webnews15 カボチャつる先におけるマルチ麦の利用

掲載日:2018年5月14日
農総研ニュース第15号


 
カボチャつる先におけるマルチ麦の利用
三浦試験場
 

三浦半島地域のカボチャ栽培では、つる先部分にポリエチレン製の黒マルチとグリーンネットを使っています。 これらを使うことでマルチによる雑草抑制・泥の跳ね上がりを防ぐ病害抑制、グリーンネットに巻きづるを固定する風害抑制などの効果があります。

しかし、現在ではダイオキシン問題などで、今まで野焼きしてきたポリ製品についても回収処理が求められ、経費・労力ともに大きな負担となっています。

そこで当試験場では、カボチャのつる先に従来の黒マルチとグリーンネットのかわりに、小麦をまいてマルチとする「マルチ麦」の利用を考えています。

 
マルチ麦の利用

このマルチ麦を利用することで、若干果実が小玉化するものの黒マルチとグリーンネットを利用する従来のやり方に比べて、遜色のない果実が収穫できます。

また、マルチなどを使わないので大幅な経費節減が図れます。さらに収穫終了後はマルチ麦を耕うんするだけでつる先の片づけが完了しますので労力の大幅な軽減が図れます。

今後、麦の草勢の制御や追肥を中心とした施肥方法の改善などを中心に、環境に優しい栽培技術の確立に向けてさらに試験を継続していく予定です。


<注意点>
詳しくは、三浦試験場(0468-88-3385)までお問い合わせください。

は種時期が早すぎると、麦が出穂する恐れがあるうえ、生育が旺盛になり易いので注意が必要です。
(3月中には種する場合は、は種量は3kg/10aを目安とします。)

麦の生育が旺盛になりすぎると着果が悪くなる傾向があります。
 
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