ダイコンわっか症の防除法

掲載日:2018年3月6日

ダイコンわっか症の新しい防除法が開発されましたのでご紹介いたします。

近年、全国的に問題となっていたダイコンわっか症の原因が白さび病菌であることが明らかとなり、その発生の生態の解明やこれまで行われていたZボルドー水和剤やデランKによる防除以外の新しい防除法の開発に取り組んできました。

神奈川県内のわっか症の発生の生態でわかってきたのは以下の通りです。

わっか症は露地、施設を問わず発生する、特に露地の秋冬作での被害が多い。

わっか症はダイコン葉に発症した白さび病菌の胞子が根部(地際より上部)に移動し発症する。

白さび病菌の胞子を人工的に根部に接種した場合、接種から発症まで少なくとも20日程度かかる。

わっか症は十分肥大した根に発症する(人工接種試験においても十分生育していない細いダイコンには発症しない)。

以上のことから防除対策として、白さび病を防除して白さび病の地際部への移行および感染を防ぐことが重要と考えられます。

秋冬ダイコン(9月上旬播種)で白さび病の発生後にTPN剤(ダコニール1000が1999年9月10日にダイコン白さび病・わっか症に適用拡大)を散布することで高い防除効果があることがわかりました。

具体的な散布日程としては間引き後10から15日後と20から30日後に計2回の散布が実用的と考えられます。注意点としてはTPN剤の使用法が収穫45日前までの使用になっているので収穫予定に合わせて散布してください。

ダイコンわっか症と白さび病の病徴、白さび病がわっか症を引き起こすポンチ絵、防除効果試験結果表
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