ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 文化財保護 > 各団体からのコメント(相模人形芝居 林座より)

更新日:2023年11月7日

ここから本文です。

各団体からのコメント(相模人形芝居 林座より)

無形民俗文化財 団体 コメント 林座 相模人形芝居

相模人形芝居 林座より

相模人形芝居は江戸時代中期に始まりました。

幕末より明治にかけて、林座中興の祖である「人形師」吉田朝右衛門の指導を受けました。当時、人形芝居は庶民の数少ない娯楽であり「林の人形」「吉田連」と呼ばれ、近在に知られ親しまれていました。師は、生涯を林で過ごし、死後は地区内にある福伝寺に埋葬され、墓碑は座で守り、供養しています。

林座の人形は「三人遣い」で江戸系である「鉄砲差し採法」を特徴としており、これを継承しています。

昭和28年県指定文化財となり、昭和45年国選択に、昭和55年国の重要無形民俗文化財の指定を受けました。これを契機に、以前にも増して座員一堂結束し、伝統芸能の保存・継承に取り組み、今日に至っています。

現在、定期公演、地元神社の祭礼、老人施設の慰問、厚木市教育委員会主催による小・中学校他での普及公演等活発に活動し、相模人形芝居の振興に努めています。又毎週1回の練習を欠かさず、技芸の向上、後継者の養成にも頑張っています。

このページに関するお問い合わせ先

調整グループ
電話 045-210-8351(平日8時30分から17時15分まで)

このページの所管所属は教育局 生涯学習部文化遺産課です。