webnews24号 近赤外分光法で堆肥成分を簡単に分析

掲載日:2018年5月14日
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近赤外分光法で堆肥成分を簡単に分析
経営情報部、農業環境部


近年、環境保全型農業や有機栽培がさかんに行われ、化学肥料や化学堆肥の代わりに家畜ふん堆肥などが使われています。しかし、堆肥は成分や腐熟度の違いによって肥料効果が異なるため、無制限に田畑に施すわけにはいきません。このため、使用する堆肥の成分を把握し、適切な量を施す必要があります。その方法として、従来から化学分析により成分値を把握していますが、時間と手間がかかり、多くの堆肥を即座に分析することは不可能でした。

そこで、できるだけ簡単に短時間で測定する方法として、近赤外分光法を用いた堆肥の分析手法の開発を行いました。これは、試料となる堆肥に近赤外線(波長800から2500nmの電磁波)を照射し、その反射スペクトルを測定するという方法です。このスペクトルから、全炭素、全窒素、粗灰分が測定できます。また、窒素無機化量や発芽率の測定の可能性も見いだしました。これらの手法を用いて堆肥の成分を迅速に測定し、成分を把握した上で田畑に堆肥を施すことで、さらに環境に優しい農業が確立されることになります。
近赤外分光法の応用にいたる背景図
 
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