「玄米品質に及ぼす登熟中期の寡照,登熟初期の高温及び成熟期の高温乾燥の影響」の摘要

掲載日:2018年5月11日
玄米品質に及ぼす登熟中期の寡照,登熟初期の高温及び成熟期の高温乾燥の影響
摘要
神奈川県において発生した水稲の気象災害の発生状況を調査し,その発生要因を解析した.
1991年は当時の主要品種である中生品種‘アキニシキ’に乳白米が多発した.発生程度は出穂期に左右され,8月5半旬の出穂ではリング状乳白米,8月6半旬の出穂ではリング内も不透明な大型乳白米が多かった.日照時間は9月8日以降不足気味であり,特に13~21日の9日間は1.3時間で,このために乳白米が発生したものと推察された.
2002年は,主要品種である早生品種‘キヌヒカリ’に心白米及び乳白米を主とした白未熟粒が多発した.発生程度は出穂期に左右され,8月1半旬に出穂したイネに多かった.8月5~16日の11日間の日平均気温は29.2℃であり,白未熟粒の発生は出穂期から10日間の日平均気温と相関が高く,28℃以上になると白未熟粒の発生が増加する傾向が認められた.
2003年は,早生品種‘キヌヒカリ’に胴割れ米が多発した.胴割れ米の発生は成熟期及び収穫期に左右され,9月29日以前に成熟期を迎えた水稲を10月1日以降に収穫した場合に多発した.9月27~30日は高温・多照であり,特に9月30日の最低相対湿度は17%と極めて乾燥しており,胴割れ米はその時の異常乾燥・高温により生じたものと推察された.

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