webnews26号 ハウス半促成メロン品種の全国コンクールを開催

掲載日:2018年5月11日
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ハウス半促成メロン品種の全国コンクールを開催
生物資源部
写真:栽培風景
栽培風景


七夕翌日の7月8日農業総合研究所で、社団法人 日本種苗協会主催のメロン(ハウス早熟)原種審査会が開催されました。
当所では全国の種苗メーカーから寄せられた27品種についての栽培を担当し、当日、全国から集まった種苗関係者によって厳正な審査が行われました。
栽培は3月16日のは種に始まり、4月14日にガラス温室内に定植したあと、ミツバチによる交配や整枝、摘心、摘葉などの作業や、難しいかん水、温度管理、病害虫の防除などを行い、審査の当日を迎えました。温室栽培のメロンは1株に果実1つだけを選んで残し、大切に育てます。
写真:審査会の様子
審査会の様子


審査は、茎葉のでき具合と、開花後約56日たった熟した果実を対象にしました。収穫前の草姿については100点満点、収穫物の外観や2つ割にした果実内部と食味については300点満点で採点し、総合得点の高いものから順位を付けました。
入賞した品種は表のとおりですが、これまでのメロンの育種ではあまり有名でなかったメーカーの健闘が目立ちました。
表:入賞した品種
表 入賞した品種


1等特別賞の品種は農林水産大臣賞候補となり、正式な名称が付けられ、種子の絵袋やカタログなどにも記載されます。n
今回は、ベット下を遮根シートで覆うなどの隔離栽培ではなく、いわゆる地床栽培を行いました。
写真:1等特の品種
1等特の品種


地床栽培ではかん水などの管理作業が容易ですが、土壌水分の細かなコントロールは逆に難しく、環境に敏感なマスクメロンのアールス純系品種には向きません。
しかし、今回出品された品種のほとんどはアールス系品種の特性を生かしつつ、栽培条件に関わらず果実が良く肥大して、糖度ののりも良いなど、作り易さが重視されていました。
また、香りや果肉の厚みなど、より重厚感のある品種がもとめられていることもポイントになっていました。
神奈川県ではアールス純系品種「ホの二」を栽培する湘南温室組合メロン部をはじめ、各地で直売向けのハウスメロン生産が盛んですので、今後も品種動向についてフォローしていく予定です。
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