webnews27号 品質の高い早春キャベツの品種選定

掲載日:2018年5月14日
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品質の高い早春キャベツの品種選定
三浦試験場
写真 「SC9-455」(サカタ)
「SC9-455」(サカタ)


三浦半島では11月下旬から5月までの約半年間、京浜市場を中心にキャベツの出荷が行われています。とくに年内から3月にかけては、柔らかく食味の良い「金春」という品種が、「早春キャベツ」というブランド名で出荷されています。

しかし、年によっては三浦半島北部の産地では、「金春」は寒さによる傷みが深刻です。ここ数年は、より耐寒性のある「春々丸」という品種の作付けが増加し、「グリーンスター」というブランド名で「金春」とは別に出荷されるようになりました。



 
写真 「T762」(タキイ)
「T762」(タキイ)


「グリーンスター」ブランドの確立と生産の安定性と多様な市場要望に応えるための品種検討が求められています。三浦試験場では「春々丸」と同程度の耐寒性でより、品質・生産性の高い品種を模索しました。有望品種として「SC9-455」(サカタ)と「T762」(タキイ)が見出され、播種期を変えながら試験しています。耐寒性は「SC9-455」「春々丸」「T762」「金春」の順です。「SC9-455」は寒くても紫色色素の発生が少ないという有利性はありますが、他品種と異なり扁平な結球です。
そこで、市場に試験として出荷し、評価を受けることとなりました。また、「T762」については、年内収穫が適することが分かりました。
 
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