箱根と大山地域での新たな観光モデル事業が決定
混雑情報の発信、オンラインツアー、MaaSを活用した周遊促進により、接触を避けながら、快適で満足度の高い観光の拡大を目指します
県では、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、接触を避け、快適で満足度の高い観光を目指すための「新たな観光モデル」の創出に取り組んでいます。このたび、テーマごとに企画提案を募った結果、次のとおり決定しましたので、お知らせします。
併せて、両地域で実施している感染症対策をPRすることで、Withコロナ・アフターコロナ時代の観光モデルを推進します。
箱根地域における主な事業内容
1 混雑情報の集約及び一元的な発信
公共交通機関における混雑情報について、AIカメラを活用して収集の効率化を図るとともに、事業者ごとに発信していた混雑・渋滞情報を集約し、大涌谷駐車場の空き情報等と併せて、観光ウェブサイトやデジタルサイネージにおいて、一元的に発信します。これにより、観光客に混雑・渋滞の回避を促し、待ち時間の有効活用や地域の回遊性の向上を図ります。
情報発信先(予定)
(1)箱根町観光協会公式サイト「箱根全山」
箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)https://www.hakone.or.jp
※ 箱根地域の観光施設等と相互リンクを貼って幅広く発信予定
(2)箱根小涌園ユネッサン「デジタルサイネージ」
スケジュール(予定)
令和3年1月中 情報発信開始
大山地域における主な事業内容
2 オンラインツアーの開催
大山阿夫利神社からの夜景や宿坊など、大山地域の魅力的なコンテンツを豊富に盛り込んだオンラインツアーを開催します。自宅で気軽に現地での旅行気分を味わっていただくため、ツアー当日にライブ中継を組み込み、参加者の臨場感を演出するほか、地域の名産品を紹介することで、大山地域の認知度向上と実来訪を促します。
スケジュール(予定)
令和3年1月~3月 開催
3 MaaSを活用した地域周遊の促進
小田急電鉄株式会社のMaaS(※)アプリ「EMot」を活用し、ストレスのない、シームレスな周遊を可能にするとともに、小田急線の混雑予報や、AIカメラを活用した大山地域の混雑状況をリアルタイムに提供することで、観光客の密の回避を促します。また「EMot」で、大山地域で利用できる電子チケットを発売し、キャッシュレスの促進と大山地域の消費拡大を図ります。
スケジュール(予定)
令和2年11月20日 アプリへの実装開始
問合せ先
国際文化観光局観光部国際観光課
課長 三浦
電話 045-210-4015
海外プロモーショングループ 森
電話 045-285-0812