webnews27号 こだわった温州ミカン「大津四号」のつくりかた

掲載日:2018年5月14日
webnews27号バナー
こだわった温州ミカン「大津四号」のつくりかた
根府川試験場

図 正面から見たミカンの樹
おいしいミカンを毎年、作りたい!この目標に向かって、根府川試験場では日々試験研究に取り組んでいますが、その答えの1つとして、少々変った栽培方法をご紹介します。

通常、温州ミカンは、果実が大きくなりだす夏から秋にかけて、必要以上に水分を吸い上げると、水ぽっく甘味の少ない味になってしまいます。また、水分を吸収して大きくなりすぎたミカンは、市場での商品価値が半分以下に下がります。
そこでミカンの根の部分を土ごとシートで包んでしまい、長雨が続いてもミカンに与える水をコントロールできる方法を考えました。今回は、神奈川県を代表する温州ミカンである「大津四号」で試験を行っています。


まずミカンの樹を直接地面に植え付けるのではなく、ビニルトタンなど根が突き通らない板の上に盛った土に植え付けます。この土を、水は通さず湿気を通すシートで包み込みます。さらに、図のような形にミカンの樹を仕立てました。
図 横から見たミカンの樹
「大津四号」などのおいしい品種は、通常1年おきにしかミカンがなりませんが、図の方法で樹の半分ずつに交互にミカンをならせることで、通常より2~3度も糖度の高いミカンを、毎年生産できることもわかりました。根の成長を制限しているので、樹もあまり大きくならず、収穫やせんてい剪定作業も楽になります。
前の記事へ 次の記事へ
27号のタイトル一覧へ
本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa