webnews25号 環境にやさしい「ぼかし堆肥」の効果

掲載日:2018年5月14日
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環境にやさしい「ぼかし堆肥」の効果
三浦試験場


三浦半島の農家の堆肥舎 
三浦半島の農家の堆肥舎

三浦半島の農家には昔から、ぼかし堆肥利用の伝統があります。ぼかし堆肥とは、家畜ふんに油粕、米糠、落ち葉、野菜屑などの、農家で手に入るあらゆる有機物を混合し、60℃以上の熱を出させて発酵させたもので、化学肥料が主流でなかった時代には、3要素のバランスが整った貴重な資材として、半島内の農家に利用されてきました。現在では、発酵促進剤として硫安や過燐酸石灰等の化学肥料を混合して堆積発酵させた、三浦独特のぼかし堆肥も利用されています。

このようなぼかし堆肥は、窒素の肥効発現が穏やかで、また三浦のような火山灰地帯では、土壌による燐酸固定を防ぎ、植物が肥料を吸収しやすくなるなどの優れた効果があります。肥料成分の無駄が少ない、環境にやさしい資材として新たに注目されています。

三浦試験場では、ぼかし堆肥に含まれる肥料成分の有効性、ぼかし堆肥が野菜の品質や食味に及ぼす影響について試験しています。
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