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更新日:2021年11月26日

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インフラの老朽化点検をより安全かつ効率的に行うため、ドローンと音波を活用した新たな技術実証を実施します!
~ドローン前提社会の実現に向けたモデル事業(第2期)~

2021年11月26日
記者発表資料

全国でインフラの老朽化が進む中で、現在のインフラ点検では、高額な費用が生じることや高所作業による作業員の危険等が課題となっています。このたび、学校法人桐蔭学園が、ドローンに音波を発信する機器を搭載し、遠隔から外壁の劣化状況を確認する技術実証を実施することになり、県は実証フィールドの提供などを支援します。

1 ドローンと音波を活用した新たな技術実証について

(1)概要

現在の外壁点検では、作業員が実際に外壁を叩き、その打音の違いを確認することにより、タイルの浮き等の建築物の劣化状況を調査しています。また、高所など建築物の状況によっては足場を組む必要があり、時間やコスト面が課題となっています。今回の技術実証では、足場を組むことなく、タイルに向けてドローンから音波を発信し、振動の違いにより、タイルの浮き等の検出が可能か検証します。

ドローン

図 過去の実証実験のイメージ(画像提供:桐蔭横浜大学)

(2)日時

令和3年11月29日(月曜日)9時から17時

予備日 令和3年11月30日(火曜日)9時から17時

ドローンの飛行は、11時から12時頃もしくは13時から14時頃を予定していますが、ドローンは風による影響を受けやすいため、直前の天気予報を確認した上で、安全と思われる日時に実施します。なお、安全のため、飛行実験を中止にする場合もあります。

(3)実証場所

藤沢土木事務所汐見台庁舎北側壁面

(茅ヶ崎市汐見台1-7)

(4)事業実施者

学校法人桐蔭学園(桐蔭横浜大学)

2 取材

取材を希望される場合は、問合せ先へご連絡下さい。

 

問合せ先

政策局いのち・未来戦略本部室

企業連携担当課長 宮﨑 電話045-285-0398

未来創生グループ 太田 電話045-285-0710

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