審議結果(平成21年度第1回)

掲載日:2018年2月27日

次の審議会等を下記のとおり開催した。

様式3-2
審議会等名称第1回 神奈川県たばこ対策推進検討会
開催日時平成21年8月19日(水) 10時30分から12時15分まで
開催場所神奈川県庁新庁舎9階 議会第5会議室
(役職名)出席者

  望月 友美子 (国立がんセンター研究所たばこ政策研究プロジェクトリーダー)
  玉巻 弘光 (東海大学法学部教授)
  山本 佳世子 (電気通信大学大学院情報システム学研究科准教授)
  金井 正志郎 (県商工会議所連合会専務理事)
  川上 彰久 (県中小企業団体中央会副会長)
  矢作 政行 (県都市衛生行政協議会:伊勢原市保健福祉部長)
  飯塚 洋子 (県食生活改善推進団体連絡協議会顧問)
  高原 ななゑ (相模原市健康づくり普及員連絡会会長)

次回開催予定日平成22年2月予定
問い合わせ先

保健福祉局 保健医療部 健康増進課 たばこ対策グループ

電話番号 045-210-5025

ファックス番号 045-210-8857

下欄に掲載するもの
  • 議事録全文
要約した理由
審議経過 座長が選任されるまで、井出たばこ対策室長が進行

1.開会

(井出たばこ対策室長)
それでは定刻となりましたので、ただいまから第1回たばこ対策推進検討会を開催したいと思います。私は、本年4月に設置されました、たばこ対策室の室長を務めております井出と申します。当検討会の座長をご選出いただくまでの間、進行役を担わせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。それでは会議の開催にあたりまして、吉川保健福祉部長よりご挨拶を申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。

(吉川保健福祉部長)
皆様、おはようございます。委員の皆様方におかれましては、快く、この受動喫煙防止条例の検討のための委員会の委員を引き受けていただきまして感謝を申しあげたいと思います。また、お盆を過ぎたと申しましても、まだまだ残暑厳しい中、そしてお忙しい中、ご出席いただきまして重ねてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。すでにご案内のとおり、おかげ様でこの3月の県議会、修正という動きもございましたけれども、知事の念願でありました受動喫煙を防止する方策としての条例が制定されました。特にこの間、玉巻委員、それから金井委員、そしてまた川上委員におかれましては、その間いろいろなお力添えをいただいたこと、本当に厚く御礼申しあげたいと思います。また望月委員におかれましても、いろいろなアドバイスをいただきまして本当にありがとうございました。そうした皆様方のお力添えがあって、私どもといたしましては大きな目的を果たせたのだと思ってございます。本当にありがとうございました。
この条例、実効性のあるものにしていくためにはこれからが正念場ということでございます。すでに5月の終わりから6月にかけて、まず県民の方々に内容を知っていただくということでキャンペーンを始めています。知事がキャンペーンのスタート宣言をし、集中的に一週間、主な駅を中心としてキャンペーンをやらせていただきました。その後につきましても、地道な活動ではございますが、そうした街頭でのPRに併せ、各市町村の実施されるイベント会場でもタイアップしていただき周知を行うという形での啓発もさせていただいております。
7月8月につきましては、なんといっても事業者に取り組んでいただくことが重要でございますので、そういった説明会を中心に展開しております。やはり事業者のみなさんに、きちんと理解し、取り組んでいただくことが基本でございますので、現在はそうしたことに力を入れております。
9月以降はさらにキャンペーンとして、もう少し公共的な交通機関、例えば私鉄の車内の中吊り広告ですとか、そういったいろいろな媒体を使って、さらに秋にはイベントもけっこう盛んでございますので、そういったところにブースを出店するとか、そのような形でさらに強化していきたいと考えております。また県民の皆様に注目していただくためのある意味仕掛けといいますか、そのようなことも考えてございまして、来週あたりに、そういった動きも予定しているところでございます。サッカーの横浜・F・マリノスの中澤選手ですとか、テニスの杉山選手ですとか、そういった方々にご協力いただいてキャンペーンをより積極的に展開していきたいと考えております。
また、民間企業の方々からもご協力いただくというような動きも作らせていただきたいと思ってございます。
さらに来年の2月にはシンポジウムを予定しており、4月の条例施行に向け、そうした展開を行っていくことで、県民の皆様にも、各事業者の方々にも、きちんと取り組んでいただく、そういう視点で進めていこうと考えております。
それから、この検討委員会にも関わる部分でございますが、この条例は進行管理という点も極めて重要なことでございます。この条例は3年たったところで見直しをしていくというものでございますが、条例そのものだけでなく、たばこ対策全体を見ていただいてどういった点がまだまだ足りないのか、あるいはこういった点を工夫すればより有効なのか、そういう視点での進行管理を、喫煙率との対比等、様々な分析をしていただきたいと考えております。
後ほど、知事が改めてご挨拶させていただきます。ただいま所用で遅れておりますが、この会の間で知事が出席いたしますので、その際には改めて知事からご挨拶をさせていただくということでご理解いただきたいと思います。私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

