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初期公開日:2023年5月19日更新日:2023年5月19日

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宅配便の再配達防止に向けた取り組みについて

宅配便の再配達防止に向けた取り組みについての説明です。

インターネット通販の拡大などにより、宅配便の取扱個数は増加の一途をたどっており、それに伴い、配達時の不在等により発生する再配達件数も増加しています。

宅配便の再配達は、トラックドライバーの負担を増大させ、ドライバーの人手不足を招くだけでなく、大気汚染物質や地球温暖化の原因となるCO2の排出量を増加させ、地球環境にも負荷を与えています。

ここでは、宅配便を一回で受け取るための方法を紹介していますので、皆様のご協力をお願いいたします。

宅配便の再配達の発生状況

令和3年度の宅配便取扱個数は約49.5億個に上っており、国土交通省の調査によると、令和4年度10月の宅配便の約12%が再配達になっています。

出典:国土交通省HPより

 

宅配便の再配達率の推移

出典:国土交通省「宅配便再配達実態調査」

宅配便の再配達による影響

宅配便の再配達の影響

 

※1 国土交通省「多様なライフスタイルをささえる持続可能な宅配の実現に向けた手引き」より

※2 環境省「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査結果の概要」より算出

 

今日からできる再配達防止の取り組み

宅配便は一回で受け取ろう!

受取日時を指定する

ご自身が受け取れる日時をあらかじめ指定することで、再配達を防ぐことができます。急な予定変更が生じてしまった場合でも、スマートフォンで宅配業者のアプリを利用することで、配達日時の変更ができる場合もあります。

受取先をコンビニ等に指定する

受取先をコンビニ等に指定することで、自分の都合のいいタイミングで受け取れます。

 

コンビニ、スーパー、駅等に設置された宅配ロッカーを利用する

受取先としてコンビニ、スーパー、駅等に設置された宅配ロッカー等を利用することで、通勤・通学の途中等自分の日々の予定に合わせて受け取れます。

自宅に宅配ボックスを設置する

専用のボックスを自宅の屋外に設置し、そのボックスの中に配達してもらうものです。スマートフォンと連携することで、外出先からでも配送状況を確認できるものも販売されています。

置き配を利用する

玄関先や車庫等、あらかじめ自宅の指定した場所に荷物を置く方法で配達してもらうものです。ただし、配達された荷物が盗難被害にあうリスクが存在しますので、利用にあたっては注意が必要です。盗難に対して通販会社による補償が受けられる場合があります。

 

 

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