webnews21号 高糖度トマト栽培に適した品種は?

掲載日:2018年5月14日
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高糖度トマト栽培に適した品種は?
生産技術部

標準的なトマトの糖度は5から6度ですが、栽培方法を変えて糖度を高くしたものは、「完熟トマト」、「フルーツトマト」などのブランド名で販売されています。

糖度は、根域を制限し、かん水量を少なくすることで高くなります。しかし、慣行栽培より果実が小さくなり、減収になるのが欠点であるため、高糖度で多収性の栽培品種の導入が求められています。

そこで、高糖度栽培に導入されている品種を中心に「ハウス桃太郎」、「桃太郎J」、「サンロード」、「ファーストアップ」の4品種を選び、根域制限による促成栽培での収量と果実の糖度・品質を比較しました。

その結果、収量と果実成分では「サンロード」が、糖度と食味では「ハウス桃太郎」が高糖度トマト栽培に適した品種と考えられました。今後はこの2品種について、養液土耕方式による栽培技術を検討し、さらに収量アップを目指します。

写真:栽培状況
表 各品種の収量と糖度
試験区 総収量
kg/株
商品果収量
kg/株
果重
g/個
平均糖度
Brix.%
グルタミン酸
mg/100ml
ハウス桃太郎 2.4 1.9(5.3) 71 9.7 360
桃太郎J 2.7 2.1(5.9) 82 9.0 421
サンロード 2.8 2.3(6.4) 83 9.2 515
ファーストアッフ゜ 3.2 2.3(6.3) 93 8.2 414
※ 平均糖度は、第1から8花房の平均を示す。()内は単位t/10aに換算。
(写真)栽培状況
 
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