(井出たばこ対策室長)
それでは引き続き本日出席しております県の職員をご紹介いたします。改めまして、先ほどご挨拶申しあげました吉川保健福祉部長でございます。中沢保健福祉部次長でございます。鈴木健康増進課長でございます。堀江健康増進課たばこ対策室室長代理でございます。その他、事務局といたしましてたばこ対策室の職員も出席をいたしております。
それから傍聴の関係でございますが、後ほどの議題の中で当検討会の傍聴要領につきましてご報告をさせていただきますが、本日は傍聴者2名の方が来場されていらっしゃいます。また、後ほど報道関係者2社が来場されるということでございます。
それから会議録の公開の関係でございますが、本検討会の議事の内容につきましては議事録を作成し、発言者のお名前とともに公開をいたしますことを、あらかじめご承知いただきたいと思います。
それでは、本日の会議の流れと資料の確認をさせていただきます。机上の次第をご覧いただきたいと思います。この後、次第2でございますが「神奈川県たばこ対策推進検討会について」ということで設置要綱等の報告をさせていただきます。その後、次第3といたしまして委員の皆様より自己紹介をいただき、座長の選出・副座長のご指名をお願いいたします。ここで、座長に進行をバトンタッチさせていただきます。それから次第4でございますが、「神奈川県におけるたばこ対策について」パワーポイントを用い、条例の概要等のご報告をさせていただきます。それから次第の5は本年度実施を予定しております「受動喫煙に関する県民意識調査・施設調査」につきまして、事前に委員の皆様方からいただきましたご意見を踏まえた形の案をご説明させていただきたいと思います。資料につきましては、資料1から資料9まででございます。ご確認いただきたいと思います。資料1が設置要綱、資料2が委員名簿、資料3が傍聴要領、資料4がパワーポイントの資料でございます。資料5が本県のたばこ対策の取り組みについて、資料6が統計調査手続きの概要、資料7が皆様方からいただきましたご意見の対応状況を示したものでございます。資料8が県民意識調査実施要綱と調査票、資料9が施設調査実施要綱と調査票でございます。あと参考資料といたしまして、前回の平成19年度に行いました受動喫煙に関する調査結果概要をお配りしております。併せまして、机上に来週25日に予定しております、私どもの受動喫煙防止キャンペーン「スモークフリー」のご案内を置かせていただいております。さらにファイルで条例の関係資料もお配りいたしております。
併せまして、お手元にマイクがございますが、このマイクにつきましては、操作をなさらないでそのままご発言ください。録音のための調整をしてございますので、その旨よろしくお願いしたいと思います。

2.神奈川県たばこ対策推進検討会について

(井出たばこ対策室長)
それでは、これから次第2に入りたいと思います。次第2「神奈川県たばこ対策推進検討会について」、まず事務局からご報告したいと思います。

 事務局から資料1~資料3、説明

(井出たばこ対策室長)
ただ今の、資料1から資料3につきまして、なにかご質問はあるでしょうか。
よろしければ、恐縮でございますが次第3に移らせていただきます。

3.委員自己紹介及び座長・副座長の選出について

(井出たばこ対策室長)
まず、委員の皆様から自己紹介をお願いしたいと思います。恐縮でございますが、お一人様1分程度ということで、飯塚委員の方から順番にご挨拶いただければと思います。

(飯塚委員)
食生活改善推進団体連絡協議会顧問の飯塚洋子と申します。よろしくお願いいたします。
私たちの団体は、食を通しての健康づくり活動ということで県民の皆さんに健康づくりを推進している団体です。このたばこの問題に関しましても、とても大事なことだと考えています。2年間どうぞよろしくお願いします。

(川上委員)
おはようございます。川上と申します。所属は県中小企業団体中央会でございまして、中小企業の経営者の集まりでございます。私は、前回の受動喫煙防止条例の検討会にも参加させていただいたんですが、生まれてこの方、たばこは1本も吸ったことございません。ただ立場として、居酒屋さん、パチンコ屋さんの経営者の立場として今まで発言させていただいてまいりました。「全身全霊を傾けて」と言いますか、やらせていただいたのですけれども、もう疲れきっております。先ほど部長が「快く引き受けいただいて」とおしゃっていましたんですが、なかなか快くではなかったのが本音のところです。金井議員も継続して参画なさり、さらに尊敬する玉巻先生も再度ご一緒されるということなので、参加をさせていただくことにいたしました。この条例がスムーズに進んでいきますように少しでもお力添えができればと思っております。よろしくお願いします。

(山本委員)
電気通信大学大学院情報システム学研究科准教授の山本と申します。どうぞよろしくお願いいたします。専門としては、環境とか情報といったことをキーワードとした研究をしております。神奈川県は、アセスメントの審議会と総合計画、そういったところに関わらせていただいておりまして、そちらからの関係で、特に市民参加とか市民意識といったところで参加させていただくという経緯と伺っております。私自身も実は、たばこは吸ったことがないんですね、吸おうと思ったことも実はありません。私の研究室の学生でも、今まで吸っている人が来たことがないんです。そういうところで生活してございます。私の大学も分煙を進めておりまして、喫煙場所というのは決まっているのですが、同僚の先生たちの中には研究室で密かに吸っている先生もいるような状況です。そういった現状的なところも踏まえながら、お手伝いを少しでもさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(望月委員)
国立がんセンター研究所の望月と申します。よろしくお願いいたします。私のタイトルは、たばこ政策研究プロジェクトということで、「ズバリですね」と、先ほど山本委員からも言われたのですけれども、もともと医者で疫学という分野で、例えばいろいろな病気の原因はなんだろうということを研究していました。その中で、がんの原因の三分の一はたばこということで、当然分かっているその問題を、どのように取り除くか、すぐ取り除けないから政策が発生するのか、というあたりからむしろ疫学からポリシーの方に関心というか研究の対象が移ってきたところです。
ご承知のようにWHOのたばこ規制枠組条約というのがあります。それには基本原則がいくつか書かれているのですけれども、私が一番好きな条項が、先ほども先生がおしゃっていたような市民参画というか市民社会の参画が、条例にしても条約にしてもどんな法律の実現についても必要だということが、はっきりとその条約の基本に書かれています。
それから、どんな場合でも利害が対立するということがあります。特にたばこのようにたくさんの利害が衝突するような分野においては、強いポリティカルウィル(政治的意思)というものが必要だということも、既に条約に書いてあります。まさにそれが、神奈川というこの人口の900万近くの大きな自治体で行われていることを目の当たりにしまして、研究対象としても、あるいは戸籍が神奈川にありますので神奈川県民としても非常に注意深く見守ってきたところです。今回の検討会にお声をいただきまして、私も政策形成の過程に携われることを非常に楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

(玉巻委員)
東海大学法学部で行政法を担当しております、玉巻でございます。前回の受動喫煙防止条例、当初は禁煙条例といわれていた検討会から関わらせていただいておりまして、先ほどの川上委員、それからお隣の金井委員と一緒にかなり激しい議論をした記憶がございます。
私自身はどちらかというと推進派なんですけれども、前回の検討会の第1回紹介のメディアの記事によりますと、私は後ろ向き派に分類されていたみたいで、メディアの人たちは私の発言をどう理解しているのかなという思いを大きくいたしました。「正確に理解する能力がないのではないか」などというようなことを言うと怒られるのでやめますけれども、正確に伝えていただければというふうには思っています。
ともかく条例が成立しましたので、前回の検討会でも繰り返し発言したことなんですが、スムーズに船出をし、施行は来年の4月1日からということなのですが、そのために、さらに何をやれるのかというような観点から、今回の検討会にさらに関われる機会を得ましたことを非常に嬉しく思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

(金井委員)
神奈川県商工会議所連合会から派遣されました、藤沢の商工会議所で専務理事をやっております金井と申します。県の商工会議所連合会は14の市の商工会議所で構成されておりまして、委員の選出につきましては、なかなか皆さん後ろ向きでございまして、今回もまたお前がやれということでした。私自身は、もちろん先進的な条例が神奈川の地でできるわけですからこれは推進という面では異議はないわけですけれども、川上委員と同じように、商業者、飲食業、娯楽業を背中に背負っておりますので、その真ん中で調整をしながら、たばこ商の販売の皆さんのご意見も聞きながら、前回は参加をさせていただきました。ここで出たご意見を県商工会議所連合会に持ち帰りまして、それぞれの皆さんに議論をいただきながら参加していきますので、私独自の意見というものではありません。どうか誤解のないように、よろしくお願いしたいと思います。
前回の時には、県の皆さんにとっての先進的なスタートが、私どもの発言によってちょっと後退したという感じがあると思いますけれども、それは県の皆さんが、合意形成の過程でご理解をいただいて歩み寄っていただいた、県議会を含めて大変な状況を経てこういう条例ができたということについては、高く評価をさせていただきますし、実効性のある条例にするためには、さらにお互いが合意形成を深めるための努力が必要だろうと、思っておりますので、一つよろしくお願いします。

(矢作委員)
伊勢原市保健福祉部長をしております、矢作と申します。県内の都市で、委員名簿にもございますように都市衛生行政協議会という組織を組んでおりまして、今年度は伊勢原市が会長市ということで、この検討会の委員の方に参加をさせていただくという形になってございます。いろいろお話を伺いまして、正直に申しまして、私はたばこを吸う側、吸う人間でございます。ただ、今回の県の受動喫煙防止条例、素直に受け入れる、ある程度個人的な意見になるかもしれませんが、素直に受け入れる立場であると思います。吸わない人、吸う人、それぞれが「権利」、権利という言い方が妥当かどうかは別にして、それぞれのお考えがあると思います。ただ私は吸う側として、吸わない方への配慮は十分にしているというつもりでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

(高原委員)
皆さん、こんにちは。はじめまして。相模原市健康づくり普及員連絡会会長を務めております、高原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私たちの会は、市民の立場でボランティアとして健康づくりの普及啓発活動をしている団体です。市長の委嘱を受けて、3年間の委嘱期間で活動を展開しています。受動喫煙に関しては、「やにけん」といいまして、唾液を検査して器官に残っているヤニを皆さんに知ってもらう活動をしております。あと親子サロンや子育てサロンでも、チラシを配布し、お母さんたちに受動喫煙の怖さを伝える活動も展開しております。
これから来年の条例施行に向けて、一段と理解を深めていただくような活動を、私たちの団体でも行っていきたいと思っております。これからの審議を通しましても協力していきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

(井出たばこ対策室長)
ありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。
それでは、本日ご欠席の委員をご紹介させていただきます。資料2をご覧いただきたいと思います。まず資料2の上から2行目ございますが、国立保健医療科学院の曽根委員がご欠席でございます。それから、下に下がりまして3つ目でございますが、県医師会理事の羽鳥委員がご欠席でございます。さらにその下4つ目でございますが、県町村保健衛生連絡協議会の芳賀委員が欠席でございます。以上でございます。
それでは、当検討会設置要綱第4条の2項に従いまして、皆様方の互選によりまして、座長の選出をお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。

 望月委員 挙手

(井出たばこ対策室長)
望月委員、どうぞお願いします。

(望月委員)
先ほどもおっしゃられたように、前は禁煙条例検討委員会と称されていたと思うのですけれども、その後半の部分を何度か傍聴させていただいたことがあります。それでいろいろな委員のご意見とか、あるいは知事のリーダーシップなどを目の当たりにしたところですけれども、そこで感じましたのは、医学的な知見とか国際的な様々な国の動向、条約の動向を踏まえつつ、特に県においては飲食店や先ほどの娯楽業者等の事業者、それから喫煙者などへの一定の配慮を行いつつも、現状に即した幅広い意見が闘われたと思います。その後の様々な立場のご関係者のご努力によって、ほんとに日本で始めてのこういう条例というものが画期的な策定がされたわけですけれども、今回の設置目的の1つに条例の3年後の見直しも含まれているとお聞きしておりますので、今回の座長というのも、新たな重責だと思いますけれども、委員の継続性も考えまして、継続の委員の方々の中からご推薦させていただいたらと思いました。
ずっとウォッチャーとして、過程を見守っていたのですけれども、条例の性格などを考えると、一番、今後の挑戦すべき課題とか、それから現状とか政策評価とか様々な観点を一番専門的な見地からバランスよく見ていただけるような先生として、法律の専門家でいらっしゃいます東海大学の玉巻教授に座長になっていただけたらと思いまして、ご推薦差し上げるしだいです。

(井出たばこ対策室長)
ありがとうございます。他にご意見はあるでしょうか。

 意見なし

(井出たばこ対策室長)
玉巻委員に座長をお願いしたいということでございますが、よろしいでしょうか。

 (出席委員)異議なし

(井出たばこ対策室長)
ありがとうございました。それでは、委員の皆様の互選により玉巻委員に当検討会の座長をお願いするということございます。では、玉巻委員には座長の席にお移りいただきまして、まずご挨拶をいただけたらと思います。

(玉巻座長)
それでは、一言ご挨拶申しあげます。
今、望月先生から継続性というようなお話をいただきました。私自身、川上委員や金井委員と一緒にやってきたというのも事実ですし、また継続性の必要性ということに関しても否定できない事実だと思いますので、微力ながらお役に立ちたいと思います。皆様、それぞれにご専門のお立場から座長に相応しい方ばかりなので私が引き受けるのも、いささかちょっと背中がかゆいところもあるのですけれども、どこまで、努められるかわかりませんが、どうぞご協力を賜りたいというふうに考えております。よろしくお願いします。

(井出たばこ対策室長)
ありがとうございました。それでは、これからの進行は座長の玉巻委員にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

(玉巻座長)
それでは、先ほどの次第の順番で進めてまいりますが、まず最初に副座長を要綱に基づいて決定しなければなりません。このことにつきまして、先ほど、申しましたように、どなたも相応しい委員ばかりであることは申すまでもないのですけれども、前回の禁煙条例の検討会におきましても、県の医師会から出ていただいていたということもございますし、私の専門は法律で、医学や健康、疫学という観点の知識はございませんので、その分野の専門家にご就任いただきたいというようなこともございます。実は、今日はご欠席ですけれども、そうしたことから、今後の医師会からいただく協力も欠かすことができないということも含めまして、羽鳥委員にお願いしたいというふうに個人的には、考えております。ご本人がいらっしゃらないところで私が勝手にそういうことを言って欠席裁判みたいになるのもいかがなものかという感じもいたしますが、皆さんのご理解を得られるのであれば羽鳥先生にご連絡して、ご就任をお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 (出席委員)異議なし

(玉巻座長)
どうもありがとうございます。それでは、副座長には県の医師会理事でいらっしゃいます羽鳥委員に、後ほど、お願いすることといたします。どうもありがとうございました。⇒(8月20日羽鳥委員了承)

(玉巻座長)
それでは、続きまして先ほどの傍聴要領に関してでございますが、先ほどの傍聴要領の事務局からの説明について、格別質問ございませんでしたけれども、それにつきまして改めて皆様方に確認をしておきます。本日の会議の議事録につきましては、発言者の氏名が入った形で県のホームページにアップされるということでございます。それで間違いないですね。

(井出たばこ対策室長)
はい。内容につきまして委員の皆様方に確認をさせていただいた上で、ホームページに公開させていただくということになります。

(玉巻座長)
前回の経験を併せてご紹介しておきますと、公開前に発言内容の記録として正確を期すために、発言があった各委員に確認されるということです。事実上、速記録のような形で、実は私自身びっくりしたのが私の関西弁がそのまま再現されておりまして、そこまで忠実に再現されますのでその辺をご理解いただければと思います。

(玉巻座長)
次に本日の傍聴者、メディア関係で原則禁止の写真、ビデオ等の撮影の申し出はございますか。

(井出たばこ対策室長)
現在テレビ局2社から撮影の申し出がございました。

(玉巻座長)
そのことについて、これは座長権限でございますけれども、許可するということにしたいと思いますけれども、この点についても皆さんよろしいですか。

 (出席委員)異議なし

(玉巻座長)
それでは、そのようにいたします。

4.神奈川県におけるたばこ対策について

(玉巻座長)
そうしますと次に次第の4の「神奈川県におけるたばこ対策について」ということでありますが、資料4、資料5に基づいて事務局より説明をお願いいたします。

 事務局から、資料4、資料5説明

(玉巻座長)
ありがとうございました。今の説明つきまして、委員の皆さんから何かご意見、ご質問等がございましたら、ご自由にご発言ください。いかがでしょうか。条例の中身、全体の構成等についても今、詳しくご説明いただきました。前回の検討会から参加しているものにとっては、よく分かっている話ですが、ここまで細かい話を聞いたのは初めてという方もいらっしゃると思います。そのあたり何かご質問がございましたらご発言ください。

(望月委員)
詳細なご説明ありがとうございました。質問ですけれども、資料の3ページ目、最後のところですが、喫煙率の把握についてデータをお示しになりましたけれども、大体、これは国の全体のデータと同じようなところにあると思うのですね。ただ、国の健康栄養調査でも年代別に見てみると、随分、各年代に開きがあって、特に60代以上の男性、女性がかなり低くなっているのですけれども、その分若い年代のみならず、中高年は、特に男性においては、過半数の方以上が吸っているという現状があるのですね。その辺の年代別のサンプル数が少ないので、なかなか把握するのは難しいと思うのですけれども、実態として、例えば影響が及ぼされる集団というのは、やっぱり外に出てアクティブな社会生活を送っているような年代だと思うので、そういう方々の実態をもう少しリアルに把握していくと、きめ細かい対策も考えられていくだろうと思うのですが、何かデータをお持ちでしたらご紹介いただけますでしょうか。

(玉巻座長)
事務局いかがですか。

(堀江たばこ対策室室長代理)
今の先生のご指摘でございますが、県民健康栄養調査のデータ数でございますが、例えばサンプル数が合わせて1500程度ということで、年代別に厳密なものは、なかなかご指摘のとおり、やりにくいということはございます。私どもが通常、使っているデータといたしましては、全国のデータで年代別のデータを参考にさせていただいております。

(望月委員)
実態として男性4割というのは、全国レベルで見てもそうですけれども、実感とはかなり違うということを検討会で共有できれば、具体的なイメージがわくのかなと思いまして、数字を出していただきたいということでなく、この数字を基にイメージするものと、実際に20代30代の方々は6割ぐらい吸っているということもありますので、それが共有されればいいなと思いました。

(玉巻座長)
そうですね。そのあたりは前の検討会でも同じような意見が繰り返し出されていて、1億2千700万の国民の中で何人が吸っているかと言ったら喫煙率はうんと下がるはずだが、20代、30代、40代、50代くらいまでですかね、勤労男子の喫煙率はどうなのかと言ったら、これはもう明らかに5割を超えている。そういう人たちが、例えば、前回の繰り返しの発言ですが街中の喫茶店を使う、飲み屋を使う、そこで大半の人が吸っている状況で、それを全部シャットアウトしたら営業者がどうなるのか、そこは決して忘れてはいけない前提事実だと思います。
いかがでしょう他に何かございますか。

(川上委員)
いろいろ小規模事業者に対して、財政補填とかいろいろ考えていただいてありがとうございます。ただ、努力義務になりますと、今の経済状態は非常に悪いので、やらなくていいのかなという感じになると思うのです。そうすると、さっきのシールがありますよね。分煙、禁煙のシール、両方どちらも貼れないところが出てくる。逆に言うと、まだ未対策店ですよというようなのを作れば、吸わない人が間違って入店することがなくなるのではないでしょうか。ここはそういう受動喫煙防止の対策をしていないのだな、ここへ入っちゃうとそういうたばこの煙がいっぱいだな、というのを入る前にわからせる方法というのも必要なんじゃないのかなと思います。何かそういうものがないと、努力義務の場合、私たち中小企業、零細企業になりますと、「あっ罰則がないからいい」という方向にちょっと考えがちになると思うのです。まあ3年経てば、世の中の風潮も当然、禁煙になってくるとは思うのですが。
あと立ち入り調査なのですけれども、これは県の職員の方が急に行かれるのか、何か調査票というか、きちんとこういうことやっていますかという何か事前に出させてから行かれるのか、いかがなのでしょうか。県の職員の方が行かれるのであれば、そんなにたくさんの施設には行かれないと思うのですけれども、そこら辺のやり方はいかがでしょうか。

(堀江たばこ対策室室長代理)
立入調査のことでございますが、1つには普及啓発のためにお邪魔する場合があると思います。あるいは、飲食店等における受動喫煙防止対策の状況を把握するために、調査のために、お邪魔するというケースもございます。さらに例えば、お店を訪れた利用者の方からのいろいろなご指摘を受けお邪魔させていただく場合があると思います。その場合も県の調査員であることを示す調査員証、身分証明書こういうものを提示して、お邪魔させていただく予定でございます。

(玉巻座長)
他になにか、ございますか。

(山本委員)
よろしいですか。2点お聞きしたいことがございまして、資料5の3ページ目の(3)、(4)のところでございますが、(3)のところで講演会、研修会をいろいろなところで、かなり数多くされているということですが、ここでの参加者のご反応を教えていただきたいというのが1点目と、2点目として保健福祉事務所において禁煙サポート相談の実施ということですが、禁煙希望者の方がいらっしゃって、相談に応じていらっしゃるということなのですが、こういったところで、どれくらいの方が禁煙希望者としてご相談にいらっしゃるのか、その辺について、また、どんな人たちが来ていらっしゃるのかその辺について教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

(玉巻座長)
事務局、手元に資料がありますか。なければ答えられる範囲で答えていただいて、別途、文書で送っていただく形でもいいかなと思うのですけれども。

(堀江たばこ対策室室長代理)
手元に保健福祉事務所のデータがございませんので、後ほど委員の皆様方にお送りしたいと思います。
⇒(議事録確認時に送付予定)

(望月委員)
追加の質問なのですけれども、パワーポイントでご説明になった分煙設備、喫煙所の設置費用に関する支援ですけれども、もう少し先の議論になるかなと思うのですが、要は政策を進めるために支援をするわけですよね。伴うコストに対して、例えば今、分煙の設備を既にしているとか、あるいは今後このサポートによって設置した施設が、ではやっぱり禁煙にもう一歩進むぞという時に改装に伴うコストが発生した場合に、それに対しての支援はあるのでしょうか。検討していらっしゃるのでしょうか。

(堀江たばこ対策室室長代理)
今、私どもで考えております支援ですが、これから分煙、あるいは喫煙所を設置して、受動喫煙防止対策をそういう面で進めるという方に対するその費用に対する支援と、経済的支援ではないのですが技術的支援の中で、ご相談に応じている中で禁煙を選択していただけるような、あるいは禁煙なおかつ喫煙所の設置、あるいは外で吸うことを含めた全体のアドバイスということを考えてございます。それ以上に分煙からさらに禁煙にする時の支援があるかということになりますと、現状では、具体的な経済的支援については、用意していないというのが現状でございます。

(望月委員)
これは条例の検討の時には議論はされなかったのでしょうか。よりよいものを目指そうとしている施設に対して支援がないというのは、不公平な感じがするのですけれども。

(堀江たばこ対策室室長代理)
条例の検討の中での議論といたしましては、例えば、そのようなケースに対する顕彰制度を設けたらどうかというアイデアもございました。ただ、条例の中には盛り込んでおりませんし、そのための事業立てというのは、現状、用意してございませんが、例えば今後そういうもの、顕彰制度のようなことを考えるということはご議論いただければと思っております。

(玉巻座長)
県の財政状況も厳しい折から金が必要な施策というのは、今なかなか難しく、今ご紹介があったように、優良企業を顕彰していくというようなことはできるのでしょうが、より一歩進むための施設に投下する資本に利子補給までやるというのは、なかなか難しいでしょう。

(吉川保健福祉部長)
分煙の設備をすでに持っていて、その上で分煙設備を取り払って禁煙にする、そういう場合お金がかからないだろうという想定をしています。逆に新たに分煙するには、設備を作らなければいけない、喫煙所を設けるにも設備を作らなければいけない、これはお金がかかるだろうということで、その時に助成制度という議論がありました。それは逆行ではないか、県民の理解を得るには、せっかく禁煙ということを目指しているのに、分煙でそこに多額のお金をかけて、たばこを吸わせる環境まで整備するといったことが果たしてどうなのか、県民から理解を得られるのか、そういう意味では利子補給がある意味では県としてのできる最大の助成ではないか、逆に分煙から禁煙への移行時には、お金はどこまでかかってくるのかあまり想定していなかったものですから、そういった意見はあまり出ていなかったです。ただ、さきほどの顕彰ですとか、ある意味ではそれを進める上でのインセンティブみたいなところで顕彰制度をというような、このような議論はありました。今、玉巻先生がおっしゃったとおり、基本的には金を掛けないというようなことがあったと思いますので、そういう点では利子補給までが精一杯なのかなというところだったと思います。

(玉巻座長)
今後、県としても、いい条例にしていくために、いろいろ更なる施策がでてくると思いますけれども、皆様のご協力でよりよくする努力を続ければいいのだとういうことで割り切っていただくしかないと思います。
他に何かございますか。よろしければ時間が押しておりますので、先へ進めたいのですが、ぜひ今ということがございましたらお願いします。

(川上委員)
広報関係なのですが、先ほどいろいろ市町村広報とか新聞、テレビとかありましたが、これは費用が発生するのですか。うちの団体とかで広報活動したいという時は無料でお願いしているはずですが。

(堀江たばこ対策室室長代理)
市町村広報あるいは団体につきましては、通常発行されている広報誌等の中に紙面をいただくという形で、私どもから原稿をお渡ししておりますので、費用が発生していないのが、ほとんどでございます。

(玉巻座長)
よろしいでしょうか。どうも、ありがとうございました。

5.受動喫煙に関する県民意識調査・施設調査について

(玉巻座長)
それでは、先に進むことといたします。次第の5の「受動喫煙に関する県民意識調査・施設調査について」ということで、資料6以下でありますけれども、これについてご説明いただけますか。

 事務局より、資料6から資料9説明

 知事入室

(井出たばこ対策室長)
議事の途中でございますが、ただいま知事が到着いたしましたので、ここでご挨拶の時間をいただきたいと思います。

(松沢知事)
どうも皆様、ご苦労様でございます。神奈川県知事の松沢であります。
今日は、第1回目の神奈川県たばこ対策推進検討会にご参集をいただきまして、ありがとうございました。また皆様には、この条例の趣旨にご賛同いただいて委員をお引き受けいただいたことに心から感謝を申し上げます。
もう何度もお聞き及びのことと思いますが、受動喫煙の健康への被害が長年指摘されております。国際的にはWHOのたばこ規制枠組条約等々の中で、かなり世界的に見ると進んできてはおりますが、わが日本の現状は、まだまだ遅れているのが実状だと思います。健康増進法ができて、もう6年が経ちますけれども、受動喫煙の対策についての対応は努力義務ということで、特に民間の施設ではこれが徹底されていないという状況でございます。そういう中で神奈川県では公共的施設、屋内空間を、原則、禁煙か分煙にしていこうという、条例を検討させていただいて、日本で初めての条例でありますので、様々な議論があり、大変難しかったわけですけれども、どうにか2年間をかけて、この条例を作り上げることができました。ただ、条例はようやくできたわけでありますが、これはゴールでなく、まさしくスタートでありまして、まだまだWHOの目指す姿から見ると、かなり、形成過程での議論や妥協もありましたので十分なものではありません。しかし3年ごとの見直しという規定も作りました。来年の4月から施行でありますけれども、普及啓発、あるいは条例を進めるに当たっての準備をしっかりとやって、4月から県全体で皆さんの協力をいただきながら、受動喫煙の防止ができるように、条例に沿って進めていきたいと思っております。
今、話しがあったと思いますけれども、今年1年の準備期間と3年後の見直しまで、どこまでこの条例によって受動喫煙防止の効果が上がっているのか調査をし、この検討会で皆さんにご議論いただく中で、神奈川県の受動喫煙の防止を1歩でも確実に進められるように体制を見直しながら進めていきたいと思っております。皆さんには専門的な見地から、神奈川県における受動喫煙の防止が着実に進むようにご指導いただきたいと考えております。そして、神奈川県だけではなく、他の県にも受動喫煙防止対策をきちっと地域社会から作って行こうというふうに、広げていきたいと思っております。
スモークフリーという言葉を日本では誰でもわかる認知度の高い言葉にしていく、そういうキャンペーンも同時に行っております。
皆様には受動喫煙防止だけでなく、たばこ対策全体にご意見をいただきたいと考えております。禁煙に対する指導や普及啓発も重要だと思いますし、最近、非常に問題視されている若い女性や未成年者の喫煙もすごく増えてしまっています。こういうことに対する対応、そして受動喫煙防止対策など、こういう広くたばこ対策全体に向けても専門的な見地からご指導ご鞭撻いただきたいと思っているところでございます。
長くなりましたけれども、日本で始めてこういうモデルを作って、進めていく神奈川県であります。どうか日本中から神奈川県がいいモデルを作ったと、私たちもやらなければいけないと、こういう声が上がるように、しっかりとした条例にしていきたいと思っておりますので、今後も皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。どうも、今日はありがとうございます。

