webnews11 茶の害虫の許容範囲

掲載日:2018年5月14日

 

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★ 茶園の害虫の被害の許容範囲 ★

 

 

ウスミドリメクラガメの被害芽

 

 

 

 

ウスミドリメクラガメの被害芽

 

 



茶園では病害虫を防ぐために農薬を散布しますが、農薬の使用量を減らすために、茶の新芽がどの程度害虫の被害を受けたならば茶の品質が低下するかを調べました。

ウスミドリメクラガメとチャノホソガはいずれも茶の主要な害虫です。ウスミドリメクラガメの被害を受けると新芽には多数の穴があき、チャノホソガの被害を受けると新芽の葉は丸まって三角形になります。

これらの被害芽を混ぜて製茶し、その品質を調べてみました。

まず、ウスミドリメクラガメの被害芽を混ぜて製茶しましたが、被害芽が10%混入しても茶の品質はほとんど悪くなりませんでした。

次に、チャノホソガの被害芽を混ぜて製茶すると、一番茶では1%以上、二番茶では5%以上混ざると茶の品質が悪くなりました。具体的な被害の許容範囲は、摘採面1平方メートル当たり一番茶で6から8個、二番茶では32から42個までと考えられます。一番茶の新芽は二番茶よりも品質がよいので、少ない被害芽でも品質に影響が表れるのでしょう。

これらの目安は、製茶工場で茶の品質検査をする時にも参考になります。

(津久井試験場)


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