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更新日:2022年3月24日

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ME-BYO BRAND認定商品を活用した共同研究を実施
〜中間結果発表:スマートフォンによるセルフスクリーニングの実装に向けた技術開発〜

2022年03月24日
記者発表資料

SDGs

県では、優れた未病関連商品・サービスを「ME-BYO BRAND(注記1)」に認定し、県が事務局を務める未病産業研究会などを通じて広くPRすることで、未病産業の創出・市場拡大を推進しています。
このたび、神奈川県立保健福祉大学とPST株式会社は、県が平成27年度にME-BYO BRANDとして認定した、PST株式会社の「MIMOSYS®(注記2)」にも使われている「音声病態分析技術」を活用した共同研究を行い、新型コロナウイルス感染症の軽症と中等症I(ローマ数字の1)を判別する技術について、中間研究結果を発表しましたので、お知らせします。

1 研究の概要

(1)研究実施者:神奈川県立保健福祉大学(神奈川県横須賀市、中村丁次学長)、PST株式会社(神奈川県横浜市、大塚寛代表取締役)
(2)研究期間:2021年6月から現在まで継続中
(3)対象者:県内の宿泊療養及び自宅療養の任意の参加者(任意で同意をいただけた方)
(4)収集データ:音声データ及び症状等についてのアンケート
(5)中間結果:音声病態分析技術により、新型コロナウイルス感染症の重症度分類のうち「軽症」と「中等症I(ローマ数字の1)」について、音声による判別が可能であることが分かった

2 添付資料

別紙 PST株式会社、神奈川県立保健福祉大学共同リリース資料(PDF:414KB)

注記1 ME-BYO BRAND
優れた未病産業関連の商品・サービスを、「ME-BYO BRAND」として県が認定することにより、県民の未病改善の取組を促進するとともに、未病産業の魅力を広め、産業化の牽引を図る制度です。(平成27年5月からスタート)

注記2 MIMOSYS®
スマートフォン等で、声からストレスに対する即時反応や傾向を数値化する音声分析技術。人が意図的に制御できない声帯の緊張度を音声分析することで、客観的かつ簡単にユーザーのメンタルヘルスを可視化します。県が「マイME-BYOカルテ」に実装している未病指標®におけるメンタルヘルス・ストレス領域の測定項目としても導入しています。

《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、県民の未病改善の実践と未病産業の持続的発展を促す産学公の連携事業に取り組んでいます。

 Goal3 Goal9 Goal17

問合せ先

神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室

未病産業担当課長 長澤
電話 045-285-0156

未病産業グループ 浅井
電話 045-210-2715

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