webnews30号 トルコギキョウやアルストロメリアのウイルス病被害に注意! ネギ及びタマネギにおけるアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)の感染状況とネギアザミウマの媒介率

掲載日:2018年5月14日
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トルコギキョウやアルストロメリアのウイルス病被害に注意!
 
ネギ及びタマネギにおけるアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)の感染状況とネギアザミウマの媒介率
 
から農業環境部

平成15年10月秦野市のトルコギキョウに県内で初めてアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)によるえそ輪紋病の発生が認められました。次いで平成16年4月に伊勢原市のアルストロメリアでも本ウイルス病の発生が認められました。

当所では、今後の防除対策のために感染源になると考えられる植物や本ウイルスの媒介昆虫であるネギアザミウマついて調査を行ったところ、県内のほとんどの地域でネギ及びタマネギの多くがIYSVに感染していることがわかりました。
当所研究圃場においてもネギ及びタマネギの約半数がIYSVに感染していました。ほとんどが病徴を示さず、見た目には健全な状態で感染しているので、ネギ及びタマネギにおいては本ウイルスによる大きな被害はないと思われますが、本ウイルスを媒介するネギアザミウマはネギなどに多く寄生しています。当所のIYSV汚染ネギ圃場から採集した成虫ネギアザミウマの本ウイルス媒介率を調査したところは一割以上が媒介能力を有していました。

ネギ及びタマネギは周年栽培が行われ、ネギアザミウマは一年中寄生していることから、トルコギキョウ及びアルストロメリア等のIYSVによる被害が懸念される圃場においては、感染源として近隣のネギ及びタマネギ圃場からのネギアザミウマの侵入に十分な注意が必要です。
写真:ネギアザミウマ 写真:IYSVに感染したアルストロメリア 写真:IYSVに感染したトルコギキョウ
ネギアザミウマ IYSVに感染した
アルストロメリア
IYSVに感染した
トルコギキョウ
 
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