農産物の上手な利用法(桜花のレモン塩漬け/作り方)

掲載日:2018年3月6日
作り方

 

(1)八重桜の花は五分から七分咲きの頃、つみ取る。

(2)プラスチック袋に桜花と砂糖を交互に詰める。

(3)桜花と砂糖を入れ終わったら、ウメ果汁を流し入れる。

(4)袋の中身を手のひらで押さえて、桜花と砂糖、ウメ果汁を軽くなじませる。

(5)真空包装する。

(6)70℃の湯に20分間浸ける。

(7)水で冷却する。

(8)冷暗所に保管する。


作り方のアドバイス

★桜花の水洗と水切り

桜花は土ホコリがついていたり、小さな虫がついていることもあります。これらを水で洗い落として下さい。水で洗ったくらいでは花弁が落ちるようなことはありません。もしも水で洗ったときに花弁がとれてしまうようなら、花が開いてから時間が長く経過したもので、原料としてふさわしいものではありません。

水切りは桜花の量が少ないなら、乾いたタオルに包み、グルグル振り回すと水が切れます。大量ならばバスケット型の遠心分離器があれば速攻で処理ができます。一般のでは遠心分離器などありませんが、家庭用洗濯機の脱水槽が同じ機能を持っていますので、これを活用すると良いでしょう。

★花弁の利用

水洗いで落ちた花弁を捨ててしまうのはちょっともったいないので、この散った花弁だけを集め、ウメ果汁と砂糖を加え、花弁のウメシロップ漬けを作ってみましょう。

★ウメ果汁

ウメ果汁は生のウメから搾るのは非常に難しいです。ウメを一度冷凍し、解凍すると果汁がダラーッと出てきます。解凍をしたウメをバスケット型遠心機にかけるとウメ果実の半分量くらいの果汁を採ることができます。しかし、家庭ではこれは難しいのでウメ果実を砂糖と焼酎で漬け込んで、ウメシロップを作り、このウメシロップを使うのが無難でしょう。
ウメ果汁は桜花の半量としましたが、桜花の四分の一量としても問題ありません。

★砂糖

砂糖は上白糖、グラニュー糖、白ザラメなど、クセの少ない砂糖を使ってください。

★真空包装

真空包装するときは袋の大きさと袋中に詰める量が問題となります。真空包装では空気をほぼ完全に除くため、袋に満杯に入れると、ウメ果汁が吹き出してしまいます。ちょっと少ないかなと思う量にしてください。
真空包装機がないときは袋に桜花、砂糖、ウメ果汁を詰めたら、両手のひらにはさんでキュッキュッと押してください。桜花と砂糖、ウメ果汁がなじみ、全体がピチャピチャになるとともに、袋内の空気が出やすくなってきます。手のひらで空気を押し出して、袋の口を閉じて下さい。

★保存

桜花のウメシロップ漬を温かい所や明るい所で長く保存すると色や香りが変化します、冷暗所の保存に心がけて下さい。冷蔵庫に入れるのが最良です。

★利用

桜花のウメシロップ漬はお祝事の桜湯として用いることもできますし、菓子、ゼリー、焼酎のお湯割りに用いると、桜の色香が楽しめます。
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