webnews27号 環境にクリーンなお茶栽培を目指して

掲載日:2018年5月14日
webnews27号バナー
環境にクリーンなお茶栽培を目指して
津久井試験場


茶の栽培では、今まで品質重視のため多量の窒素肥料を使う傾向にありました。このため、窒素肥料由来の硝酸態窒素による地下水などの環境汚染が指摘されてきました。
津久井試験場では、この環境への負荷を減らすため窒素肥料を削減し、なおかつ従来の茶生産を維持する施肥法の開発に取り組んできました。

まず、窒素肥料を通常施肥(60kg)の25%減、50%減、75%減にして比較しました。すると茶新芽の収量が減り、うま味(全窒素、アミノ酸)に劣り、渋味(タンニン)の強いお茶になることが分かり(図1)、単純に量を減らしていくことは好ましくありませんでした。
そこで50%減で年間の配分を変えて検討した結果、春肥重点区で全窒素・アミノ酸が高く、タンニンが低い(図2)傾向でした。このため、少肥料での配分は、春肥(3月)に重点的に配分し、夏(6から8月)の施肥を減らす配分が良いのではないかと考えています。
現在は液肥による施肥について検討を進めています。
図1 窒素肥料削減による荒茶への影響図2 施肥配分の差異による茶新芽への影響
前の記事へ 次の記事へ
27号のタイトル一覧へ
本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる