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更新日:2023年6月1日
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神奈川県におけるコジェネレーションシステムの導入事例をご紹介します。
神奈川県は、平時における電力と熱の効率的な利用とともに、災害時の強靭性(レジリエンス)向上を図るため、ガスコージェネレーション等を導入する経費の一部に対して補助を行っています。この制度を活用した導入事例とその効果を御紹介します。
神奈川県は、平成25、26年度の2年間、中小規模事業者が、コージェネレーションシステムを県内の事業所に設置する事業費の一部を補助しました。制度を活用してコジェネを導入した事業者の声を紹介します。
コジェネを導入する以前に、光熱費が上昇していることが課題となっていました。その中で、コジェネを導入することで、省エネ、省コスト化が進むということを聞き、導入しました。
コジェネで発電をし、廃熱は温水プールの給湯に利用しています。その結果、電力料金もガス料金について、以前よりも安くすることができました。
コジェネを導入することで、電力とガスにかかるコストを下げることや二酸化炭素の排出量を減らすことができる点に魅力を感じ、設置をすることを決めました。
コジェネ導入後は、電力やガスにかかるコストについて削減することができており、給湯で熱を多く使う冬場は特にその効果を実感しています。
※従来方式とは、補助事業方式と同量の電力と給湯を従来方式で利用した場合の一次エネルギー消費量を試算したものです。
※一次エネルギーとは、化石燃料や水力・太陽光など自然から得られるエネルギーのことです。建築物では、エネルギーの多くが一次エネルギーを加工して得られる二次エネルギー(電気、灯油、都市ガス等)の形で使用されていますが、一次エネルギー消費量に換算することで、建築物のエネルギー消費量の合計を計算できるようになります。
コジェネの普及推進、技術開発等を行っている一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コジェネ財団)が紹介している全国の事例です。
全国におけるコジェネ導入事例一覧(コジェネ財団のページにリンクします。)
このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。