webnews20号 剪定くずをリサイクルしてお茶の肥料を減らそう!!

掲載日:2018年5月14日
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剪定くずをリサイクルしてお茶の肥料を減らそう!!
津久井試験場

お茶の栽培では、年に数回の整枝や更新を行うため、多量の枝葉が剪定くずとして出てきます。この剪定くずには肥料成分である窒素が含まれており、枝葉新鮮物で1093から1775kg/10a、窒素換算では12.5から18.9kg/10a(県の施肥基準の3割前後)が一年間に刈り落とされています。

現在、茶栽培では環境問題から窒素肥料の削減に取り組まれていますが、この剪定くずに含まれている窒素を肥料として有効活用することで肥料削減になるのではないかと考えてみました。

レールを使用したお茶の更新作業 しかし、剪定くず中の窒素は分解されなければ肥料としては利用できません。そこで、当試験場では枝葉中の窒素の分解を早め、肥料成分として活用する試験に取り組んでいます。

その方法として石灰窒素を秋整枝にまいてみると、翌年の春先にうね間の土壌中の窒素量がさらに増え、一番茶の品質も良くなることがわかりました。
この技術は、まだ確立されていませんが、これにより得られた結果に基づいて、窒素肥料をより削減したお茶の施肥体系を作ることを目指しています。
(写真)レールを使用したお茶の更新作業

※更新:数年に1回行う作業で低く刈り落とすこと。お茶は毎年、徐々に樹高は高く、枝葉細く、葉や芽は小さくなっていきますが、これを矯正するための作業です。
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