしょうか。

(事務局)
現在58の企業、団体の方が応援団になっていただいております。

(川上委員)
せっかく入っていただいているのであれば、年に1回でも、こういうところが入っていて、どんな取組を行っているのかということを、お互いに知ることができれば、良いのではないかと思います。

(事務局)
現在、神奈川県のホームページ上では、この条例応援団の情報は掲載させていただいております。

(川上委員)
はい。ありがとうございます。

(玉巻座長)
啓発グッズに印刷されたスポーツ選手の写真などの、肖像についても応援団のからみではなかったですか。パブリシティ権を無償で提供していただいているんですよね。

(事務局)
それは、スモークフリーサポーターとしての関係でございます。ただ、横浜ベイスターズや横浜スタジアムは、企業として応援団にもなっていただいています。その中で、選手を選んでいただいて、そうしたグッズの肖像を無償で提供していただいたり、横浜スタジアムでは、ゲームの間にバックスクリーンの掲示板にスワンゾウと条例のメッセージを出していただいたりしております。

(玉巻座長)
企業が積極的に関与してくださるのは、非常に良いこと。県サイドとしても、財政ひっ迫の折から、無報酬・無償で様々な協力していただくのは、大きいですね。例えば、電車の中の広告なども無償で載せてくれるなどの協力をいただいており、実際に経費を払うとなると莫大な金額になる。そのような形で、条例のスムースな施行に多大な協力をいただいているということですよね。

(井出たばこ対策課長)
鉄道の中吊広告などは、何千万円もかかるところを無償でお願いしています。ポスターも貼っていただいている。鉄道のほか、スタジアム等にも協力いただいておりますが、こうした人の集まる施設や企業に協力いただくことで、県の広報に代わる機能を担っていただいています。

(望月委員)
今の話題に関連するのですが、民間の方々と一緒にスクラムを組んでこの条例を実施していこうということで、もっと大勢の方たち、企業に参加していただくためには、もっと知っていただければ、そういう協力の仕方ならできるということもあると思います。
スモークフリーサポーターの方も何名か有名な方がいらっしゃるが、やはり、何かきっかけがないと輪が広がらないので、お金はかけなくても汗をかく必要がある。その辺りの仕組み、どのように輪を広げられるつもりなのか、あるいは、ある程度集まったので、もういいと考えているのでしょうか。

(事務局)
スモークフリー推進かながわ基金の部分につきましては、様々なイベント等の機会を利用して基金の広報をさせていただいております。その中で、関心を持ってお話を聞いていただける県民の方については、丁寧に説明させていただいておりますし、県の実施事業以外の外部のイベントの際にも、県のブースの中にスモークフリーサポーターズクラブのパネルを展示して、一つのコーナーを作るなどの広報活動を展開しています。

(望月委員)
私も中澤選手と一緒にイベントに参加してチラシを配って、県民の方をサポーターにお誘いしたが、その場ではサポーターになれず、ワンクッションあるのに抵抗感があります。募金を集めるのが趣旨ではないと思うんですね。県民ひとりひとり、あるいは企業の方のアクションを引き起こさせるための、お金やバッチだと思うのですが、そうだとするとハードルが高い気がするので、500円で缶バッチというところから、どのようにそこのハードルを下げて、大勢の人が県民を上げて動いているんだという運動を巻き起こせるかが大事だと思います。
例えば、中澤選手がいるのだから、県内のサッカークラブには、組織的に入ってもらうという形もあると思います。多分、運動を引き起こすというのは、自分自身は関心があって、自分では禁煙の店を選んでいる人はいるかも知れないが、他者に向かって働きかけるということになると、とても工夫がいるのではないかと思うので、是非、今後どのように展開していくのかについての工夫、例えば、ある程度の数値目標を設定して、それに向けて皆で増やしていく。それが広がっていくのが見えてくれば、やり甲斐もあると思います。同様のことを、たばこ産業の方たちは、吸殻を拾う運動をやっていて、それをこんな所でやってきたということを目に見える形にしている。やはり、こうした可視化は、すごく大事だと思うので、是非、アクションを引き起こさせる工夫をして、それを目に見える形にすることをしていただきたいと思います。

(井出たばこ対策課長) サポーター、応援団についてお話がありました。サポーターは、県ではなく民間の団体がやっておりますが、最初スタートして、しばらくすると、どうしても活動が止まりますので、また、いろいろとお知恵もいただきながら、なおかつ、そういう形で活動が活発になるようにしていきたいと考えています。

今、可視化という非常にいいキーワードをいただきました。先ほど、NHKの取材があり、我々も取材には、積極的に協力させていただいております。本来は、規制条例の指導なので、あまりマスコミの取材には、なじまない部分もあるのですが、目に見える形で外に出すという意味で協力させていただいており、今、可視化というキーワードをいただきましたので、これを意識していきたいと思います。

(望月委員) ホームページでも、この場所でこんなことをやっているというイベントなどの情報が地図上に表示されて、そこで、その人たちがどれだけ頑張って、応援団を増やしていったということが見えると、自分達がそこにいるという実感が湧くと思うのですね。私は、神奈川県の犬のような形の地図が好きなので、是非、そうした可愛らしい仕掛けも作ってください。

(玉巻座長)
なかなか、すぐに効果のあるものを編み出すのは難しいと思いますが、教育は、望月先生の一番の御専門の分野ですので、たばこ対策課と協力して、いろいろなアイディアを御提供していただければと思います。 

(曽根委員)
資料3のところで、戸別訪問を実施しているということで、特に第2種施設のところで、先ほどのビデオにもありましたが、売上げや客足にどう影響するかということを聞かれることが多いのではないかと思いますが、その辺りの反応や、実際に訪問してみて既に対応しているところで、そのような話題がでるのか、その辺りを教えていただけますか。 

(事務局)
お店の休憩時間などにお邪魔しており、あくまでお店の方に御協力いただいた中で、お店の方からお話していただいた範囲ということですが、私どもが訪問した際に、禁煙・分煙の対策をとったことで売上げが下がったというような直接的な苦情を受けたことはありません。また、訪問した際に「帰れ」というような扱いを受けたこともありませんので、そういう意味では、もしかしたら、そうなのかもしれないですが、それでも条例には協力するよという形の方が多いのかと思っております。
逆に、未対応の施設の方の方が、売上げが下がるのではないかということを、すごく心配されている面はあるようです。ただ、そういう場合には、既にお邪魔している施設の8割では、対策をとられているというお話をしながら、お店の方がお客様を御案内するのに不安にならないように分煙技術アドバイザーが、分煙の方法を提案したり、相談ができるようになりたいと考えています。

(玉巻座長)
この資料3の数字は、統計データでないということは、もちろん承知しているが、100%ではないということは、その差の部分については、厳密にいえば、この4月1日以降から罰則の対象になる状況、あるいは、第1種施設でいうと既に罰則の対象になっているという状況ということになる。先ほどの説明にもあったが、現にこの状況は、条例違反になるという指摘を、訪問の際には伝えているのですよね。

(事務局)
はい。

(玉巻座長)
そのような指摘をした際の反応は、どのようなものでしょうか。例えば、第1種施設で違反の指摘を受けると、対応するためにという点で、かなり辛いものがあるのかとも思うのですが。 

(事務局)
お店の方が条例について良く御存知の上で対策をとっていない場合と、よく知らなくて対策をとっていない場合では、違うのだと思います。
知らなかったところについては、対応してくださいとお話しますし、1種の店では、その場で対応していただける場合も多くございます。
問題は、条例は知っているけれども、なかなか動けない、積極的な気持ちになれないというお店だと思います。こうしたお店の中には、店長の現場とオーナーさんの判断が必要だということもありますし、お店の経営的なことを考えて迷っているという方も多いです。ですから、そういう方には、一回だけの訪問ではなくて、例えば、アドバイザーの御利用をお勧めして、その後、連絡がない場合には、いかがでしょうかという働きかけを何度か行っており、私どもは、地域を回っておりますので、職員がお店の前を何度も行ったり来たりしている様子をみて、何か対策をしなくてはいけないと考えていただければ、次の段階に進めると考えています。

(川上委員)
経営者は私だけなので、これから4月になって本当にこれをきちっとやられると、やめるか、やめないかという話になる。逆に、これを良い理由に、こういう景気だから、やめてしまおうかというところもあると思います。それを助ける、助けないは別にして、これからの迷っているところは、分煙・禁煙ではなくて、仕事を続けていこうか、続けていかないかという迷い方だと思います。先ほどのビデオに出ていた店長も350万円かけて工事をした。でも、350万円回収したとは言ってないですよね。お客さんは減りませんでした。と言っている。ですから、まだ350万円は、まだ回収しきれていないと思います。でも、やらないと、これから存続していけない。できるところはいいけれども、できないところもある。どの業界もこの景気ですから、助けてくれとは言えず自助努力が必要です。ピンチはチャンスでうまくと思うのですが、今までは、まだある、まだいいんだというところがあった。零細企業は、まだいいんですよね。

(事務局)
飲食店は、特例があります。

(川上委員)
そうであれば、大丈夫だと思いますが、ただ、経営者としては、考えるところがあります。これが今、良い時代であれば、問題ないのですが、この委員会の最初にも申し上げましたが、一番悪い時期にやることになりましたね。金井専務、たばこ販売店では、どうでしょうか。

(金井委員)
私が今日発言したかったこととして、条例に対する意識が90数パーセント、対応してきた施設が80%、これが高いのか低いのかについては、それぞれの思いがあるでしょうけれど、私は、去年の4月からの実施で、それぞれの施設がここまで対応してきてくれているのかなぁという感じを持っています。それは何故かということについて、私達がこの制度が始まる時に、完璧主義で100%という形で進んでいたとしたら、果たしてこの90数%、80%という数字が達成できたかということが大事なところだと思います。やはり、この緩やかな形の中で、お互いに認識を深めながら、徐々に理解しあって、この条例を大事にしていきながら県民全体のものにしていくことが大切だというように発言してきた皆さんですから、そういう意味では、県当局の考え方やこの検討委員会の中でいろいろな意見をまとめる中で、完璧ではないがこの形が良かったのではないか、ということが今日発言したかった一つです。
それと併せて、サポートの施策として、融資の利子補助制度があると思うのですが、それを利用した件数がわかれば教えていただきたい。
また、たばこ販売店さんについてですが、販売店も急転直下の完全実施ということになれば、大変だったと思うのですが、徐々に徐々にという形の中で、販売店さんの中には、たばこが吸える状況にしていこうという話もあったと思うのですが、その辺りも把握されていれば、どの位のたばこ販売店が喫煙コーナーを設置しているのか、データがあれば教えていただきたい。
併せて、一定の施策の中で動いてきているので、今20%のところが対応していないからといって、さらに手厚い施策を提供することは、既に前から努力をしているところとの関係で厳しいと思いますが、80%をさらに推進していくためには、警告であり、これまでの徐々のペースが多少急になっても構わないので、その辺りを考慮しながら、近いうちに100%となるような取組みが必要なのかなという感じがいたしました。

(事務局)
利子補給の件数は、2件でございます。対象が中小企業向けということで、飲食店の場合は、パートの方も1名と数えるために従業員数が多くなり、30人以内という条件で対象が限定されてしまいます。ただ、その2件のうち1件は、特例第2種施設の小さな居酒屋さんです。そこは、喫煙所を設けて席は禁煙にするということで、テレビ等でも取材されていたのですが、このように第2種施設だけでなく、特例第2種施設でもこうした機運が高まれば、制度の活用についてPRもしてかなければいけないと思っております。
また、たばこ販売店については、物品販売店なので基本は第1種施設で禁煙となりますが、特別な認定を受けたお店については、禁煙の措置を講じない状態で営業してもよいという制度がありますが、数については、後ほど報告いたします。
第2種施設の20%の未対応施設についてですが、全てが迷われている施設ではなく、中には工事の予定が決まっている施設もあり、私どもが訪問した際に予定の時期を伺っているので、こうした具体的な計画を持った施設では、順次、対応が進んでいくのではないかと思っております。私どもが施設を訪問していて、既に対策済みのお店でお話を伺った中には、お客様からの声があって対策をとったという話もあり、我々が指導して回るから進むというよりも、お客様から、そういう状態が好ましいという声がお店の方に直接伝わっていくことで、受動喫煙対策もより進んでいくのではないかと考えています。

(山本委員)
2点ほど、お聞きしたいのですが、1点目は、広域連携のお話が資料6に基づいてありましたが、他の都道府県での状況について教えていただきたい。神奈川県と同じような動きがあるのであれば、経済的に大変な時期に始めたという話はありましたが、進んでいる方向としては、いいことだと思います。
2点目としては、スモークフリーという資料で横浜市立大学の学生さん達が調査したものがあり、神奈川県の大学では、これだけ対策が進んでいるんだということで、驚きました。医療系の大学であれば受け入れやすいと思うが、一般の大学では、大学生から喫煙を始める人が増える可能性が高くて、この段階で喫煙しなければ、そのままずっと禁煙のまま人生を過ごす方が多くなるのではないかと思います。そういう意味では、大学での喫煙を認めない、全面禁煙とするところもあるのですね。私の大学では、先生が来られなくなってしまうので難しいのですが、ただ、こうした試みがされている、学生がグループを作って調査して、それを各大学に還元するということだけでも、かなりインパクトがあると思うので、こうした活動について、教えていただけたらと思います。

(井出たばこ対策課長)
まず他県の状況ですが、相模原市が政令市に移行して9都県市になり、本県からは、条例も含めて受動喫煙防止対策を共同でやりましょうと提案しています。条例は、なかなか難しいが、一緒に受動喫煙防止対策を進めていくことについては、東京を始めどの自治体の方たちにも御賛同いただきまして、一緒のテーブルに乗りましょうということで、9都県市で検討会を開催して、共通のポスターを作製して、進めています。
山梨、静岡、神奈川の山静神でも、それぞれ事情があり、やはり条例まではいかないけれども、9都県市と同様に共同でキャンペーンをやりましょうという形で動いています。
共同通信の報道では、今、兵庫県では、条例の検討がされているようです。京都でも検討会を開いたり、鳥取や奈良でも動きがあるようです。兵庫や京都は、国際観光都市として、横浜、箱根もそうですが、こういったところでは動きがでているが、一気に条例まで行くかについては不透明な状況です。
もう1点の大学の関係ですが、今回、玉巻先生が座長のフォーラムで、横浜市立大学の学生や橋本高校の生徒から発表があり、大学の取組状況は、いい調査でしたので、これを指導していただいた水嶋先生にお話して、広く還元していただくような形になればと考えております。また、私どもといたしましても、来年度の予算の中で、たばこ対策として未成年、若い人の対策に力を入れていきたいと考えており、そのステップとして、今年のフォーラムで未成年をテーマにしており、大学生が高校指導するなどといったアイデアもありましたので、すぐに事業化というわけにもいきませんが、この成果を来年度以降に活かしていきたいと考えております。

(山本委員)
医療系の学生が普通の一般大学の学生に話をすることにより、かなり意識も変わってくると思います。同年代の方から注意や教えてもらうことで、上から言われると反発があるでしょうから。ちょうどこの年齢が喫煙するかどうかの分かれ目になっていると思うので、大事だと思いました。

(玉巻座長)
今のお話は、ちょうど次の次第4につながるところですので、次に進んでよろしいでしょうか。

(事務局)
次に進む前に、先ほどお尋ねのあった、専らたばこだけを扱う認定施設の数についてですが、10件ございます。通常のたばこ以外にも、いろいろなものを取り扱っているお店は、条例の適用外である屋外に灰皿をおいているお店が多いようです。

(井出たばこ対策課長)
今、話のあった認定施設は、専らたばこを試喫させる、試しに吸わせている販売店のことで、こうしたお店では、喫煙を禁止すると営業できないために、認定制度がありまして、現在10店舗あるということでございます。

(玉巻座長)
それでは、次第4の卒煙支援・未成年者への喫煙防止教育について、事務局から御報告願います。

事務局から資料7、8説明

(玉巻座長)
ありがとうございました。今の説明につきまして、皆さんから御意見、御質問はございますか。

(川上委員)
学校で教育することも大事だと思いますが、私は生まれて1本もたばこを吸ったことがないんです。それは、親父が怖かった。弟も吸っていません。個人的な話になりますけど、親父は柔道4段か5段で、「お前らな、二十歳になる前にたばこや酒をやったらとんでもないぞ。」と言われて、本当に吸いませんでした。二十歳になって吸っていいと言われても何も面白くないですよね。その私が、中小企業の代表で居酒屋さんとパチンコ屋さんの代表で、たばこを少しは吸わせろと言うので非常に辛かった。随分、私のところにも苦情がきました。やはり、学校でやるのも大事だけど、全てそっちにいくのではなく、県に押し付ける、どこに押し付けるのではなく、家庭で親がもっとしっかりしなければ。県がやれだの、学校がやれだのという意見があるけれども、家庭がしっかりしておかないといけない。会社でも同じで、違うところで吸っていても、注意しなければ、本人は吸っていいんだと思ってしまう。そして、最後に社長にお前はこんなところで吸って、ルールを守らないから首だと言われても、本人は自覚がない。誰かがどこかで止めるというのが大事。教育ももちろん大事だと思います。

(玉巻委員)
その辺り、私も全く同感です。家庭がしっかりしていれば未成年で違法にたばこを吸う人なんて出てくるわけないんです。
現実を言うと、きちんとしていない家庭の子どもがたばこを早く吸い始めるという部分が、ないわけではなさそうだというのが透けて見えている部分があって、家庭がしっかりしていればそうそう吸わないという印象がありますけど、望月先生、その辺りの実情を教えていただけますか。

(望月委員)
川上さんはお父様も吸われなかったのですか。

(川上委員)
吸っていましたがやめました。

(望月委員)
それは、多分、家庭はすごく大事だと思うのですけれども、受動喫煙対策も公共の場所とか職場が禁煙になっても、煙がモンモンの家庭の中に子ども達がいるのでは仕方がない。いろいろな役割分担と、あとは怖いという抑圧的、高圧的なものも必要だけれども、お手本を示すという意味で大人の責任がすごく大きい。子どもたちの喫煙の一番の誘引は、友達から進められてというのもありますけれども、親が吸っているというのが一番の強い誘引なんですね。そういう観点で家庭のあり様とか、この問題をどう捉えていくかということを考えていくと、雷親父も必要かなと時々思いますけれども、そればかりではないなとも思います。

(川上委員)
僕の頃は学校の先生も怖かったですね。怖い人が大勢いたんだけどね。今は皆が、友達のような感じですよね。

(望月委員)
多分、怖いっていうのは真剣だっていうこと。真剣に向き合うということですね。

(玉巻座長)
先ほど山本委員も大学での話がありましたけれども、今時、大学でまで、禁煙教育をやらなければいけないのかという風潮が出てきてますね。その辺は大いに疑問なんですけれども、大学ですらそうですから、高校でやれと言われるのは、もう当然かもしれないという感じもいたしますけれども。鍛代委員、市町村行政の現場から御覧になって未成年教育について、どのように思われますか。

(鍛代委員)
今、各委員のお話を興味深く伺っていたんですけれども、おっしゃるとおりだと思います。やはり、親御さんに対しては、なかなか難しいんですよね。私どもいろいろな政策で親に働きかけるということを行っていますけれども、掴みどころがないところがありますので、なかなか難しい。
それから、先ほど卒煙塾のお話にもありましたけれども、身近にもチャレンジしたが、たばこをやめられない人が多いですね。一番良いのは、吸い始めないことがいいと思います。
ですから大学に入ってから以上に、その前の段階でたばこっていうものはいかに健康に害があるか、もちろん受動喫煙の悪影響もさることながら本人にどれだけ影響があるのか、それを徹底的に教えることが必要だと思うんですけど、親が吸っていようと、友達が吸っていようと、私は止めますと。これは抜け出すのは難しいと思いますよ。たばこの消費額もそうだと思います。データによりますと、やはり値上げ後の一月目は大分落ち込みましたけれども、それが徐々に復調傾向に出ているということがあります。それでちょっと事務局にお尋ねしたいのは、なかなか限界があると思うのですが取組をされて生徒達がどのように感じたかということですね。たばこってのは本当に怖いものなんだと、私はもう吸わないぞというくらい、法律上20歳になって吸えるようになっても吸わないぞと。そこを伺いたいのですが。

(玉巻座長)
事務局から受講高校生の感想的な意見を把握していれば、簡単に説明をお願いします。

(井出たばこ対策課長)
受講高校生の生の声や効果ということですけれども、例えば、この前のフォーラムで県立高校の生徒が自ら先生の指導を受けてたばこについて調べて、自ら学習したんですね。たばこの健康影響とか、むしろ大人より純粋に理解しています。体育の先生が授業でたばこはダメだと言いながら、その教師が吸っているという、そんな話もでまして。そういう意味で、ピュアな形で受け止めているようです。
それで、実は私ども県では、平成17年からこの高校の取組とは別に、全ての小学校6年生には学校を通じて、年間8万部のリーフレットを配っているのですが、このリーフレットのことを覚えている中学生、高校生もいるんですよね。
そういった意味で比較的、純粋なときに健康影響についての教育を進めていく必要がある。まだまだ我々の取組はリーフレットをお配りして、後は学校の先生にもいろいろとお願いをしている段階ですが、そういった取組がより進んでくると、未成年の喫煙防止も進むのかなと、生徒の声も聞けましたら、今後の参考にしたいと考えております。

(玉巻座長)
御参考までに申し上げますと、この前のシンポジウムレジュメの25~6ページ目のところが自分たちで調査をした高校生の感想の結論ということだろうと思います。橋本高校の生徒達もかなり熱心にやられていたようです。
そうしますと、今のことに関しまして、更に他に御発言になりたい方はいらっしゃいますか。

(金井委員)
私どもの施設にも、ガラス張りの喫煙コーナーを設けていますが、とても若い女性が多いんですよね。

(山本委員)
女性がですか。

(金井委員)
ほとんど女性なんですよ。それはやはり、この妊産婦と子どもの関係やその辺の影響をアドバイスする取組が必要なのかなと。
ということは、公共的施設における受動喫煙防止条例は公共的な施設の対策というところを色濃くしてきましたよね。しかし、その中に保護者の責務というのもあるわけですので、これはもう仕方がないと思うんですけれども、推移をしていく段階で絶えずこの対策の必要があると思うので、それはまた条例の中へ位置づけていくことも必要なのかなと感じました。その中から今言われた保護者の責務というものが、もう少し厳しくではなくて、広がっていくような記述が検討されればと感じました。

(玉巻座長)
ありがとうございます。ついつい私自身が話をしてしまうのですが、今、金井委員がおっしゃった女性の話で言うと、欧米と比べて日本の女性はもともと喫煙率が低いんですよ。ところがその低い喫煙率が男性に比べて女性については減らないどころか若干上がっているんですかね。男性はこの10年、顕著に減ってきているんですよ。その辺りが、ベースラインが低いから多少増えても男性よりは顕著に低いという状況があるのですけれども、そこが減らないのは何でだろうという、その辺の対策も、たばこ対策推進検討会というスタンスからみると、注視していかなければならない話かなと思います。

(曽根委員)
以前、私どものところで全国1万6千人くらいの妊婦さんに調査をしたことがあるんですけれども、妊娠がわかる前の喫煙率が大体25%、その内6割が妊娠がわかるとやめる、後の4割はやめないけど減らします。また、別の調査ですが、やめた人も授乳期間が終わるとまた開始するとのことなので、その一連の経過のどこかで教育が必要だと思います。産婦人科で行うのはもちろんですが、母親教室などで実施するのもよいですし、生まれた後や授乳期間が終わったところで、喫煙再開の理由としては、育児ストレスでというような回答もあったりするんですけど、なんらかの働きかけが必要かなと思います。

(玉巻座長)
そうですね。皆さん他に何か。

(望月委員)
今の女性の喫煙率なんですが、若い女性が増えていると思っていたんですけれど、詳細を見ると中高年も増えているんですね。今、日本は中高年の女性、昔若かった人がやめないでシフトしているということなので、妊婦対策だけでなく、やはりその中高年の人達にどういうアプローチをするのか、どういうセッティングが一番良いのだろうか、後は女性特有のリスクで骨粗しょう症が出てくるとか、乳がんとか、子宮がんとかそういうアプローチも必要なのかなと思います。男性は減っているのに女性が取り残されているのは、何か今までのたばこ対策とか教育というものがあまりジェンダーオリンテッドじゃなくて、等しく同じメッセージだったからなのです。
そのメッセージが届きやすいのが、例えば男性だと職場だとか、いろんな検診の場面があったけれども、女性がもしそういうところから遠ざかっていたら、吸う側の圧力の方が逆にターゲットとして押していて上がったままになっている。先生のおっしゃるように性差に応じたアプローチとか、年代別にもキメ細かくみて、どのタイミングで、どういうメッセージを的確に届けていくのか、果たしてどういうアライアンスを作っていくのかということを、今後、是非、検討していただいて、世代を超えてのいい影響というのもあると思うので、一粒で2度、3度おいしい対策を講じていただければと思います。

