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更新日:2018年6月15日

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施肥設計プログラムQ&A

神奈川県農業技術センターが開発した 土壌診断ソフト、 施肥設計ソフトのダウンロードサイト。地域の実情に合わせて自由にカスタマイズが可能です。土壌診断ソフトは、1980年代に神奈川県で開発された土壌診断システムを継承しています。

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入力画面

1.ボタンやプルダウンをクリックしても全く反応しないのですが・・・?
2.プルダウンに選択したい改良資材、肥料がないのですが・・・?
3.プルダウンを選択しても、改良資材、肥料の20kg単価が表示されず、「現 選択資材・肥料で設計した際の総費用」に何も表示されないのですが・・・?
4.改良資材や肥料のシートに追加しても、入力画面のプルダウンに反映されないのですが・・・?
5.ある改良資材シートに肥料を追加したのに、入力画面の「元肥 候補肥料」プルダウンに反映されないのですが・・・?
6.窒素を目的とした肥料を複数使用したいのですが・・・?
7.「堆肥等予定施用量」の個所で、2種類しか堆肥を設定できません。有機質肥料主体で考えているので堆肥を複数設定したいのですが・・・?
8.作目別施肥基準の表に行を追加して、コードを記入したのですが、正常に表示されません・・・?
9.ID番号欄にIDを入力してID番号検索ボタンをクリックすると、入力したIDと異なるデータが表示されるのですが・・・?

出力画面

10.出力画面を編集したいのですが・・・?
11.施肥設計の結果を保存したいのですが・・・?
12.追肥の設計も表示してほしいのですが・・・?
13.施用量の袋数が表示されないのですが・・・?

結果の算出方法について

14.表示される資材施用量、肥料施用量はどのように算出されているのですか?
15.施用量決定の計算における、各成分の優先順位を変更したいのですが・・・?
16.「元肥 候補肥料選択」において、同じ配合肥料を窒素で選択した場合、リン酸で選択した場合、カリで選択した場合で、別々の結果が表示されるのですが・・・?

1

Q.ボタンやプルダウンをクリックしても全く反応しないのですが・・・?

A.施肥設計プログラムはExcelマクロを使用しています。マクロを無効にすると、ボタンやプルダウンをクリックしても全く反応しなくなります。
正常に動作させるには、施肥設計プログラムのExcelファイルを開いた際にマクロを有効にしてください。
設定によっては、マクロセキュリティのレベルを下げる必要があります。Excelが表示するメッセージに従ってください。

【OfficeExcel2003の場合】
施肥設計プログラムのExcelファイルをクリックして開くと、セキュリティの警告が出ます。「マクロを有効にする」をクリックします。

【OfficeExcel2007の場合】
左上の丸いボタン - Excelのオプションボタン - セキュリティセンター - セキュリティセンターの設定 - マクロの設定 - 警告を表示してすべてのマクロを無効にする にチェックし、施肥設計プログラムを開き直してください。
ヘッダーに表示される「セキュリティの警告」のオプションボタンをクリックし、「このコンテンツを有効にする」を選択し、okボタンをクリックしてください。

2

Q.プルダウンに選択したい改良資材、肥料がないのですが・・・?

A.入力画面のプルダウンに表示される改良資材や肥料は、各改良資材シート及び肥料シートにおいて、追加・修正・削除が可能です。各シートに変更を加えた後、Excelファイルを上書き保存し、一度ファイルを閉じて開きなおしてください。
また、追加する際は上の項目との間に空セルがあってはいけません。プログラムは空セルをプルダウン項目の最後と認識します。

3

Q.プルダウンを選択しても、改良資材、肥料の20kg単価が表示されず、「現 選択資材・肥料で設計した際の総費用」に何も表示されないのですが・・・?

A.改良資材や肥料の20kg単価、総費用を表示させるには、各資材シート、肥料シートで量目(kg/袋)と袋単価(円/袋)を設定する必要があります。
初期設定では何も設定されておりませんので、各自で実情に合わせて量目と単価を設定してください。

4

Q.改良資材や肥料のシートに追加しても、入力画面のプルダウンに反映されないのですが・・・?

A.入力画面のプルダウンに表示される改良資材や肥料は、各改良資材シート及び肥料シートにおいて、追加・修正・削除が可能ですが、各シートに変更を加えた後、Excelファイルを上書き保存し、一度ファイルを閉じて開きなおす必要があります。
また、追加する際は上の項目との間に空セルがあってはいけません。プログラムは空セルをプルダウン項目の最後と認識します。

5

Q.ある改良資材シートに肥料を追加したのに、入力画面の「元肥 候補肥料」プルダウンに反映されないのですが・・・?

A.「元肥 候補肥料」プルダウンに表示される肥料は、肥料シートに設定されている肥料です。各プルダウンに表示される項目とシートの関係は以下のようになります。
土壌改良 候補資材選択
リン酸 プルダウン ・・・・ 改良資材リン酸シート
苦土石灰 プルダウン ・・・ 苦土石灰シート
石灰 プルダウン ・・・・・ 改良資材石灰シート
苦土 プルダウン ・・・・・ 改良資材苦土シート
カリ プルダウン ・・・・・ 改良資材カリシート

元肥 候補肥料選択
窒素 プルダウン ・・・・ 肥料シート
リン酸 プルダウン ・・・・ 肥料シート
カリ プルダウン ・・・・ 肥料シート

6

Q.窒素を目的とした肥料を複数使用したいのですが・・・?

A.例えば、窒素を目的とした肥料を2種類使用する場合、どちらか一方は施用量をあらかじめ決定できるかと思います。その肥料を堆肥シートに追加し、入力画面の堆肥等予定施用量プルダウンで選択し、予定施用量を指定してください。もう一方の肥料を元肥候補肥料選択プルダウンで選択すると、施肥基準に合わせて設計することができます。

7

Q.「堆肥等予定施用量」の個所で、2種類しか堆肥を設定できません。有機質肥料主体で考えているので堆肥を複数設定したいのですが・・・?

A.「堆肥等予定施用量」の個所では、施用量があらかじめ決まっている資材等を設定します。必ずしも堆肥や有機質資材をここで設定しなければならないわけではありません。
有機質肥料主体で設計したい場合は、肥料シートに追加し、「元肥 候補肥料選択」プルダウンで目的成分ごとに選択して、元肥として設計することもできます。
また、窒素目的で複数の有機質肥料をブレンドする場合は、ブレンド割合はご自身で決めていただき、ブレンド肥料を肥料シートに追加し、「元肥 候補肥料選択」プルダウンで選択して設計する流れになります。

8

Q.作目別施肥基準の表に新たに行を追加して、作目・作型コードを記入したのですが、正常に表示されません・・・?

A.作目別施肥基準の表は、数値、作目名、作型名の修正はできますが、項目の追加、行の追加はできません。
新たな作目・作型を指定したい場合は、最上行のコード999を使用するか、または、使用しない行を上書きしてご使用ください。

9

Q.ID番号欄にIDを入力してID番号検索ボタンをクリックすると、入力したIDと異なるデータが表示されるのですが・・・?

A.検索したいIDは、ID番号検索ボタンの左隣のセルに入力してください。

10

Q.出力画面を編集したいのですが・・・?

A.施肥設計プログラムは値の入力が不必要な個所は、ロックがかかっていて通常編集できないようになっています。
ただし、どうしても編集したい場合は次の手順により、ご自身の責任において編集が可能です。
officeExcel2003の場合
[ツール]メニューの[保護]をポイントし、[シート保護の解除]をクリックして保護を解除します。
officeExcel2007の場合
[校閲]タブの[シート保護の解除]をクリックして保護を解除します。

11

Q.施肥設計の結果を保存したいのですが・・・?

A.施肥設計プログラムにデータ保存機能はありません。もしも施肥設計結果について保存したい場合は、結果を表示した時点で、施肥設計プログラムのファイル丸ごとについて、「名前を付けて保存」を行ってください。
この方法の場合、施肥設計1つに1ファイルの施肥設計プログラムを保存することになります。

12

Q.追肥の設計も表示してほしいのですが・・・?

A.施肥設計プログラムは、堆肥施用、土壌改良、元肥施用を一体的に考慮し、各資材の施用量を算出するプログラムです。
元肥までは事前に設計することができる性質のものですが、追肥は作物の生育、天候などにより、状況に応じて判断する方がより現実的であるとの立場から、施肥設計プログラムでは追肥について設計しておりません。
追肥は作物別施肥基準を参考にし、余剰肥料成分を考慮に入れつつ、作物の生育を観察した上でご自身でご判断ください。

13

Q.施用量の袋数が表示されないのですが・・・?

A.施用量の袋数を表示させるには、各資材シート、肥料シートで量目(kg/袋)を設定する必要があります。
初期設定では何も設定されておりませんので、各自で実情に合わせて量目を設定してください。

14

Q.表示される資材施用量、肥料施用量はどのように算出されているのですか?

A.計算は以下の計算シートで行っています。計算シート

(1)土壌改良必要成分量と余剰肥料成分量を合算し、堆肥等からの供給成分量を差し引き、現状における過不足を決定します。

(2)各資材におけるターゲット成分で、ターゲットとなる成分の不足を埋めるように、上から順番に施用量を決定します。
苦土石灰資材は、石灰と苦土が必要な場合に必ず施用され、いずれも過剰にならないように施用量が決定され、不足分を石灰または苦土で補います。(20091001版から採用)計算シート2

(3)土壌改良終了後の各成分量と施肥基準の成分量を差し引き、元肥で必要な成分量を決定します。

(4)各肥料におけるターゲット成分で、ターゲットとなる成分の不足を埋めるように、上から順番に施用量を決定します。

15

Q.施用量決定の計算における、各成分の優先順位を変更したいのですが・・・?

A.施用量決定の計算における、各成分の優先順位は、まず、土壌改良について
リン酸 → 石灰 → 苦土 → カリ
の順で計算され、その後、元肥について
窒素 → リン酸 → カリ
の順で計算されます。
ただし、苦土石灰資材は、石灰と苦土が必要な場合に必ず施用され、いずれも過剰にならないように施用量が決定され、不足分を石灰または苦土で補います。(20091001版から採用)
計算の優先順位を変更したい、といった要望にお答えすることは本プログラムではできません。

16

Q.「元肥 候補肥料選択」において、同じ配合肥料を窒素で選択した場合、リン酸で選択した場合、カリで選択した場合で、別々の結果が表示されるのですが・・・?

A.窒素で選択した場合は、窒素をターゲットにその配合肥料の施用量を決定します。
リン酸で選択した場合は、リン酸をターゲットにその配合肥料の施用量を決定します。
カリで選択した場合は、カリをターゲットにその配合肥料の施用量を決定します。
よって当然結果は異なります。

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企画経営部(普及企画担当)
電話 0463-58-0333 内線305または306

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