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更新日:2022年4月28日

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神奈川ME-BYOリビングラボ実証事業を実施します!
中学生を対象に姿勢分析システムを用いた姿勢の見える化による意識変化等の効果を検証

2022年04月28日
記者発表資料

SDGs

県は、株式会社PRIDISTから未病関連商品・サービスを用いた実証事業の提案を受け、「神奈川ME-BYOリビングラボ(注記)」で採択しました。
コロナ禍でのスマートフォンやタブレットなどの利用時間の増加により、ストレートネックや猫背など、子どもの姿勢に歪みが生じることが懸念されています。姿勢の歪みは成長過程の子どもたちの健康に悪影響を与える一因にもなり、早期に姿勢に対する意識を持ち、改善に向けた行動変容につなげることは重要です。
そこで、非接触型姿勢測定システム(BAS Fit)を用いた姿勢の測定とストレッチを、中学生を対象に実施することで、姿勢に対する意識変化等の効果を検証します。

1 実証事業の概要

(1)実証事業者:株式会社PRIDIST(平塚市)
(2)テーマ名:中学生を対象とした姿勢分析システムを用いた姿勢測定による意識行動変容
(3)対象となる未病領域:健康に関する意識・行動変容
(4)実施期間:令和4年5月から令和4年6月(予定)
(5)実証事業への参加者:中学2年生約75名
(6)実証フィールド:相模女子大学中学部(相模原市南区文京2-1-1)
(7)実施内容:

項目 内容
ア 参加者募集

学校及び保護者に取組みを紹介し、事業者の説明に基づき、実証参加の同意を得る。

イ 参加者の2群設定 参加者をAグループ:試験群(介入群)とBグループ:対象群(非介入群)の2つに振り分ける。(図1参照)
ウ アンケートと姿勢測定、ストレッチ 〇アンケート
運動量、基礎疾患・痛みの有無及び箇所、姿勢に対する意識、利き手、スマートフォン等の使用時間、意識変化、行動変容など
〇姿勢測定
非接触型姿勢測定システム(BAS Fit)を用いて、非接触の撮影一回で身体を3Dスキャンし、正面、側面、上空から見た骨格、歪みや重心等を瞬時に測定。身体の凸凹表示や左右の肩の高さ、骨盤の高さ、重心等を数値化し、参加者に伝える。
〇ストレッチ
姿勢の改善を促すストレッチプログラムを実施する。
エ 評価 介入の前後での姿勢測定の数値、アンケート結果における変化の状況を検証・評価する。

(図1)
図1

2 添付資料

株式会社PRIDISTのプレスリリース(PDF:487KB)

注記 神奈川ME-BYOリビングラボ
県民が安心して未病改善に取り組むとともに、未病産業の持続的発展を促すため、県が市町村やCHO構想(健康経営)を実践する企業等と連携して、県民参加の実証フィールドを創出し、未病関連商品・サービスの検証・評価を行う仕組み

《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、県民の未病改善の実践と未病産業の持続的発展を促す民産学公連携の実証事業を推進する神奈川ME-BYOリビングラボに取り組んでいます。

 Goal3 Goal9 Goal17

問合せ先

神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室

未病産業担当課長 釆女
電話 045-285-0156

未病産業グループ 浅井
電話 045-210-2715

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