webnews20号 ウメの木をコンパクトに仕立てて早期多収

掲載日:2018年5月14日
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ウメの木をコンパクトに仕立てて早期多収
生産技術部

ウメの栽培では、特に収穫作業に労働力が集中します。近年、農業者の高齢化が進み、女性や雇用者の労働力が重要になっていますが、傾斜地、高所での作業も多いため、低樹高化による収穫作業の省力化、安全性が望まれていました。

当所では小型の脚立を利用する程度で収穫作業ができるよう、木の高さを3m程度に抑え、側枝を効率的に配置した「一文字低樹高仕立て」と「X字低樹高仕立て」(図)について作業性と収量の面から検討をしています。

収穫3年目(樹齢6年)の10aあたりの収量は、対照の2本主枝仕立て法に対し、低樹高仕立ての一文字形、X字形が、それぞれ高くなり、X字形が2.0tを超え、一文字形も1.5tを超えました。(表)

また、2L果以上の割合は一文字形、X字形それぞれ約7割で、2本主枝仕立ての8割以上と比較して果実肥大がやや不良となりましたが、収量の面では多くなりました。

このように低樹高仕立てにより早期に多く収穫できることがわかりましたが、現在、作業の省力化についても検討中です。
ウメの低樹高仕立て法
10aあたりの収量と果実の大きさ

※植栽密度は、低樹高仕立てが4×4m、2本主枝仕立てが8×4m
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