webnews17号 施肥回数を減らして楽にお茶を栽培しよう!

掲載日:2018年5月11日
webnews17号バナー
施肥回数を減らして楽にお茶を栽培しよう!
津久井試験場

良いお茶を生産するためには、年間数回肥料をまきます。県の基準では4回、農家ではさらに分けてまくためにそれ以上の回数が必要です。

そこで「肥効調節型肥料」という長期間効く肥料を使って施肥回数を減らし、省力的なお茶栽培が可能か検討しました。
肥効調節型肥料の施肥回数を年間1回ないし2回として、通常の配合肥料と硫安による4回の施肥の場合と新芽の収量、品質について比較しました。
新芽の収量は施肥回数を減らしても4回の場合と同じになりました。また、アミノ酸などの成分の含有率も4回の場合と有意な差はありませんでした。
なお、2回と1回の間ではこの含有率は2回の方が高くなる傾向がありました。

以上のことから、肥効調節型肥料を使い施肥回数を減らしたお茶の栽培は可能で、その場合、元肥として肥効調節型肥料による春肥(3月上旬)または秋肥(8月下旬)の1回と、追肥として硫安による芽出し肥(4月上旬)の計2回の施肥が良いと考えられます。

しかし、この肥効調節型肥料は値段が高いのが欠点で、今後普及していくには施肥量を減らす必要があると思われます。
施肥回数の違いによる窒素含有量とアミノ酸含有量のグラフ
 
前の記事へ 次の記事へ
17号のタイトル一覧へ
本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる