webnews10 イチモンジセセリ

掲載日:2018年5月11日

 

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★ イチモンジセセリ幼虫の齢期を判別する ★

 

 

頭部
1.幼虫各齢期の頭部前面の斑紋

 

 

 

 

胸腹部

2.胸腹部の特徴



イチモンジセセリ(イネツトムシ)の成虫は年3回発生します。このうち、7月下旬から8月中旬に見られる幼虫の発生量がきわめて多く、年によりイネに大きな被害を与えます。

このため、この虫の発生量と発生時期、イネの被害を予測し、防除の適期と薬剤散布の要否を的確に判断しなければなりません。幼虫は4回脱皮して5齢になり、5回目の脱皮でさなぎになります。水田で見られる幼虫の各齢期をその場で特定できれば、これらの幼虫が成虫になる時期を推定できます。

そこで、イチモンジセセリ幼虫の外部形態について調査したところ、1.頭部の色彩斑紋が齢期によって異なること、また、2.胸腹部にも齢期によっては顕著な特徴があり、多少の個体変異は見られますが、幼虫の各齢期を判別できることがわかりました。

イチモンジセセリの成虫は遠くまで移動するので、調査のむずかしい昆虫です。この点、ほとんど移動しない幼虫を観察することで、より精度の高い発生予察が期待でき、薬剤散布の回数も減らすことができます。

 

 

 

 

(農業環境部)

 

 


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