webnews14号 茶園の病害(炭疽病)の許容範囲は?

掲載日:2018年5月14日
webnews14号バナー
 
★ 茶園の病害(炭疽病)の許容範囲は?


茶園では病害虫を防ぐために農薬を散布します。

津久井試験場では農薬の使用量を減らすことを目的にして、茶の新芽がどの程度病気になったならば、茶の品質が低下するかを調べました。

炭疽病(たんそびょう)は全国的に発生している病気で、茶の主要品種である「やぶきた」は特にこの病気にかかりやすく、本県でも問題になっています。

炭疽病にかかると茶の葉の一部が褐変します(写真)。この葉が製茶する時に新芽に混ざると、茶の品質が悪くなることが懸念されます。
たんそ病の被害芽
写真 炭疽病(たんそびょう)の被害芽(赤い円の中)

そこで7月に摘んだ二番茶にこの被害芽を混ぜて製茶し、でき上がった茶に湯を注いで味や香りといった品質を調べてみました。

すると、被害芽の割合が3%までならば品質は悪くなりませんでしたが、5%以上になると味が悪くなるなど品質が低下しました。

茶園での摘採面1m2(1平方メートル)当たりの被害芽数でみますと、30個くらいまでが許容範囲と考えられます。これらの目安は、製茶工場に運び込まれた新芽を品質検査する時にも参考になります。

なお、害虫による被害の許容範囲は、農総研ニュ-ス第11号(1998年11月)に掲載しましたので、そちらもご参照ください(左の下線部をクリックしてください)。
(津久井試験場)
 
前の記事へ 次の記事へ
14号のタイトル一覧へ
本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる