ネキリムシ

掲載日:2018年2月28日

‘ネキリムシ’は4種類います

ネキリムシ’と呼ばれているのはカブラヤガとタマナヤガとオオカブラヤガとセンモンヤガの4種類が日本にはいます。これらの幼虫が昼間土の中に潜り、夜になると地上部や地際部を食いちぎるため、ネキリムシと呼ばれています。農作物に被害を与えるのは、カブラヤガとタマナヤガですが神奈川県で多く見られるのはカブラヤガです。

農総研ではカブラヤガについて薬剤試験をしています。そこで、試験でわかったことをお知らせします。

ネキリムシ

カブラヤガの生態

カブラヤガは地表面に近い古い葉っぱや枯葉および地表面に1個から2個ずつ産卵します。ネキリムシとは言うものの1齢から2齢までの幼虫は植物の上にいて主に葉を食べますが、被害はほとんどわかりません。2齢の後半から4齢期に土に潜り5齢期以後はすべて土の中に潜ります。成熟すると大きさ4cmにも達し、土の中で蛹になります。成虫は1年に3回から4回発生します。幼虫で越冬しますが、暖かい地域では蛹または成虫でも越冬できます。農作物の被害が大きくなるのは6月上旬と10月から11月頃です。
この虫は餌がないと土の中でかなり長く生きていられるようです。また、かなりの距離を移動できるようで試験中、植物がないとあっという間にいなくなってしまいました。ネキリムシとはいうものの小さいうちは葉を食害することも確認できました。

防除法

雑草だらけの場所を少し掘ってみると大小様々のネキリムシが出てきます。従って、農作物をは種、定植するときは除草してから少なくとも10日以上はあける必要があります。薬剤で防除する場合は、粒剤を使用するのが一般的です。使用方法は、その薬剤の使用方法に従いますが土壌混和する場合は表面を軽く混ぜる程度にします。ネキリムシは地表1cmくらいのところに潜っていいるので、あまり深くまで混和してしまうと薬剤の効きが悪くなります。

雑草地、ネキリムシがいっぱい
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