webnews11 メタンガス発生実態

掲載日:2018年5月14日

 

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★ 水田はほんとうに環境にやさしいか? ★

-神奈川における水田からのメタンガス発生量の実態-


発生量グラフ



水田から発生するメタンガスは、地球温暖化をもたらす温室効果ガスの1つです。県内の水田からのメタンガス発生量を把握するために、平塚市寺田縄、伊勢原市小稲葉、開成町吉田島の3ヵ所で、実態調査を実施しました。

その結果、年間のメタンガス発生量は、多いところで1平方メートル当たり20から25g、少ないところで2から3gであることがわかりました。発生量が多いのは、春先にイタリアンライグラスの切り株や根、わらやレンゲなどが鋤込まれたところで、これらの急激な分解が発生量を増大させたと考えられます。

県内の水田全体を考えると、最大で約1000tのメタンガスが発生しているという試算になり、これはメタンガス発生量動態調査の全国とりまとめからみると、全国の水田からの発生量の約0.2%程度となります。

また、メタンガスの発生を抑制するためには、中干しや、場合によっては間断灌漑などの水管理をきちんとすることや、春先の有機物施用を避けることなどが効果的であることがわかりました。これらのことはとりたてて新しい技術というわけではありませんが、メタンガスの発生抑制という点からみると、従来の水田の水管理や土壌管理は、十分に環境に配慮した方法であったといえるでしょう。

(農業環境部)

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