(玉巻座長)
今、知事からご挨拶いただきましたけれども、本日の検討会が始まりました時に望月委員からのご発言もありましたが、こういう条例は、中身がどんなに立派なものであったとしても強い政治のリーダーシップがないと実現しないということは、残念なことであるのですけれども事実です。そういう点におきまして、本県の松沢知事の強いリーダーシップの下で条例が成立したということは、非常に喜ばしいことだと考えております。ただ、前回の検討会の中で様々な議論があったわけですが、政治のリーダーシップで一定の政策目標を掲げて実現していくという時には、現実の問題として、政治的妥協というものも不可避だということはあろうかと思います。先ほど知事のご挨拶の中にもありましたとおり、WHOの基準からすると、前回の座長であった津金先生のお言葉をお借りしますと「いい条例ができたとはなかなか言いがたい、世界の基準から言うと周回遅れの条例だ」と、こういうご指摘があったことも事実だろうと思います。しかし、日本全体の実状が周回遅れどころか、もっと遅れている状況のなかで、周回遅れとは言い、日本の中で一番前を進める、そういう条例ができたということは政治のリーダーシップの成せるわざであったと、私は考えております。そうした中で、来年ようやくスタートするわけですけれども、そのスタートが順調に行えるように、また、そのために更に中身をよりいっそう良いものに見直していくためにも、今回の新たな検討会の委員がどれほどの力を発揮できるかわかりませんけれども、委員それぞれに最大限の努力をして参りたいと思います。今後とも、知事の強いリーダーシップを後ろ盾にして、この政策がよりよいものとなっていくように努力したいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

(井出たばこ対策室長)
知事におかれましては、この後、他の日程がございますのでここで退席させていただきます。

(松沢知事)
委員の先生方、今後もお世話になりますが、ご指導をよろしくお願いいたします。どうも、ありがとうございます。

 知事退室

(玉巻座長)
それでは、次第5の調査に関するご説明の途中でありましたので、それを再開していただけますか。

 引き続き、事務局より説明

(玉巻座長)
どうも、ありがとうございました。今のご説明につきまして、皆様方から何かご質問、ご意見がございましたら、ご発言下さい。ただ、事前に全員の皆さんにメールなり文書なり直接面談なりで、案の段階で調査票の調査項目等についてのご意見を伺っているはずであります。それが、先ほど説明がありましたように、資料7に記されているとおりということです。現実にはもっと色々と聞きたいことも、県としてはあるのでしょうが、スペースの点で難しいということがあったり、あまり長大なアンケートをやると回答率が低くなったりというようなこともあって、みなさんのご意見を全部採用して調査票を作るというのは現実の問題として困難だということがあるということはご理解いただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。何か、ご質問、ご意見、ここは是非、補正を加えた方がというものが、更にございましたら、ご発言いただければと思います。

(矢作委員)
今回のアンケートについて、事前に意見を出させていただいたのですが、例えば県民意識調査の問8ですか、条例が制定されたことを知っている、知らない、という中で、知らない方は問11に飛ぶんですね。知らないと答えた方がどういう手段で、例えば県の政策なりを知る手段を普段取っているかということを知ることが必要ではないでしょうか。本来、この条例の施行、その後の進行管理については、過料とか罰則もありますが、それ以前にやはり内容を周知させること、それに伴う条例の遵守の指導というのが、まずは第一義的な話ではないかなという気がいたしました。同じように施設調査の方にも同じような設問がありまして、それについても同じように知らない人は、問5から問8に進んでしまって対策状況になってしまいます。知らない人はそのままなのかという、そんな気がいたしました。特に施設管理者は県内に住まわれている方と限らないという気もいたしますので、その辺どうかと感じております。

(玉巻座長)
ありがとうございます。今のご意見、貴重なご意見だと思いますので、事務局でそれが折り込めるかどうかご検討いただいて、前向きに対応してください。

(望月委員)
参考資料の過去の調査項目では、条例の可否というか、公共的施設の喫煙を規制することについて支持をしているかどうかを求めていると思うのですけれど、2ページ目の2のところです。これと同様のものを繰り返し取っていくことが必要ではないでしょうか。色々な国々だと条例の施行、条例というか法律の施行前の支持を必ずその施行後、上回るという結果も出てきていますので、ポピュラリティーを聞いていくという、簡単なものでいいと思うのですが、前回と比較できるような項目を入れた方がモニタリングにもなると思うのですが、いかがでしょうか。

(玉巻座長)
今の点、どうですか。

(堀江たばこ対策室室長代理)
前回の調査は、条例作りのための民意を知るという点がございまして、賛否を問うというところがございましたが、現状、例えば、県民意識調査でも、例えば問12でございますが、「今後、受動喫煙防止を効果的に進めるために行政に期待することはどれですか」というところとか、あるいは、施設調査におきましても、問14で同様の文言がございます。こういう形の中で民意を探っていけるのかなというような対応を考えているわけでございますが、先生のおっしゃるところは、そういうところとは別にということでございますか。

(望月委員)
そこでも読み取れるとは思うのですけれども、例えば、規制の強化とか、あるいは現状で十分というのは、条例を前提にした現状で十分というのを支持ととるか、よくわからないけれどもいいととるのかで、すごく比較がしにくいと思うのですね。条例はもうできているわけですので、条例そのものを支持するかどうかという聞き方は難しいのでしょうか。中身はこの問12とか14で読み取れるとは思うのですが、モニタリングをするということで考えると、これだと変化をどのように評価していくのかなと思いました。

