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更新日:2023年8月16日

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原子力艦の安全対策に関する取組

原子力艦の安全対策に関する取組について

 横須賀は、佐世保(長崎県)、ホワイトビーチ(沖縄県)とともに、我が国における米原子力軍艦の寄港地となっています。

 過去5年間の入港回数については、原子力潜水艦が年間15回程度、原子力空母が年間4回程度となっています。

 

原子力艦の寄港回数・日数(令和5年3月31日現在)

 

年度

原子力潜水艦

原子力空母

回数(回)

日数(日)

回数(回)

日数(日)

平成30年度

20

75

5

189

令和元年度

14

67

222

令和2年度

12

31

187

令和3年度

17

58

216

令和4年度

11 40 141

原子力艦の安全対策に関する県の取組

  • 原子力艦寄港地周辺住民の健康と安全を守るため、原子力規制委員会が調査主体となって、原子力艦寄港地周辺のモニタリングを実施しており、県では、昭和44年4月から横須賀市、横須賀海上保安部とともに、放射能調査班の一員として寄港時の放射能調査に参加しています。
  • また、神奈川県衛生研究所では、原子力艦寄港地周辺における長期的な放射性核種の蓄積状況を把握するため、国からの委託事業として、平常時における大気浮遊じんや精米、牛乳などの陸上試料の放射能調査を行っています。
  • さらに、県では、県と基地関係8市で構成する神奈川県基地関係県市連絡協議会などを通じて、放射能調査の強化充実及び異常値観測時の対応強化、原子力艦の原子力災害対策の強化充実、関係自治体が講じる対策への制度面、財政面、技術面での支援等について、国に要望しています。

原子力空母ジョージ・ワシントン配備以降の国の対応

  • 平成20年9月に横須賀(JR横須賀駅付近)に横須賀原子力艦モニタリングセンターを整備し、文部科学省職員(現在は、事務移管により原子力規制庁職員)を常駐させるとともに、千葉県内の分析施設で行っていた分析作業の一部を横須賀で行うため高精度の分析装置を設置。
  • 常時、空間放射線レベルを測定・監視するためのモニタリングポストを4基から10基に増設。
  • 原子力艦停泊地周辺陸域の放射線測定のためにモニタリングカーを導入。
  • ※「ジョージ・ワシントン」配備に伴う原子力艦のモニタリング体制は、「ロナルド・レーガン」へ交替後も継続実施。
  • リンク ・ ジョージ・ワシントン配備の経緯
  • リンク ・ ロナルド・レーガン配備の経緯

横須賀港周辺の放射線測定データ

  • 原子力規制庁の委託を受けた公益財団法人日本分析センターが運営しているホームページにおいて、最新の放射線測定データを公表しています。
    最新の放射線測定データ (24時間常時観測中(2分毎にデータ更新)
    「日本の環境放射能と放射線」へリンク)
  • また、原子力規制委員会のホームページにおいても、原子力艦寄港時の放射能調査結果を公表しています。
    原子力艦寄港における放射能調査結果(「原子力規制委員会」へリンク)
    (参考) 警報値:空間は100nGy/h、海水中は50cps通報基準:5μSv/h

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このページの所管所属は政策局 基地対策部基地対策課です。