webnews17号 新しい浄水ケーキで交換性マンガンを低減!!

掲載日:2018年5月14日
webnews17号バナー
新しい浄水ケーキで交換性マンガンを低減!!
農業環境部
浄水ケーキは浄水場の排水処理過程で発生しますが、その一部は「さがみ粒土」としてイチゴの育苗用土を中心に広く有効利用されています。
しかし、浄水ケーキは植物が吸収しやすい形態の「交換性マンガン」を多く含むため、作物に「マンガン過剰症」が発生する場合があります。
当所では、現在流通している「さがみ粒土」とは異なり、脱水工程で凝集のための薬品を使用しない新しい浄水ケーキを対象にして、マンガンの軽減方法を検討しました。
資材の調製方法は、浄水ケーキとバーク堆肥を容量比で3:1の割合で混合して、切返しを行いながら堆積発酵したものです。浄水ケーキとバーク堆肥の混合する際の容量比3:1
資材の交換性マンガン含有量は20日以上の堆積発酵により著しく減少し(図1)さらに40日以上堆積発酵した資材で育苗した作物体のマンガン含有量も低下しています。(図2)
マンガンが減少する要因は堆積発酵中にマンガンが酸化されて、水に溶けにくい形になるものと考えられていますが、マンガンを減らす手段として堆積発酵は有効な方法と判断されました。
しかし、資材中の無機態窒素含有量が多いため、実際の利用に際しては、施肥量の検討が必要とされます。
資材中の交換性Mn、無機態窒素の推移植物体中のMn含有量

前の記事へ 次の記事へ
17号のタイトル一覧へ
本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる