農産物の上手な利用法(カキ渋/材料)

掲載日:2018年3月9日

材 料

 

青カキ 適宜

★カキ渋

カキ渋は漆と同じように古くから塗料として使用されてきました。昔は魚網や蠶(カイコ)網、唐傘、渋紙、木材に塗って利用していました。また、酒や醤油の濾過袋にも用いられていました。
カキ渋には多量のタンニンが含まれています。カキ渋タンニンには防腐性、収斂性があり、カキ渋を塗った表面は硬度を増し、耐久性が向上します。カキ渋タンニンは漆と異なり、塗ることが非常に簡易であることにも特徴があります。しかし、カキ渋には特有の有機酸臭があるので、塗った時には異臭を放つことが欠点といえます。

★カキ渋用品種

カキ渋採取用のカキは地方によっていろいろありますが、カキとして青果出荷、加工原料としての価値の低いものが使用されてきたと思われます。そのため、小粒のカキが多いのですが、大型のカキを原料とすることも問題ありません。
枝に実が鈴なりの豆カキ カキの品種は何でもOK

★採果の時期

青カキの採収時期は地方、気候条件によって異なります。果実の生育状態によってタンニンの蓄積量が異なるからです。果実中にタンニンが最も多く蓄積したときが収穫の時期で、神奈川・東京辺りでは8月初旬が適期であるといわれていますが、東北地方では8月中旬に収穫するところもあります。また、品種の早晩生により収穫時期を変わります。
カキの品種はなんでもOKですが、下の写真のように黄色く熟した柿はタンニンが不溶化しているため、柿渋の原料にはなりません。
上左:次郎、上中:富有、上右:鶴ノ嘴
下中:大摩盤、下右:四溝

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