ホーム > 神奈川県記者発表資料 > オール神奈川で「次世代型太陽電池」の早期普及を強力に推進!
初期公開日:2025年7月18日更新日:2025年7月18日
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県では、「薄くて、軽くて、曲げられる」という特長を持つペロブスカイト太陽電池等の次世代型太陽電池の早期普及に向けて、多くの県民や事業者に、見て、知っていただく「見える化」を図る実証事業(注記1)を行うこととしており、このたび、県内各地で実施予定の事業5件を採択しました。
また、企業、大学、自治体、金融、団体、県民などが参画する「かながわ脱炭素推進会議」(注記2)の下、新たに「次世代型太陽電池早期普及プロジェクト」を立ち上げますので、お知らせします。
(1) 事業の概要
採択した事業は、次の5件です。
詳細は、別紙(PDF:1,441KB)を御覧ください。
代表申請者 | 実証場所 | |
1 | 神奈川中央交通株式会社 | 路線バス(平塚営業所管内) |
2 | 日産自動車株式会社 | 日産神奈川販売株式会社 R1東戸塚店 |
3 | 株式会社PXP | FUN+TECH LABO、県庁渡り廊下 |
4 | 株式会社ベイサン | 神奈川県総合防災センター等 |
5 | 株式会社マクニカ | 箱根湯本駅、早雲山駅 |
ペロブスカイト太陽電池
(2) 事業開始時期
準備が整い次第、9月下旬頃から順次開始します。
次世代型太陽電池の需要創出・早期普及に向けてオール神奈川で取り組んでいくため、企業、大学、自治体、金融、団体、県民などが参画する「かながわ脱炭素推進会議」の下、新規プロジェクトを立ち上げます。
プロジェクトでは、学識経験者、電池開発メーカー、設置希望の企業、銀行、自治体など関係する約40者が一堂に会し、「1 実証事業」で採択した事業等を活用するとともに、倉庫の屋根等への設置を見据えた具体的なケーススタディも実施するなど、次世代型太陽電池の需要創出に向けた課題等を整理・検討し、次世代型太陽電池の早期普及を推進します。
【第1回プロジェクト会議】
(1) 開催日 令和7年7月30日(水曜日)14時から16時まで
(2) 場 所 神奈川県庁西庁舎703会議室(西庁舎7階)
(注記)一部オンライン参加
(3) 出席者 学識経験者、電池開発メーカー、設置希望の企業等 約40者(予定)
(注記)「1 実証事業」実施事業者も参加
(4) 内 容 次世代型太陽電池の開発状況・課題の共有、ケーススタディの設定等
(注記)第2回会議以降で、「1 実証事業」の視察等を実施予定
(5) 取 材 会議中の取材はできませんが、頭撮りは可能です。前日までに問合せ先に御連絡ください。
注記1 実証事業(次世代型太陽電池普及促進事業費補助金)
次世代型太陽電池を多くの県民、事業者の方に知ってもらえる「見える化」を図る実証の取組等の経費の一部を県が補助するものであり、今年度、創設しました。
URL https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ap4/001/jisedai-hojo.html(別ウィンドウで開きます)
注記2 かながわ脱炭素推進会議
2050年脱炭素社会の実現に向け、企業、大学、自治体、金融、団体、県民など地域の様々な主体との連携・共創の取組を促進することで、地域からの脱炭素の推進を目指すものであり、令和5年度に設置しました。
URL https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ap4/cnt/f160477/suishinkaigi.html(別ウィンドウで開きます)
≪SDGsの推進について≫
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、地球温暖化防止の取組を一層推進するため、クリーンエネルギーである太陽光発電の活用やイノベーションを通じ、脱炭素社会の実現に向けた取組を推進しています。
問合せ先
環境農政局脱炭素戦略本部室
脱炭素企画担当課長 濱田 電話 045-210-4052
連携グループ 平野 電話 045-285-0787
このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。