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更新日:2021年3月15日
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課題名 | 研究期間 | 課題の詳細 | 評価結果 | 主な指摘事項への対応 |
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微小粒子状物質の広域的な汚染実態の把握と発生源寄与の解明 | H27~29 | 詳細を見る | 結果を見る(PDF:17KB) | 対応を見る(PDF:20KB) |
微小粒子状物質(PM2.5)中の有機炭素成分の指標化の検討 | H27~29 | 詳細を見る | 結果を見る(PDF:17KB) | 対応を見る(PDF:18KB) |
水源河川におけるモニタリング調査手法の構築 | H24~28 | 詳細を見る | 結果を見る(PDF:45KB) | 対応を見る(PDF:19KB) |
相模湖上流地域における炭素繊維を用いたリン浄化に関する検討 | H26~27 | 詳細を見る | 結果を見る(PDF:44KB) | 対応を見る(PDF:16KB) |
廃棄物最終処分場の廃止に向けた適正管理とモニタリング手法に関する研究 | H26~27 | 詳細を見る | 結果を見る(PDF:44KB) | 対応を見る(PDF:44KB) |
課題名 | 研究概要 | 期待される効果 |
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微小粒子状物質の広域的な汚染実態の把握と発生源寄与の解明 | 微小粒子状物質(PM2.5)やその前駆物質について、県内を中心とした解析では、汚染物質の移動状況や発生源地域の推定が困難であることから、県外を含めた広域的な発生状況を把握するとともに、レセプターモデルやシミュレーションモデルを用いた解析により発生源の種類と地域を推定する。 | PM2.5の広域的な移動実態や発生源の種類別、地域別の寄与割合の情報を提示することによって、効果的な発生源対策が期待できる。 |
微小粒子状物質(PM2.5)中の有機炭素成分の指標化の検討 | PM2.5中の有機炭素成分に関して、その数や組成など数多くの情報が依然として不明であることから、発生源対策に資することができる有機炭素成分を指標として選定し、県内における検出状況から指標化の妥当性を検証する。 | 新たな成分分析項目の結果を提供し、他の成分分析項目とともに統計的手法や上記研究のシミュレーションモデルに供することにより、発生源の寄与の推定に一助となる。 |
水源河川におけるモニタリング調査手法の構築 | 平均的スコア値等の既存評価指標を用い、生物群集と水質項目との関係から経年変化を確認するとともに、モニタリングで得られたデータを統計的に解析することにより、河川環境の変化を把握するための新たな生物指標を検討する。 | 河川環境の変化を把握するためのモニタリング調査手法を構築することにより、施策の評価に活用される河川のモニタリング調査を効果的なものとすることができる。 |
相模湖上流地域における炭素繊維を用いたリン浄化に関する検討 | 相模湖上流地域の湖沼・河川等における炭素繊維を用いたリンの直接浄化法について室内実験を実施し、浄化条件の検討を行う。また、実用化に向け、規模を大きくした屋外実験を実施し、直接浄化法の課題抽出を行う。 | 相模湖へのリン流入負荷が低減すると、現在環境基準を超過している全燐対策の一助となるほか、夏季に発生するアオコ対策の一手法になる可能性がある。 |
廃棄物最終処分場の廃止に向けた適正管理とモニタリング手法に関する研究 | 現在埋立処分を実施している県営処分場をひとつのケーススタディとして、温度を初めとしたモニタリングによる安定化状況の診断手法を検討する。既存のデータに加えて、これらのモニタリングデータを合わせて解析することにより、廃止に向けて今後どのような維持管理が適切かを確認する。 | 県営処分場を廃止する際に役立つデータ採取が可能になる。加えて、現在廃止を視野に入れている最終処分場などへも応用することができれば、適正な廃止に向けた判断が可能になる。 |
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