webnews11 TSWV

掲載日:2018年5月14日

 

タイトルロゴ

 

★ トマト黄化えそウイルス(TSWV)病の発生実態と防除 ★

 

 

アザミウマ1

 

 

アザミウマ2

 

 

ミカンキイロアザミウマ
(写真1)

 

 

 

 

トマトの症状

 

 

TSVWに感染したトマトの症状
(写真2)

 

 

ニューギニアインパチェンスの症状

 

 

TSVWに感染した
ニューギニアインパチェンスの症状
(写真3)



最近、TSWV(tomato spotted wilt virus)による病気が、トマトや花き類などで発生して全国的に被害が広がっています。この原因はTSWVを媒介するミカンキイロアザミウマ(写真-1)が増えたためと考えられています。この病気は、特にナス科、マメ科、キク科の作物に激しく発生します。県内でも各地で発生しており、今後被害が広がる恐れがあります。

トマトが感染すると葉や茎に えそ*を生じるのが特徴で、果実にもえそを生じ、こぶ状に隆起したりします(写真-2)。ニューギニアインパチェンスやキクなどでも、葉ばかりでなく茎にもえそを生じます(写真-3)。この病気はアザミウマ類によって伝搬されるだけで種子や土壌からの伝染はありません。

当所では、今年度からこの病害の診断技術(生物検定法、免疫学的検定法: ELISA法など、遺伝子診断法:RT-PCR法など)や防除技術の開発に取り組んでいます。

防除のポイントは、

(1)無病苗の確保
:育苗は特に薬剤散布や防虫ネットなどの防除を徹底する(育苗期に感染すると症状が激しく被害が大きい)
(2)発病した作物はすぐに取り除く
(3)施設では防虫ネットを張る
(4)ほ場周辺は除草し、ほ場周辺に不要な花を植えない
:雑草や様々な植物がウイルスの発生源となるだけでなく、アザミウマが花で増殖するため

などです。

えそ*[壊疸]植物体の一部の組織が死んで、その機能を失うこと。

(農業環境部)


最初の記事です次の記事へ11号のタイトル一覧へ

本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる