webnews20号 促成トマトの追肥をリアルタイムに診断

掲載日:2018年5月11日
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促成トマトの追肥をリアルタイムに診断
農業環境部

トマトのように作期の長い作物は、はじめに大量の肥料を入れると根が痛んだり、肥料が流出するため、施肥を十数回以上に分けて行います。この追肥のタイミングや量は、通常、葉色や樹勢により判断して行われていますが、これは経験的な熟練が必要です。また、葉に肥料切れの徴候が現れる前に追肥を行うことが望まれていました。

そこで、当所では施設トマトの促成長期栽培(12月から7月まで)について、「生土容積抽出法」(図)を用いて土壌を分析し、肥料成分である窒素とカリウムの追肥の基準値※1を作りました。

「生土容積抽出法」は、生土に純水を加えて混合、ろ過するだけで簡単に行うことができます。また、肥料成分の測定も、窒素※2については試験紙を使って簡単に測定することができます。

このように抽出された肥料成分の濃度を測定することで、リアルタイムに追肥の診断ができるようになりました。

※1 基準値の適用期間は、トマトの栽培が終わる1ヶ月程前までです。また、県内の施設栽培土壌で最も多い、淡色黒ボク土(赤土)での試験結果に基づく値ですので、その他の土壌では適用できないことがあります。
※2 カリウムについては、測定機が必要ですので、地域農業改良普及センターへご相談ください。

※ 詳しくは、農業総合研究所ホームページの農業環境部のページをご覧下さい。
生土容積抽出法の図
 
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