更新日:2018年5月18日
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第5回 かながわ観光大賞 受賞者 取組 評価
(敬称略)
受賞者名 |
東海道かわさき宿交流館 |
取組名称 |
「東海道かわさき宿交流館」 |
取組概要 |
東海道川崎宿の名残をとどめたいという市民の熱意と努力が実を結び、東海道の歴史を活かしたまちづくりの拠点として、平成25年10月にオープン。 「資料館」的なイメージを離れ、気軽に立ち寄って楽しんでもらえるよう、展示・演出等に工夫を加えるとともに、ガイド協会の協力も得て運営している(入場料無料)。 街道歩きのブーム、東海道に面した立地という好条件もあり、開館から10か月で5万人が来館。神奈川県の「東海道まち歩き観光」の入口として人気を集めるとともに、羽田空港から近い「日本的な空間」として外国人観光客の誘致にも貢献している。 |
受賞者名 |
(一社)小田原市観光協会 |
取組名称 |
忍者諸君集結せよ! 忍者の里『風魔まつり』 |
取組概要 |
戦国武将北条氏に仕えた忍者・風魔一党、頭領である「風魔小太郎」が最近、漫画やゲームのキャラクターとして登場したことで、知名度が高まっている。そこで、「風魔忍者の里」を小田原市の観光振興に活かそうと、新たな観光まちづくりの取組を開始。 24年度に「忍者サミットin小田原」を開催し、伊賀、甲賀、風魔の三者で「忍者の里共同宣言」を発表。26年度は、市最大のまつり「北條五代まつり」において「天下一忍者決定戦」を開催するとともに、新たに夏に忍者の里「風魔まつり」を開催。 小田原の観光客はシニア層が多い傾向にあるが、「風魔まつり」ではファミリーの姿が多く、また外国人の姿も目立つなど、新たな観光ターゲットの発掘に繋がるものと期待されている。 |
受賞者名 |
日本大通り活性化委員会 |
取組名称 |
日本大通りにおける賑わい形成や活性化のための文化事業の実施 |
取組概要 |
日本大通りの景観を守り、市民に愛されるストリートとして維持することに努めるとともに、日本大通りに多くの人々を呼べる事業を開催している。 1 オープンカフェ事業:広い歩道空間を活用し、現在2店舗で展開。 2 イルミネーション事業:横浜でも有数のイチョウ並木を活かし、平成20年から夏と冬の年2回開催。 3 ウエイターズレース:ホテルやレストランで働くウエイターが各店舗の正装をまとい約300メートルのコースをトレイにボトルとコップを乗せて走りぬけ、速さと優雅さを競う。各メディアにも多数とりあげられ注目されている。 ![]() |
受賞者名 |
江ノ島電鉄(株) |
取組名称 |
江ノ島電鉄と台湾鉄路管理局の観光連携協定に基づく台湾・平渓線と乗車券交流キャンペーン |
取組概要 |
2013年4月に締結した観光連携協定に基づき、同年5月より双方で指定した期間に発行された使用済み1日乗車券とパスポートを指定窓口に提示することにより、連携相手の1日乗車券と交換できるという、相互路線の認知度の向上と観光送客を図るキャンペーンを実施。 2国間で乗車券の相互交換というユニークな取組は国内外ともに前例がないものであったが、大変好評のため期限を延長し実施中。2014年8月末には双方6,451件の交換件数となった。 利用者アンケートでは、20、30代の若年層、とりわけ初来日者が目立ち、今後のリピーター獲得への筋道づくりとなっている。また、台湾でも人気の高い日本のアニメの舞台となった沿線地域を訪問する旅客も増え、新たな観光地開拓にも寄与している。 |
受賞者名 |
(株)さつまや |
取組名称 |
旧東海道 藤沢宿 老舗寿司屋 板長主催 「プロの寿司職人が教えるバイリンガル寿司教室」 |
取組概要 |
世界遺産に登録された「和食」の代表格である「寿司」を老舗寿司屋でプロの寿司職人とその妻、バイリンガル若女将が教える寿司作り体験。日本人と外国人が共に日本食文化体験を行い、実体験から得る喜びや楽しさを共有する。外国人は、外国人専用ツアー等では経験出来ない日本人との文化交流により日本に対する理解を深め、神奈川への再訪、また自国でのプロモーション等に繋げていただくことを目的としている。 参加者実績:国内外26か国、延べ約3,000人(2013年約700人)が参加(2009年3月〜現在) 指導言語:板長が日本語で指導し、若女将が英語で通訳する。 テレビ、ラジオ、新聞、タウン誌等のメディア登場回数は開講以来、合計約70回。 |
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