(玉巻座長)
追加で私からも伺いたいのですが、今度9月4日にその統計審議会に諮問するということですけれども、そこで意見が出てさらにこの調査票が変わっていくということはどの程度あるのですか。今、矢作委員や望月委員のご発言にそれなりに対応するということになると、それから9月4日の審議会を受けてさらに中身が変わるというのであれば、今のようなご意見をそこで折り込んで変えていくということもあり得るのだろうと思います。

(岡崎副主幹)
統計審議会では、県民の方々に回答していただくにはどのようにした方が良いのかとか、いわゆる調査の方法についての指摘を受けることが多いかと思います。具体的な調査内容についての指示なり意見というのは、それほど多くないと思っています。

(玉巻座長)
先ほどの望月委員のご発言は、要するに同じ質問を、時期を変えて連続調査していって、その回答がどういうふうに変化していくかというのを確認することが重要ですよという趣旨なのかなと、私は理解したのですけれども、そうであるとすれば、今、ご説明いただいたように統計審議会で指摘を受けるような趣旨のご指摘なのかなと、そういう印象を持ったので念のため確認したのですが。

(井出たばこ対策室長)
統計審議会につきましては、どちらかというと統計の手法として適当かどうかという議論が主でございまして、明らかに誘導的な聞き方であるとか、そういったことで統計として相応しくないといったことでございます。内容的なものであれば、今日のご意見も踏まえて、再度、この案を調整することは可能かと思います。

(玉巻座長)
現実には、全部対応するというのは不可能だろうと思うのですが、可能な限り事務局で検討いただくということになろうかと思います。そうであればこれも一言というご発言はございますか。よろしいですか。

(井出たばこ対策室長)
資料7に併せまして、今日のご意見を踏まえまして、改めて整理させていただいて、委員の皆様方には統計審議会にかける前にお示ししたいと思います。よろしくお願いします。

(玉巻座長)
議題の5については以上でよろしいですか。どうも、ありがとうございました。そうしますと、本日予定されております審議事項としては以上で終了でありますが、委員の皆様方から今後この検討会で議論すべきこと等について何かご意見・ご質問がございましたら、自由にご発言いただければと思います。いかがでしょうか。そう定期的に頻繁に開く検討会ではありませんので、この際ということで何なりとご発言いただければと思うのですが。

6.その他

(金井委員)
さっき川上委員がご意見を出された件ですが、いわゆる100平方メートル以下の飲食店についても表示がないですよね。その辺は3年経過していく中で意識的にもう少し、3年間で100平方メートル以下の飲食店も3年後に向けて努力していくのだというような意識が向上するような何か手立てというか、ステッカー貼るのがいいのかは別にして、色々あると思いますけれども、例えば、ここが健闘店だとか、努力店だとか、そんな意識付けをするようなことを飲食店さんに対してした方が3年後には、さらにこの条例の意義が深まるのかなと、こういうふうに思っているところです。とても大事なことかなというふうに考えています。

(吉川保健福祉部長)
実を言いますと、この議論というのは議会の制定過程の中でもございました。それで、我々の方では、例えば、飲食店について、今おっしゃったとおりなのですけれども、このステッカーで言いますと、この受動喫煙防止条例に基づくと書いてあるので、それは、努力義務のところはそういった義務が課せられているわけではないものですから、努力義務としてはあるのですけれども、規制として入っていないわけですから、その表示を使うのは果たして的確かどうかという問題があるわけでございます。もう一方では、おっしゃったとおりです。協力店ですとか、そういった表示をすることで、やはり取り組んでいただくところを推奨したらどうかと、こういう意見はありました。我々、そこまで実は現状の中では至っていないのですけれど、今それを検討している最中でございます。現実に、市町村からは是非そういうことをやって欲しいと言うところもあります。できればモデル的に取り組んで、それで広めていくという手法もあると思います。実はこの取組みそのものは各保健福祉事務所単位ですが、そういう取り組みを既にしているところもありますので、そういったところを見ながら進めて行きたいと考えております。やはりおっしゃったとおり、ステッカーがいいのか、あるいは、色々と地域の中で、例えば、ネットワークを組んで何か取り組んでいただき、そういったところに我々が何か支援をしていくということがいいのか、いずれにしても色々な工夫ができると思っています。是非それはやっていきたいと考えます。モデル的に始めることで、それが広がっていきますから、そういったスタートでもできればということで、今、検討しているところでございます。

(玉巻座長)
どうも、ありがとうございます。他に何かございますか。よろしいですか。
では事務局からどうぞ。

(堀江室長代理)
今後の検討会のスケジュールについて、少しお話させていただきます。1年間に約2回程度という予定でございますので、今年度につきましては、本日第1回目の後、先ほどご検討いただきました調査の結果がまとまりましたら、それを報告し評価していただく、さらにその先、課題抽出していただくということで、来年の2月あるいは3月頃に第2回目を予定してございます。近づきましたら、また時期等詳しいことにつきまして、皆様方にご相談させていただきます。また、来年度につきまして、まだ先でございますが、1回目、2回目とも21年度のたばこ対策の実施状況、あるいは22年度の実施計画、さらに、第2回目につきましては、毎年行います喫煙率の調査などの結果につきまして、ご審議、ご検討いただくということを予定してございます。以上でございます。

7.閉会

(玉巻座長)
ありがとうございました。その他、特にございませんか。

(井出たばこ対策室長)
事務局からは以上でございます。本日はお忙しい中、活発なご議論ありがとうございました。

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