(玉巻座長)
本来は、厚生労働省のマターなのですけれども、それを県でやらなければいけない日本の地方と国の関わりの問題でしたよね。
皆さん、まだまだおっしゃりたい御意見があると思うのですが、時間に限りもございますので、一般的な議論はこの程度に留めたいと思いますが、もう一言という方はいらっしゃいますか。いかがでしょう。

(川上委員)
この訪問件数1万6千というのは、大したものだと思います。すごいと思いますよ。いい思いではないのに、すごく大変だったと思います。

(玉巻座長)
小さな課で、知事の肝入りとはいいながら、これだけの成果を上げておられるというのは、国にも見習って欲しいものがありますね。
それでは、次第の4までは、この程度に留めたいと存じます。最後にその他として事務局から何かございますでしょうか。

事務局から神奈川県たばこ対策検討会委員の任期、今後のスケジュールについて報告

(玉巻座長)
委員の皆様から今後の運営に関しまして、あるいは今日の総括的なことでも何か御指摘いただけることがありましたら、御発言いただけますか。いかがでしょう。

(望月委員)
何か行動計画みたいなものを作っていかれるんですか。それとも活きた取組として何かロードマップ的なものを作るのか、作らないでとにかく育てていこうという方針なのでしょうか。

(井出たばこ対策課長)
明確に目標を掲げて、計画的に進めていくやり方もあるんですけれども、日本で最初の条例ということで、施行して1年間経ちますが、来年度は少なくとも、今年度のような基調で進めまして、今、98%ということでそこを少し上げていく。
戸別訪問について1万6千ということで先ほど評価をいただきましたが、まだまだ回り方が足りませんので、そこをしっかりやっていくということ。
その他、未成年の関係とか卒煙の関係とか、今年度、卒煙塾を行いましたが、その辺をもう少し展開できるような形を考えています。
なかなか、大きな変革はありませんが少しずつ積み上げていこうと考えております。

(望月委員)
喫煙率の調査は県では、毎年されているんでしたっけ。

(井出たばこ対策課長)
県民健康栄養調査で原則5年に1回、今回はズレて7年になって、今ちょうど実施している最中でして、そこで直近の喫煙率が出ます。先ほどの議論にありました喫煙率で男性は下がっていますが女性は高くなっているというところで、本県の女性は、全国平均より高い状況にございますので、その辺を見据えて、先ほどの女性の対策についても、この調査を踏まえて検討していきたいと思います。

(望月委員)
毎年ではないのですか。

(井出たばこ対策課長)
県民健康栄養調査というものが5年に1回で、国民健康栄養調査というものを毎年国の方でやっております。ただ、それは母数が少ないので、なかなかデータとして取りにくいんです。毎年、県民健康栄養調査ができればよいのですが、予算等もありますので、その辺苦しいところではありますけれども、なるべくいろんなデータを使いながら現状の把握を行っていきたいと考えております。

(玉巻座長)
他はよろしいですか。
この検討会は条例の検討会ではないんですけれども、条例そのものが施行3年後に施行状況を見据えた上で見直すという規定が入っておりますので、その間は条例が適切に執行されているかどうか、執行されるべく対策を進めていくというスタンスで臨んでいくしかないのかなと思っております。
望月先生が御指摘のように、きちっと目標を定めて、ロードマップを作ってというのが理想なんでしょうけれども、なかなかそこまで行けるのかどうなのかというのは、これからたばこ対策課の方で考えるものなのでしょうかね。
予定より25分超過しておりますので、本日はこの程度に留めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
それでは本日は様々な貴重な御意見ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。長時間、ありがとうございました。

資料

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本文ここまで
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